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Corkの目指すところ

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【ハンドメイドシンキングペンシル"Cork-コルク-" イエローホワイト】



セルロースセメントコーティングからの塗装、そして最終コートという地味に長い工程を終えたルアーが仕上がってきました。



写真を見てわかる通り、イエローの塗装は流れてしまいました。


原因は缶スプレー塗装での塗料の吹き付け過ぎ。


ちょっとしたことで時間が無く焦っていた時に、無理に塗装をして失敗してしまったのですが、いつまで経ってもそういうところのミスをするのが自身のハンドメイドルアー製作における"アマイ"部分と自覚します…苦笑



塗装クオリティはさておき、現段階では1番安定した完成度となったこの一本なのですが、それでもやはり2年前に作った"2作目Cork"の完成度には達することが出来ません。


Corkが目指しているのは実は"2作目Corkのアクション"なのですが、自分で作ったのになぜ2代目Corkがワイドで滑らかなS字を描いていたのか正直全くわからないのです。笑



残念ながら2代目Corkはロストしてしまい、もう手元にありません。

(自己ベストの81センチを連れてきてくれた思い出深いルアーなのに、その後の何気ないキャストで根掛かりロストさせてしまいました…)



どれだけ作っても狙ったアクションに辿り着かない。



逆に手元に無いことで思い出が美化されていってるだけで、実はそんな大したアクションが出来ていたわけじゃなかったんじゃないのか?なんて、思うこともしばしば。




何が違うのか?


求めてるアクションの原理はひとつじゃないのか?


いっそのことルアーの頭にトサカや、顎にキールを付けてやろうか!?笑



なんて考えたりしましたが、そこは冷静に自分の道を一歩ずつ歩むことにします。




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上から作った順に並べてみました。



本当は1番上にランカーシーバスを連れてきてくれた初代Corkと2代目Corkがいて、その他に2〜3個ロストしたものとプレゼントさせてもらった物があります。



それを含めても、全部で15個くらいしか作ってない。


毎日毎日ハンドメイドルアーの事ばかり考えているので、もっとたくさんのルアーを作っているような錯覚に陥っていましたが、たった15個くらい"しか"作ってない事に改めて認識すると…



"狙ったアクションに辿り着けないのも当たり前"


"何を甘ったれたことを言っているんだ自分は"



とも思うのです。




初代Corkを作った時、"なんだこのS字を描くルアーは"と思って、あまりフィールドに持ち出さずにストックのルアーボックスの奥に仕舞いがちになっていました。


当時の自分は、S字アクションの有効性を知らなかったのです。


すると130ミリの頭にトサカを纏ったとあるルアーが登場し、その釣果や操作感は世間を賑わせました。



そういえばS字を描くルアー作ったなぁ…と、物は試しと思ってCorkをしばらく使い込む事にしたのですが、そこで思いの外スズキが釣れたのです。


Corkにハマる事になったのは、そこから。



だけどS字を描くルアーはもう目の前で人気が爆発してるので、せっかく作るならオリジナルのモノが作りたいと思うのです。



まぁそもそもルアーメーカーが作る至極の一品に、ハンドメイドルアーを始めたばかりの素人が真似しようとたって、簡単に出来るものではないことは理解しています。


なのでオリジナルのモノを作りたいっていうより、オリジナルなモノしかそもそも作れないっていうのが、今の自分の素直な考え方です。


それ程、市販に溢れてるルアーは素晴らしいものが多いと思います。


プラだろうとウッドだろうと世に出ているルアー達は全てに"生みの親"がいる。


その全ての人達に敬意を示すという心は、実際に自分でルアーを作ってみて初めて抱いた気持ちでもあります。




そこを踏まえた上でCorkが漠然と目指したのは、"トサカなしでS字を描くルアーである"という事。


それに後々付随してきた要素として、自分がメインにしているフィールドはシャローエリアなので、シャロー対応の水面下30センチ程度を泳ぐルアーであるという事。


シャロー対応はすぐにどうにかなったのですが、ログでも何度も書いている通りS字の幅やピッチについては、まだまだ納得出来るものに至っておらず思考は迷走しています。




そんな最近、とあるメーカーから発売前の90ミリのルアーの動画が配信されました。


恐る恐る見てみると…(この時点で解説文より、ある程度アクションの予想は出来ていた。笑)



"もうCork作る必要ないじゃん"



という感想が率直に出ました。笑



とりあえずCorkが目指していた事は全て完成されてたので、発売されたら真っ先に買うと思います。



アクションだけで言ったらもうCorkを作る必要ないのですが…



"顎にキール付いてる"



130ミリの蛇が出た時にトサカ無しでS字を描くルアーをCorkは目指そうと思ったのですが、今回の顎のキールを見てさらに強く目指すべき道が確定しました。



"トサカやキール要らずのS字を描くシャロー対応シンキングペンシル"




思考の迷走中といった現状ですが、ロールアクションの一往復のピッチを大きく(広げる)する事と、重心バランスを今より前の位置に持っていけたらフォルムはそのままで"イケる"と思っているんです。


ただ一つ確認しとかないといけないのは、これだけ世に出てるS字アクションと呼ばれるルアー達がこぞって頭や顎に何かしら付けてる現状を受け止めると…




勉強の為に物は試しで、市販の偉大なルアー達にそっくりなCorkの写真と動画をアップする日は近いかもしれませんね。笑





着手して大体2年の月日が流れましたが、後何年掛かるだろうか…


まだまだ迷走を楽しんで、どこまで行き着く事か出来るか楽しんでいきたいと思います。



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