プロフィール

hiratch

鹿児島県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

タグ

アーカイブ

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:33
  • 昨日のアクセス:139
  • 総アクセス数:1027190

QRコード

稚鮎のつもりがバチ?数日で入れ替わったベイトパターン

ここ最近好調をキープしていた、雨降りの稚鮎パターン釣行。
冒頭から稚鮎パターンと言いつつも、実はまだ確信を持って"稚鮎だ!"とは言えず、ヒットパターン等からそう判断している段階。
 
稚鮎の遡上を確認するために出来ることは…フィールドに通い続けることのみ。

確信を求めて向かったフィールドで待ち受けていたのは、"予想外のベイトパターン展開"だったのだけれど。


■ 見覚えある水面の波紋
 
雨予報は、期待とは裏腹に少しの空振りを見せた。
それでも、一度湧いた期待感をなだめる術など僕は知らない。
満潮からの下げ狙いで夕方に家を出発し、目当ての河川中流域へと向かう。
 
5fsyzpou6x56bca9tavh_480_361-08d56f7a.jpg
"これから本番を迎える稚鮎パターンとバチパターンに向けて、クレイジーツイスター80S・フリルドスイマー75F・ナンバーセブン117F/ポジドライブガレージを新調した"
 
下げの流れが効き始めると、明暗の境にモワンと波紋が広がる。
いつも通りのルーティンでルアーをセレクトし探っていくが、魚からの反応はまだない。
時間の経過と共に水面の生命反応は増えるのだが、なかなか魚は口を使ってくれず無の時間がさらに続く。
 
「おかしいなぁ、クレイジーツイスターで出るはずなんだけど」
 
ここ最近の釣れるパターンでひとつもバイトが出ない状況に、開始早々少しだけ面食らう。
 
満潮から1時間以上が経過し、一番おいしい時合いはもう時期終わりを迎えようとしている。
もう何週目かわからない程のルアーチェンジをすべくルアーケースを開いたが、とうとうここで手は止まってしまった。
 
決して頻繁ではないが、ポツポツと続く水面の波紋。
ただしばらく眺めていると、"この波紋どこかで見たことがあるような…"と思い立ち、過去の記憶に自然と重ね合わせる。
 
"もしかして"
 
急いで車に戻り、既にパンパンなルアーケースの隙間に小さなルアー達を詰め込む。
カーム80、カッター90、アルデンテ…etc.

手持ちはまだまだ十分と言えないが、去年の春に選んだバチパターン用ルアー達を追加した。


■ カッター90でバイトが出た意味
 
稚鮎パターンでの僕の普段の立ち位置は、橋の明暗上流側。
ダウン気味にキャストし、ルアーの頭を上流側に向けて流すのが狙い。
 
バチパターンでの僕の普段の立ち位置は、食わせたいエリアに対し下流側。
アップクロスにキャストし、ルアーの頭を下に向けて流すのが狙い。
 
橋の下に入り暗い側から明るい上流にキャストしたら、ラインスラッグだけを取るリトリーブ。
明暗の暗い側に入ってUターンを描き始めたあたりで、待望の初バイトが生まれた。
 
9d76rnew54kb5eg56fsv_480_361-ac20cb8e.jpg
"一年ぶりのカッター90の登場。去年バチパターンで一番釣果を得た、信頼しているルアーだ"

「…もしかして、バチパターンなのか?」
 
カッターを投入して、いとも簡単に出たバイト。
ルアーの流し方・ラインの操作方法等、去年のバチパターンと全く同じことをしてみた結果がこの一匹から返ってくる。
 
目に見えてバチが流れているわけでもないがその水面の波紋は去年見たバチへの水面ボイルにそっくりなことを踏まえると、その"もしかして"がアタリの可能性は高いのではないかと予想する。


■ 数日で入れ替わったベイトパターン
 
稚鮎パターン(おそらく)からたった数日でバチパターン(おそらく。笑)へと入れ替わったフィールド。
全国的に見れば至極当たり前のことなのかもしれないが、実はこの経験は僕にとって初めてのことだった。
 
普段通っているフィールドのメインベイトは、年間通してボラだ。
春になるとマイクロベイトに分類されるハクが群れ、夏から秋には少し成長してイナッコへ、手が凍える厳寒期には15センチ以上に成長したボラに着くスズキを狙う。
だからベイト自体が変わるシチュエーションっていうのは無いに等しい。
 
今通っている河川は、小規模河川が好きな僕からすると、やや規模は大きい。
規模が小さければ河口域・下流域・中流域とある程度ひとまとめに出来るだろうが、ここは大潮でも満潮から2時間後には大部分が干上がってしまうような中流域。
ベイトが入れ替わったりすっかり抜けてしまうことも大いに考えられる。
 
冷静に考えれば、"こうゆう楽しみ方もあるよな"って。
 
当たり前のように○○パターンって思い描いてフィールドの立っていたけれど、フィールドに立ってから「今日は何パターンかな?」って考えるスズキ釣り。
その楽しみを見つけれたことが大収穫だ。

そして今後は、今回見つかった課題に取り組む番。
 
「本当にバチパターンなのか?」
 
釣れたセイゴの口の中に、バチは見えなかった。
確信にはまだ遠いが、カッター90での一匹のセイゴが"そのきっかけ"をくれた釣行となった。


 
【タックル&ウェア】
[ロッド]ZENAQ PLAISIR ANSWER PA89 -Technical Surfer-
[リール]SHIMANO 18 STELLA 3000MHG
[メインライン]SUNLINE CAREER HIGH6 0.8号(12lb.class)
[リーダー]SUNLINE STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 16lb.
[キャップ]1989Luresフラットキャップ(OTTO)
[バッグ]SHIMANO XEFO・タフウエストバック
[ライフジャケット]DAIWA 膨張式ライフジャケット(腰巻きタイプ)
■Twitter -ツイッター-
http://twitter.com/hira__tch
■Facebook -フェイスブック-
https://www.facebook.com/1989Lures
■Instagram -インスタグラム-
https://www.instagram.com/hiratch_1989lures/
■YouTube -ユーチューブ-
https://www.youtube.com/channel/UCERTEAjW_JbjiLua3d6nCVg
 
 
 

コメントを見る