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私なりのフックのメンテナンスと交換時期

 おうちで出来ることは今のうちに全て済ましておこう!ってことで、今回はルアーのフックメンテナンス(状況チェック&交換)をやりました。
 
「トレブルのひとつでもフックポイント(針先)が鈍ったら交換するよ」って人もいれば、「錆びようが鈍ろうが勿体無いから折れるまで使うぜ」って人まで、ブログやSNSとかを見る限りでも様々な方がいらっしゃいますよね。
 
そんな私は、錆びが目立ってくるようになったら勿体ない気持ちもありつつも、結局メンタル的に気持ち悪くて交換するタイプ(笑)
 
ただ錆びが目立った取替時期でも私のフックの場合の多くは、フックポイントだけは"常にギンギン"です(笑)
 
私なりの拘りも含んだフックメンテナンスを、ご紹介したいと思います。
 
 

■ 普段からやってるフック研ぎメンテナンス
 見出しにある通りですが、釣行の度にルアーのフックポイントをペーパーヤスリで研いでます。
 
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"左から、250番・400番・600番・1200番のペーパーヤスリ"
 
ハンドメイドルアー製作をする傍らペーパーヤスリは常にストックしているんですが、おおまかに上記の番手を私は使用しています。
 
各番手の使い分け…の前になぜフックを研いでいるのか?という点ですが、"少し触れただけで吸い付くような初期の刺さりを最も重視"しているためです。
 
深く刺さる形状〜とか、刺さってからのホールドが〜とか色々あると思いますが、まずは0.1ミリでも刺さってくれないと何も始まらないと思うのです。
 
フックポイントがギンギンであるデメリットなんて、ひとつもないと考えています。
 
 
 話戻ってペーパーヤスリの番手の使い分けですが、もちろんフックポイントの劣化状態によって選択します。
 
フックポイントの状態の見極め方ですが、斜め(大体45°くらい)に角度をつけた親指の爪にフックを乗せた時の引っ掛かり具合によって判断します。
 
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"注意すべき点は、刺そうとする方向に力を入れないこと・爪を滑って落ちたルアーでケガをしないこと"
 
この時、ギンギンと呼んでいる一番良い状態のフックポイントならば、スッと爪に引っ掛かりルアーから手を離しても落ちなくなります。
 
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これが私の中での100パーセントのフックポイント状況であり、その日使うルアーは基本的にこの状態に仕上げてます。
 
つまり、爪への引っ掛かり具合でどのくらい鈍っているかを判断しているのですが、各ペーパー毎の使い分けは下記の通り。
 
・目視で鈍っているのがわかる → 250番から
・見た目大丈夫だけど爪に引っ掛からない → 400番から
・爪に軽く引っ掛かりはするけど傷をつけながら滑る → 600番から
 
それぞれ「〜番から」と言っているように、目の荒い方から順に効率的に研いでいきます。
 
1200番は、私の場合最終仕上げという意味合いで使用してます。600番で終わりでも実用充分なのですが、要は気持ちの問題です(笑)
 
気をつけるのはフックポイントを研ぐ方向ですが、根本から針先(またはその逆)へ向けてではなく、横方向へ左右にペーパーを動かして研いでます。
 
どんな感じかよくわからないって方は、私も参考にさせて頂いたこの動画を見るとわかりやすいかと思います。
 

 
簡単だし、時間もそんなに掛かりません。
 
「バイトあったのに乗らなかった〜」って悔しがりながら回収したルアーのフックが鈍っていたら後悔するはずです。
 
常にギンギンにしておけば、フックアップしなかった〜となっても「フックはギンギンだったんだからしょうがない」と割り切れます。
 
"今の自分に不足などひとつもない"っていう状況で釣りをする方が、気持ちも強く持てるし圧倒的に良い結果が生まれると思っています。
 
以上が、私が普段からおこなっているフックメンテナンスになります。
 
 

■ 私の場合、錆びるのはフックアイから
 日頃からメンテナンスしるのにじゃあどこが錆びるのか?というところなんですが、私の場合総じてフックのアイが錆びてきます。
 
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"今回モデルとなってもらうのが、ポジドライブガレージのスウィングウォブラー145Sとスパンクウォーカー133F"
 
フックをアップで撮ると、アイの錆び具合がよくわかると思います。
 
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正直に言いますがこれ、品質上の問題じゃなく"私の横着とミスによる錆び"なんですよね。
 
考えられる原因として
 
①釣行後の潮抜きが不十分
②潮抜き後の水分の拭き上げが不十分
③長期使用による表面劣化
 
の三つが自分なりの結論なのですが、ある程度の頻度で研ぐフックポイントは錆びていないし、ウエスでの拭き上げがやり易いゲーブ周辺なんかも錆びはありませんよね。
ちゃんと洗えて水分を拭き取れているってことだと思っています。
 
 フックを研ぐようになってから、フック交換のサイクルは飛躍的に伸びました。
 
特に魚が全然相手してくれない期間が続くとフックはルアーボディにフックサークルをつけるだけなんで、こまめにフックポイントを研いでおけば、いつ交換したフックなのか記憶に留まらないほど使用出来たりします(笑)
 
ただ、フックアイは常にスプリットリングと擦れ続けています。
コーティングされたフックなどでも、やはり長い期間擦れ続くことにより表面は劣化し、錆びが発生しやすい状況を作り出します。
 
錆びが育ちやすい状態が出来上がった後、上記の①と②の要因が重なり、ボックス内での長期保管もプラスされることで、このようにアイだけが錆びるものと考えます。
 
 錆びてしまったフック、とても見栄えが悪いですよね。フックも決して安い品ではないと思っているので、出来ることなら私も長く使用を続けたいです。
 
フックポイントを定期的に研ぎ、徐々に黒くなりながらも成長するフック…ちょっとの気の緩みや見落としといったミスで、致命的な錆びというダメージを与えてしまったことを悔やみつつ、いつかやってくる勝負の時に向けて万全の状態を整える為に交換するのです。
(フックポイントはギンギンなだけに、本当は捨てるのが少し惜しいのです。笑)
 
 

■ フック交換とフックカバーを装着してのBOX保管
 私は現在、fimo&がまかつのトレブルフックを使用しています。
 
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がまかつのフックポイントの鋭さと錆びにくさが気に入り、シーバスフィッシングにおいては6年くらいずっと使用していたのですが、ここ一年程前からfimoフックも使用するようになりました。
 
どちらともパッケージから取り出した初期性能の高さと安定性、使用後の潮抜きをしっかり行うことによる錆びにくさが気に入っている点です。
 
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"左が新品のfimoフック・右がフックアイが錆びた…fimoフックだっけ?笑"
 
写真を見ていてふと思いましたが、確かフックの錆びを洗剤か薬品に漬けてキレイさっぱり落としてから再利用している方が居たような…
 
こうして見れば見るほどに、この錆びさえちょろっと落としてしまえば全然使えるじゃんって思い始めたので、今度調べてみようと思います。
 
 フックを交換したルアーはケースに入れて保管するのですが、ここでも私なりの拘りがひとつ。
 
"全てのルアーにフックカバーを装着し保管する"
 
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"スパンクウォーカーのフックに付いてるのはカルティバ製のフックカバー"
 
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"グランソルジャー190Fに付いてるのはMEIHOのフックカバー"
 
フック研ぎメンテナンスをやるようになってから、フックポイントの鋭さを維持するにはどうすれば良いか?と考えるようになり、フックカバーでフックポイントのみならずフック全体を保護する方法に行き着きました。
 
輪ゴムでフックをまとめたり、ルアーケースを細かく仕切って一個ずつルアーを入れたりと様々な方法があるかと思いますが、どれも物理的にケースや他のルアーに当たってしまうんですよね。
 
フックポイントが鈍る原因を徹底的に排除していった結果、フックカバーが最適と思ったのです。
 
取り付ける煩わしさみたいなのがあるかなぁと当初は懸念したのですが、人は慣れるものですね。
 
昔は輪ゴムを使用していましたが、今となってはフックカバーの方が楽だと感じますし、フックポイントの為と思えばこれ如きの手間はなんてことはありませんね(笑)
 
フィールドに持ち込む際も、フックカバー付けたままルアーケースに入れて実釣をおこなっています。
 
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BOXに保管する時なんかもフックカバーをつけておけば、ルアー同士がフックで傷つくこともないし絡まないからオススメです!
 
 
 
 以上が、私が普段からおこなっているフックメンテナンスとなります。
 
・釣行後はすぐに潮抜きし、ほったらかしにせずすぐ水分を拭き取る
・フックポイントが鈍ってきたらペーパーヤスリで研ぐ
 
この2点を意識するだけで、フック交換のサイクルが飛躍的に伸び、結果的に消耗品代の節約にも繋がりました。
 
もしかしたら「フックアイが錆びただけで交換とか贅沢だなぁ」って思った方も居るかもしれませんが、写真のフックももう随分と長く使用し、どのくらい前に使用開始したかもわからないくらいです(笑)
 
文中にもちょっと書きましたが、さらなるフックメンテナンスの高みを目指して!(笑)、今度は錆びたフックを蘇らせる方法を調べて実践してみようと思います。
 
 
 
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