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シャリシャリ音の原因は?その2 禁断のマグシールドの向こう側編【DAIWA 14CALDIA 3012H 】

その1はこちら↓

シャリシャリ音の原因は?その1 ラインローラー編【DAIWA 14CALDIA 3012H】



14カルディア3012Hのシャリシャリという異音の原因を探るべく書き出した当ログですが、その1をアップ後にアクセス数がグングン伸びていき6500程のアクセスを頂きました。


需要があってそうなったのか一時的なバグなのかは定かではありませんが、普段から大した釣果もない僕のブログを賑わせて頂きありがとうございました。笑


とは言え、文中において「うるせぇぇぇえええ!」や「クソがぁっ!」などと、少々汚い言葉を使っていることをお詫び申し上げます。



…まぁ、そう言うだけで本心は全然反省する気なんてナイーヤですがw




さて、本題。


前回のラインローラーのグリスアップでは異音の解消までに至らなかったので、中身をバラしてみることにしました。


普段からベイトリールのジリオンは全バラにて2〜3ヶ月に一回は全バラの自主オーバーホールをおこなっているので、別段バラすことそのものに抵抗はないのですが、14カルディアに関しては避けてきました。



言うまでもなく「マグシールド搭載機だから」なのですが、今回の件でネットで少し調べてみるとまぁバラしてる人けっこういますね。笑


もちろん、メーカーサイドは「分解禁止」と謳っているので、それを分解しようとするのだからその後のメーカー保証などもちろん受けれません。


最初に言っておきますが、当ログを見たからといって"絶対に真似しないでください"。


ここまで言ってもバラしたいのなら「自分のケツは自分で拭けて、ダメと言われると尚更やりたくなる悪い大人だけw」自己責任で勝手にバラせばいいと思います。




前途した通りリールをバラすこと自体は初めてではないので一通り工具もそろっていたんですが、14カルディアを分解していくにあたり足りない工具が判明。


ローターやボディ部に使われているビスは、星型のビス穴のトルクスネジ。

さすがに普段使いでも持ってないので、ホームセンターで購入。



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【trad:精密ビットセット】


せっかくなのでほかにも色々なビットが入ってるセットモノを購入。



道具さえ揃えば、あとはネットで検索したパーツリストを横目で見ながら、テキトーにどんどんバラしていきます。



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スプール外してローター外すと、すぐに見えてきたのがここから先は分解禁止の禁断のマグシールド。




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【ダイワ 14カルディア3012Hのマグシールド部】



自分の理解力が正しければ、オイルが膜を作って海水などの侵入を防ぐ効果を持つのがマグシールド。

でも真っ直ぐ上から覗いてみると、オイルの膜は形成されておらず向こう側が見えます。


マグシールドもうヘタってんじゃん!って思ったけど、4年もノーメンテのくせに言える文句なんてひとつもございません。笑



ということで、躊躇なく禁断のマグシールドの向こう側へと突き進む。



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【だいぶ粘度の高いマグオイル】



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【マグシールドボディ本体内側の青サビ】



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【ボディ本体内部のギア】



ザッと分解して思ったのはマグシールドボディのサビは気になったものの、ボディ内部のギアも綺麗だしピニオンギアのグリスなども恐らく新品から流れ落ちてもいない。



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【ピニオンギアのグリスも綺麗】



内部大丈夫じゃん!って思ったのも束の間、奥から出てきた一つのベアリングに引っ掛かることに。



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【ピニオンベアリング】



このピニオンベアリング、手で持って回して見たところ、ゴリ感が半端じゃない。

明らかに劣化している感じ。


でもなぜ?

いちお、マグシールドが効いていると仮定すればこのピニオンベアリングに外部からの異物や水分などの干渉はないはずじゃ?


考えられるのはやはりマグシールドが劣化してそこから侵されたか、ボディ本体側からなんらかの形で侵されたかの二択と思いますが、パーツクリーナーで吹いてみたところ目立った錆が流れたわけではないので、物理的にボールに傷が入ってしまったのかもしれません。



それにしてもなかなかのゴロツキ感なので、コイツがどうも怪しいという気持ちが強くなってきます。


というか他のパーツ綺麗なので、こいつが犯人とすることに決めました。笑


ただ、替えのベアリングは持っていないので今回もまた見なかったことにして、グリスアップを行い再度組み付けまでおこないました。



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最後マグシールド部分を組み付けする際に完全にマグオイルを除去してしまうかどうか悩んだのですが、結論として拭き取らないでそのまま付けることにしました。



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本来このパーツ同士の隙間をマグオイルが磁力によって膜を作り埋め尽くすと思うのですが、やはりマグオイルが枯れてきてるのかもしれませんね。


周りにマグオイルも飛び散っている後がありましたし、4年もノーメンテなので仕方ないのかもしれません。



ただ一つ気になるのは「このパーツ同士の間にマグオイルが膜を作らなくなった場合、パーツ同士が擦れて異音が発生してもおかしくないのではないか?」ということ。


スプールなど付いていないこの状態でハンドルを回してみたのですが、バラす前と同様にやはり少し擦れているような異音が聞こえます。


それにけっこう強い磁力があって、ちょっとした金属カスみたいなのが出ればしっかり吸着してしまいそうなほど。


ピニオンベアリングももちろん怪しいのですが、このマグオイル切れとなったマグシールドも怪しい気がするのです。




まぁ素人の推測なので合ってるかどうかはわかりませんが、マグシールドってどんな感じになってるの?って長年思ってた疑問が解けたので、もうメーカーに出せないリールになってしまったことの引き換えにはなりましたが、良い勉強にはなったと思います。




この後、ナイトシーバスゲームへと繰り出し、いざ実釣で使用してみたのですがその結果はというと…



シュッ!(キャスト)


ポチャン(ルアー着水)


頼むよマジで…!(心の声)


クルクル…




シャリシャリ…


うそぉん(心の泣き声)



シャリシャリシャリシャリ…



シャリシャリシャリシャリシャリシャリ…




シャリシャリシャリシャリシャリ!




まじでうるせぇぇぇえええ!

てめぇこのやろぉぉぉぉおおお!



クソガァっ!



もう捨ててヤルーヤ!




と言いつつも、やはり本心ではどこか愛おしく感じているところもあり…


まだまだ、愛を持って14カルディア3012Hと向き合っていこうと誓ったのでありました。



つづくw





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