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ウェイイン二匹目の一発を求めて

凄腕釣行6日目


一週間前から体調不良に見舞われた。花粉症持ちのなのだが先々週辺りから症状がひどくなり、市販薬がもはや効いていない程体調は悪化。これはヤバいな・・・薬を強いものに変えなきゃと思っていた矢先、右の鼻辺りから違和感を感じたかと思えば、半日で症状は進行悪化し右の顔面全体が激痛に襲われ頭もカチ割れそうに。

祝日だったがその日は夜勤も控えていた為休日診療している耳鼻科へ急いで走り診てもらうも、蓄のう症とか副鼻腔炎かと思ったのだが予想外の原因不明。

痛み止めを飲むも頭はカチ割れそうで・・・そんな中、なんとか一週間の夜勤と日勤を乗り越えた(一日だけ完全ノックダウンで夜は休ませてもたったけど)。

そんな夜勤明けの土曜日は子守から。家の中でも全力で遊びまわる子供たち。正直、元気良すぎ。笑
外は雨だけど気晴らしにドライブでもと思い、車を走らせるとすぐに昼寝し始める始末・・・

まぁでも子供たちだけの為のドライブでなくて、実は下見も兼ねてちゃっかり狙いを絞っている河川へと向かっていたのだ。笑

上げ3分程のタイミングで河川に到着してみると、やはりゴミがちょこちょこ逆流していた。これじゃナイトゲームはゴミだらけで釣りにならないだろうなと、安易に想像できる。それだけでも十分な収穫だ。今夜は、慣れ親しんだ小さな川に行こう、そう決めたのだった。


時刻は、日付が変わって深夜1時半。上げ2分程だから河川の逆流が始まるかと思っていたけれど、まだまだ下げの流れがのんびり継続していて、水位も低い。日中あれだけゴミが大量にあった河川と比較して、まったく雨の影響はないといっても良いくらいで水質もクリアだ。この辺りは想定内。この小さな河川の特徴だ。

だけど一つだけ雨の影響を受ける点があって、雨後はボラの数が少なくなるということ。晴れの日はまさにボラパラダイスだが、雨で水温が低下するからなのか極端にボラの数が少なくなる。だけど完全にいなくなるわけではなく、ボラは少数の群れを形成して時折水面に波紋が広がっている。

ざっと見渡してわかる範囲でボラの群れは2~3つ。狙いが絞りやすいため、こちらとしては好都合だ。あとは、その群れにシーバスが突っ込むタイミングを待つのみだ。

橋の明暗では50くらいのシーバスが一匹マイクロベイトを追っかけまわしていた。ルアーを通すも無反応。この川、いつもこんなシーバスが一匹はいる気がする。こいつに口を使わすことは早々に諦めた。

釣り開始から約1時間を経過したところでタイドグラフを再度確認する。おかしいな・・・もう上げの潮がガンガン押してきて逆流が始まっても良い頃合いだと思うのだが・・・
今まで通りであるならばここらあたりで一匹出るくらいの流れの変化があっても良い頃だった。

予想した時間になってもトロトロと下げの流れしか形成しない川を見てると、この一週間の疲れがじわじわと押し寄せてきた。・・・少し、休もう。川の変化だけは見逃さないようにして、その場にしゃがみ腰を休める。今夜は少し冷える。月もない。静かな水面に少し波紋が広がると、ワンキャストする。反応がなければまたしゃがむ。そのタイミングの間隔は、5~10分程。そんなことを繰り返してその時を待つ。

30分くらいそんなことを続けていた頃だろうか・・・とある沈み根がある付近でボラが騒いだ。

腰を上げてその沈み根の少し上流へCorkをキャストした。ゆるやかにリーリングを開始し、ダウンに向けてS字を描きながら沈み根の真上を通過するイメージでルアーを操作する。

トンッ、とロッドに衝撃が伝わる。

ん?ボラか?それとも根か?

そう思った次の瞬間

トトトトッ、とすごく小刻みな衝撃がロッドに伝わる。

ボラのスレか?と思いながらもロッドを寝かしてアワセを入れる。

バシャバシャバシャ!

水面が騒がしい。

フッキングをしっかり決めることを重視して締めこんだドラグはもちろん出ることなどなく、根の周辺からはとりあえず引き剥がす。

その後は、ドラグを緩めて寄せにかかる。スレだとしてもその魚がなんなのか知りたいので、身切れを心配して優しく寄せる。

手前のシャローエリアに差し掛かるあたりで、勢いよく走りだす。大きなボラなのか?と少し疑問に思ったあたりで、今度はバシャバシャと水飛沫が広がる。

・・・シーバスか?姿は水飛沫に紛れて確認できない。とりあえず緩めたドラグが今度は止まらない。緩めすぎたか?少しだけ締め直した。

最終局面になるとまた走りだそうとするそいつを、今度はちょっと無理やり止める。

するとまたしても水面を割って抵抗を見せる。その様は、完全なエラ洗いだった。

ボラかと思ってたのがシーバスとわかり、こいつを獲れれば凄腕二匹目ウェイインだと思うと少し緊張した。

川辺にずり上げようとするも予想外に少しだけ重い。最後はリーダーを掴んで岸にずり上げた。


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ウェイイン二匹目は、70センチ。

アフターの個体が釣れたことないなぁ~なんてこないだ思っていたら、なんとなくアフターのような個体が釣れた。ただ魚を食えてないだけ?少し細めなシーバスだった。だけどフィッシュグリップで掴んでも元気いっぱい。とてもアフターとは思えない感じだったけど、貴重な一匹には変わりなく、サイズも素直にうれしかった。

計測を終えると川に立ちこみ、蘇生を行う。その時、川の流れがピタリと止まっていることに気付いた。部分的には少し逆流が始まっている。

川が変化するタイミング。そこが時合。きっとこの一匹は、川が逆流を始めようと変化し始めるその瞬間に口を使ってきた一匹。

今日はなかなか思うように川が変化しなくてキャストもせずに疲労の為休憩しながらその時を待つ釣りだったけれど、終わってみればやっぱり変化するその一瞬のタイミングで魚は口を使うんだなぁと再確認。

その後も少し粘るも自分の苦手とする水位になったその川は、ボラの波紋もすっかりなくなり静かになった。きっとこの状況でも何か手はあるんだろうけど、今の自分にはその一手がわからない。3時間ほど経ったころに濡れたグローブに冷えた手も限界になってきたので車に戻った。

リミットメイクまであと一匹!

だけどまた来週から夜勤なのよ。泣

果たしてリミットメイク出来るのだろうか・・・

プレッシャーを楽しみ、凄腕を楽しもうと思います。



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