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友を僕のホーム河川に迎えて

僕は、今までほとんどの釣行を単独でおこなってきました。


そんな僕の転機となったのは今年の4月のエイプリルフールに起きたある人物との出会い。


それから時々彼のフィールドへに同行させてもらいながら色々と学ばせてもらってきましたが、今度は僕がホームにしている河川にて"僕の釣り"に彼が同行してくれることになりました。



"誰かを迎えて自分のホームで釣りをする"



僕にとって、初めての経験です。


いつもは釣れたらラッキーくらいの考えの僕ですが、友人に1匹出ると良いなぁという思いが自然と混じりながらの釣行となったのです。




■豪雨、雷雨、焼肉


外は凄い雨と雷、そして目の前には煙立ち上るネギ塩タンとカルビ。


…そう、この日は会社の焼肉からのスタート。笑


アルコールもそれなりに好きな僕は、みんなが美味そうに飲み干すビールジョッキを見て気を保つのがやっと。笑


でも、この後に待っている友人との釣行をイメージしながら肉をたらふく堪能し、体力は万全の状態で釣りに挑むことが出来ました。



だがしかし、21時半に友人と合流した時点で、車のワイパーも追いつかない程の激しい雷雨…


雨雲レーダーを見ると、狙いの潮位を迎える深夜2時ごろは雨も止む予報なので、それを信じてフィールドへ向かうだけでした。




■干潮水位でもベイトの集う河川


狙いの潮位までの4時間程は、狙いの河川があるエリアを車で走り回り状況チェック。


いつもやってる潮位以外の川の姿を見ておくことの重要性は、もう痛いほど理解しているつもり。


案の定、満潮水位でいつも結果を出している河川は雰囲気なく静かなままで、ここはある意味予想通りの展開。


ひとつだけ予想外だったのが、この日1番の狙いを定めていた"いつものちっちゃな川"である僕のホーム河川。



"3年通い続け人生初のランカーシーバスをキャッチした小さな川"



大雨の影響による増水と濁り、そして干潮間際の時間帯にも関わらず流速を増した河川にはベイトがしっかりと残っていました。


ホーム河川といえど、秋のシーズンに浸かったことがなかったのでこの時期どういう状況なのか予測は出来ていませんでした。


ただ、干潮水位でもベイトが河川に残っているのは良い条件だと判断します。


なぜなら、僕がメインで浸かる真冬〜春先まではこのパターンであれば、必ず上げ潮に乗ってスズキが捕食をしに川を登ってくるからです。



とはいえ、いくら増水していても根が点在しているこの河川でルアーを投げると、たちまち根掛かりしてしまうのは目に見えているので、狙いの上げの潮位になるまで待ちました。




■狙いはひとつ、上げ潮と共にシャローで捕食するスズキ


今日やる釣りは、ひとつに絞りました。


"上げ潮と共にシャローで捕食するスズキを迎え撃つ釣り"


いつも通りの自分の釣りをするだけです。



上げが効き、河川内の水の逆流が始まるのが1発目の時合い…なのですが、時合い待ちを上流側散策に費やしていたら、まさかの時合いを逃すという失態。笑


それでも川は何度か呼吸するので、上げと下げの切り替わりのタイミングを逃さず、シャローに差してくるスズキにプレッシャーを与えぬよう水の中に浸かり過ぎないことを友人に伝え、いざ本番。



はじめに外灯が作り出す橋脚明暗エリアを友人に勧めますが、なかなか勝手がわからないとの事で、僕が打つことに。


確かに、上げのタイミングのシャローで迎え撃つという釣りを、初めて訪れた場所でしかも夜にやるとなるとそう思うのも無理もないよなぁと思いつつ、ここからしばらく自分の釣りに集中しました。



上流からの緩やかな流れ。


セットしたのは、ハンドメイドシンキングペンシルのCork。


橋の下に立ち位置を構え、下流側の明るい側にダウンクロスにキャスト。


下流から上流へと遡るトレースコースは間違いなく"巻きの釣り"なんだけど、僅かに流れに負けるリトリーブスピードに保つのは、"S字を描くルアーの軌道を下流側にだけ大きくスライドさせ、スキのあるベイトを演出する為"。


そして、ついさっきまで干上がっていて今はシャローと化したエリアにCorkが差し掛かった時、



ドンッ!



という衝撃と共に、水面が盛り上がり、水飛沫が舞うのです。



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幾度となく獲ってきたパターン。


自信を持って言える、僕の釣り。



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凄腕ウェイインの1匹目のスズキとなりました。



その後、過去に体験したことのない程のベイト量で河川が埋め尽くされ、まるで手の打ちようがないカオスボイルへと発展。


2匹目キャッチとはならず、あと数時間で夜明けという時刻になり、お互い疲労も見え始めたところで解散しました。



単独でおこなう釣り、誰かにガイドしてもらっておこなう釣り、ガイドする側の釣り、共に新規開拓していく釣り、色んな楽しい釣りがあると思います。


今回はその中で言ったら上記のどれにも当てはまらないような…


"自分のホームで自分の釣りを、いつも通り真剣にした釣り"


になったような気がします。


そう、その時は友人を忘れるくらい真剣に。笑



でも、これまで何度か同行させてもらって彼の釣りをする姿に、「真剣に自分の釣りをやり通すアングラーの格好良さ」みたいなものを、そばにいてすぐに垣間見ることが出来たのも事実。


うまく言葉に表せませんが、彼のことを尊敬しているからこそ包み隠さず見せたかった自分の釣り、みたいなものがありました。


そう思うと、自分の釣りをブレずにやり通せたことは良かったなと思ったりしています。





【TACKLE DATA】

Golden Mean/OUTRANGE ORS-90ML

DAIWA/18CALDIA LT4000-CXH

SUNLINE/CAREER HIGH6 1号(16lb.class)

SUNLINE/STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 20lb.

1989Lures/Cork …etc.


【WEAR & TOOL DATA】

Pazdesign/フラットバイザーIII

Shimano/XEFO ショートゲームベスト VF-274L

REALMETHOD/チェストハイウェーダー フェルトラバーソール

STUDIO OCEAN MARK/OG2100Newbie M/Go

Nikon/COOLPIX A900


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