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屋久島出張旅 "残り雪のヤクスギランド"

■出張旅


今の職場に就職し、2月で3年が経ちました。


法令で1年のうち2回点検をしないといけない建物の設備の点検作業員としてこの業界に従事しているのですが、点検先のエリアとしては、時に宮崎県にも出向くこともありますが基本的には鹿児島県内です。



"県内"だと聞こえは身近に感じるものなのですが…鹿児島は実に多くの離島から成り立っている県です。


例えば北は熊本県天草半島の牛深近くにある鹿児島県内で唯一メバルが狙えるエリア"長島"があり、南は水平線の先に沖縄の島影を見る事の出来る"与論島"があります。


その海まで含んだ縦の距離は実に590キロ近くにも及びます。



エリアが"鹿児島県"なので点検先がある島には数日間の工程を組み、民宿などを利用し船や飛行機で移動します。


この3年間で訪れた島々を南から順番にざっと挙げてみると、与論島(2回)、沖永良部島(4回)、徳之島(2回)、奄美大島(3回)、種子島(1回)、屋久島(2回)、口永良部島(1回)、黒島(1回)、硫黄島(1回)、甑島(3回)…こんな感じです。


3年間でこんなに離島に行くことなんて、旅好きでなければないでしょう。笑



9時から17時半まで働けば後は自由な時間を過ごせますし、船の出港までの時間や予備日なんてものまで含めば、仕事とはいえちょっとした島の観光が出来たりもします。



自分にとって島への出張はいわば"ちょっとした旅"なのです。


この3年間で訪れた島々の事や感じた事を"出張旅"と称して、時間がある時に振り返ってログに書き綴っていこうと思います。



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【海上のフェリー屋久島2から見る桜島】




■千尋の滝(せんぴろ)


屋久島に来るのは2度目。


去年11月に口永良部島での仕事がメインの際に、急遽入った仕事で島に3〜4時間滞在したのが1度目。


その時は帰りのトッピーの時間に間に合うかどうかというかなり切羽詰まっていた状況だったので観光は一切出来ませんでしたが、今回は1/25〜27の二泊三日で屋久島に滞在し、うまくいけば最終日の午後に出るフェリーまでの待ち時間は空きます。


そこで少し観光をしようということになったのですが、2日目の仕事終わりの夕方にもう半ば強引に観光しようということに。


クネクネ山道というより、グングン曲がりくねった斜面を登って行って辿り着いたのが、安房から少し行ったところにある千尋の滝(ちひろでなく、せんぴろと読みます)でした。



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展望台から少し滝が遠いので迫力までは伝わってこないのですが、それよりも急斜面を形成している大きな一枚岩は初めて見る景観。


屋久島はとにかく山々の斜面も急で少し山の方へ車を走らせると、海沿いを走っていたと思っていたのにあっという間に海が眼下に広がります。


こんなに小さな島なのに九州地方で1番標高の高い宮之浦岳(1936m)がある屋久島は、種子島やフェリーから見ると、まるで空に島がそびえ立つような景観で神々しく、道中は猿の姿も目撃し改めて世界遺産の島だということを認識させてくれました。



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夜は民宿で一人でほぼ呑んだくれます。

(3名での出張ですが他の2人はあまり飲まない。笑)


驚いたのが自分の部屋だけエアコンに"暖房がなかった事"


この二泊三日は屋久島でも朝晩は4℃程度だったので暖房無しはさすがに寒かったです。笑




■ヤクスギランド


最終日の午前中は当初の予定通りさっそく観光に繰り出します。


どうしても自分達を連れて行きたいという社長に従い(笑)ヤクスギランドに行く事になりましたが、ヤクスギランドって遊園地かなんかなのか?って思ってました。


ですが、ヤクスギランドっていう名前から受ける印象と、実際行ってみての印象がここまで違う観光地もあるのかと、ある意味勉強になりました。笑



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紹介したヤクスギランドは世界遺産登録地域ではないのでまだまだ歴史に残る杉ではないようですが、写真では伝わりにくいと思いますが実際に間近で触れてその生命力に対峙すると、なんとも言えない凄さが伝わってきます。



人間って長生きしてせいぜい寿命100年。


屋久島に生息し1番有名な縄文杉が諸説あるにせよ樹齢約4000年。




"命を授かり言葉を覚え、時に誰かを傷付けそして愛し終えゆく人間の一生を、遥か高い九州の最高峰から一歩も動かずその刹那を見守る杉の、なんと静かで大きな生き様か"




またひとつ、ちっぽけな人の人生に小さくない財産を手に入れる事が出来ました。


屋久島にプライベートで来る時は、その想像した縄文杉に逢いに行けたらと思います。



ヤクスギランドは30分コース、50分コース、80分コース、150分コースとそれぞれ歩行距離の違うコースに分かれ、もちろん歩けば歩く分たくさんの自然を感じる事が出来ます。


今回時間の都合で30分コースでしたが、写真を撮りながら進めばそれでも30分じゃ回れないほどの自然が待っていてくれました。


ヤクスギランドに来る機会が再びあれば、150分コースをまわって、車で行ける紀元杉も見てみたいと思います。




■屋久島産本格焼酎「愛子」


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屋久島と言えば焼酎の「三岳」が最も有名だと思いますが、今回試しに飲んでみたいと思っていたのが「愛子」でした。


愛子の販売元である寺田商店mマートに行ってみたのですが、なんと半年待ち!


それは無理だなぁと思っていたら、宮之浦港フェリーターミナル(トッピーのりば)に普通に置いてました。笑


まぁ焼酎でよくある話、本土でも酒屋を探せば各地の焼酎が置いてあったりするのですが、やはり現地で買って持ち帰る事でちょっとしたプレミアム感を付けたくなるもの。



実家の父への土産として持ち帰り、出張が終わってからも楽しい時間を過ごす事が出来ました。




今の職場は昼も夜も働かなければならない事も多々ありますが、職種自体にやり甲斐を感じているから続いているのだとつくづく思います。


そしてたくさんの離島に行く機会も同時に貰えている。


釣り人の夢であるトカラ列島の島々も、もちろん仕事で行きます。


今を楽しみ、仕事を楽しみ、そして人生の主軸と思っている趣味を楽しもうと思える良い"出張旅"となりました。




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【うっすら雪が積もる愛子岳】



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