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古賀 亮介‐snif

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  • ジャンル:日記/一般
  • (道具)
今週までは労働ウィークとして、
仕事の合間には、珈琲研究、サンプルテストと、道具の整理。

昨日は普段使用してるJHケースの中身を、
来週からの釣行日程に合わせて、掃除を兼ねて整理しなおしてみた。

ケースの中のJH各種1本ずつ取り出してみて並べたところ。

対中層のケースの中身は最近だとこんな感じになっている。
主にアジ、メバルで出番の多い2g未満のライトウエイトは、ほぼこのケース一つ。

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ライトゲーム用のジグヘッド。
各社からたくさんいろんなものが出ていて、選択肢が多すぎる。
アレも試してコレも試して、そのうちに分かんないまま次の新しいものが出てきて・・・
そんなサイクルに陥ってる人に釣り場で時々出会う。
ジグヘッドに限らず、ロッドもラインもそんな話をよく聴く。
『〇〇の△△使ってみました?あれ、どうでした?僕的には・・・』
結局何を選べばいいのかわからない。と。


『そのうちログにしてみます』と、
いつだか話したことを思い出したので、
今日はリアルなところを書いてしまおうと思います。

僕の場合の最善は何かってのを探し続けて、
普段から新しいものを見つけるたびに、全て試すように取捨選択を続けた結果、
その中で僕のケースで生き残っているのが、これらになる。


左端から、
もっつぁんお手製JH
34ストリームヘッド
tictブルヘッド
土肥富レンジクロスヘッド
JAZZ尺D1g
JAZZ電撃鯵Dの改
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これが今のところ、対中層用JHケースの1軍と2軍(と、卒業内定者一名w)。

何処がどんな事に対してどう良くて、どういう理由でそれを選ぶのか。

この中には製品ムラがあったりで、新品を買っても更に厳しい検品をして、
5本中半分はデッドストック行きなんて危ないモノも含まれたりするんだけど、
ここに並べたジグヘッドは、それぞれの特性を理解したうえで、
役割を持たせて常に携行するだけの理由を自分なりに一応確立させている。


ディープエリア、とりわけ15m以深での縦の釣りが半分くらいの割合を占める最近の僕にとって、まずは釣れる潮のレンジを把握する事が最優先。

僕が試した製品の中で、
現在その能力に一番長けていると感じるジグヘッドが、
冒頭の写真中央に並べたレンジクロスヘッド。
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これが今の僕の2g未満の世界にひとつの革命をもたらした先発1軍エース。


相当拘り込んである針先だけでなく、
何よりも水中に投入してからの手元で感じる存在感。
しかもその操作がシビアで微妙なテンションコントロールの連続になればなるほど、
その能力が際立って効果を発揮する。

ライトリグをあまりやらない方のために一応断わっておくと、
ブリブリ泳ぐとか、そういうことではない。

微テンションなりゼロテンションでのフォール時に
ロッドがチタンティップでも40tソリッドでもパキパキのチューブラでも、ロッドを選ばず、ワームも選ばずにリグの存在位置を
受ける潮と流れる方向、強さ、そしてリグの姿勢に至るまで、
釣っているピンのイメージを脳内に描き出すに十分な程、アリアリと感知出来る事。

上昇潮流、下降潮流、潮目。
それらの探知能力、伝達能力を増幅するヘッド形状。
コレは本当に凄いですよ。

矢野さん、改めて、
こんなの生みだしてくれてありがとうございますm(_"_)m

今のところ、ウエイトが1.0g,1.3g,1.5gの3種なので、
他のウエイトのスピードが良い時は素直に違うものを使っているけども。


軽い方も重い方も補完される予定とのことで、
本当に楽しみに待ってますよ(*´ω`*)
今の長所、軽くしても維持出来たら凄いよねっ。
とか、ちょっとわがまま言ってみるテスト(笑)


で。
冒頭写真の左に並ぶ三種は、過去にその役目を担ってくれていたジグヘッド達。
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これに34のザ豆なんかも時期によって入ったりするんだけど、
長所もそれぞれにあるので、卒業決定の一番左以外は今も状況次第で投入している。
(もっつぁんすまんw)




それから、巻きの要素とダートの幅で魅せて掛ける時、
いわゆる横の釣りにはJAZZの尺D。
写真のフックサイズは♯10。
あと中アジにスタンダードな♯6と、♯12なんて極小もある。
ここも状況で分けるっすね。
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横の動きで魚を掛ける時は、ネムった針が断然活きる。

掛かる位置が上顎の固いところにほぼほぼ安定するので、
小魚ガンガン喰ってるような、逃げるタイプの餌を食ってるアジに特に効果的。
バレ難さも最大値。

ガツガツ掛けてバラシが少ないから、群の端から丁寧に釣っていくことが出来て、
結果、時合いで寄ってきてる魚を散らしづらいという結果になる。


それから、対メバルやデイの五目釣り、そしてロングワームの使用時に
ワームの自発的な動きを重視して、フックをショートシャンクにしたい時は、
電撃鯵ヘッドDと尺ヘッドRタイプのノーマルと改。
あと、ストリームもそうね。

レンジクロスに出会うまでは、電撃鯵ヘッドDタイプが
アイの位置、重量バランスの秀逸さによる水中姿勢の良さから、
コレとブルヘッド、ストリームでそれぞれが1軍だった。

ただ、対アジでメインにこの役を負わせていた鯵ヘッドDは、
残念ながら今お店で手に入る分が残るだけで、生産が終わっているのだとか。
いつかリファインして再発してくれないかと、お願いしてみたいと思っている。


近いもので他に使うのはスミスのジグヘッドタケちゃん。
ボトムでの姿勢の良さ、小さ目のワームでの底生ベイトパターンに使用。
なのだけど、、、
こちらはボトムで使う事が多いので、別のケースにスタンバイ。


そんな感じのフィネス系ジグヘッドケースの中身でした。


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超高弾性カーボンや、超弾性チタン、ノベ竿テイストetc...
極細フロロ、エステル、シンキングブレイデットラインなどなど

ロッドの進化やラインのバリエーションが増えた事で、
中層の釣りは、ここ数年みるみる進化を遂げてきている。

ジグヘッドに関してもそれは同じくして、
ここ3年程は特に格段に進化し続けていると感じる。
釣り人から見える世界がどんどん深くなるにつれて、
取捨選択がより明確になってきたことの現れであろうか。

中層のシビアなレンジやコースのコントロールが必要とされる場面では、
リグの位置を把握することから全てが始まると言っても過言ではない。

自分が今、どのラインの、どの位置にリグを置いているのか。
何処をどんな風に、何を目的に釣っているのか。
イメージ通りの釣りをするためには・・・???

ちょっと文字に起こした途端、難しそうに感じるけど、
実際のところ、そこがただ魚を探すキッカケとして作用すればいいだけなので、
その際、イメージと実際と多少のズレがあってもOKである。
要は、手元の感覚を増幅して感じ取れる凄さを伝えたいのです。

それから、2次要素として、
食性によって大きく変わるアタリの出方、誘い方に合わせた針の形状。
捕食のキッカケがフォールなのかダートなのかスイミングなのか、ステイなのか。
それに合わせたヘッド形状etc...。

『〇〇の☓☓ヘッド使ってみたけど、アレ、最高ね!!』とか、

そんな話の中にも、
それを【何処でどんな風に使うから良いのか】という疑問は、常に持っていたい。
勝負掛ける時は現場あわせを如何にうまくやれるか。
僕はそんな釣り人である。

そこに居る全ての魚を釣る必要なんて事には興味も無いのだけど、
少しでも状況にあったベストな釣りを追い掛けたくて、
結果として僕は5~6種類のジグヘッドを常に持ち歩くスタイルになった。


こんな微妙な差でジグヘッドのの使い分け。
スローな時ほど特に結果が顕著に違ってくるし、
相手がメバルでもカマスでもサバでも、マダイクロダイシーバスでも。
状況に合わせたジグヘッドの使い分けが出来ると、それはちょっとした武器になる。

あと1匹、あと2匹。あと3センチ、あと1センチ。
それを追い詰めるための複数所持という選択。

実際のところ、僕が選ばなかった針だって、
僕の釣りと僕の行く釣り場に合ってないから、それを選んでいないだけで、
全部は持って行けないから、絞ってみたらケースの中は、
今こんな感じになっている。というお話でした。


これに対して非常に対照的な尺D溺愛妄信的な、2g以上のヘビーウエイト編は、次の機会に(*´ω`*)

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