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古賀 亮介‐snif

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久しぶりに単身で離島の冒険

今年1月に訪れた島に再訪してきた。

夏から何度も予定を立てる都度、悪天候で定期船の欠航が予想され断念。
今回も直前の爆風で、実は1度延期にしたものの、このタイミングを逃すと多分2度と行かない気がしたので、スタートを3日遅らせての強行。

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相変わらず特にコレといった情報も無い為、装備も普段どうり。

渡船時からやけに人が多く、違和感を覚えつつも、
まさかあんな魚がうろついてるなんて予想もしないもんだから、
足したものと言えば、ライトワインド~フィネスジギング用の4Sと、
ライトショアジギング用のコータックという普段どうりのPE2セットにプラスして、
もっつぁんからペスペ85を借りて間を埋めた事と、
非常に足場の高い堤防外用に、落としダモを自作したくらい。


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撃ち始めて早々に夕まづめ。
とりあえずメタルマル、シーライドミニ、フォルテンの3つで、軽く調査。
すぐに回遊のアジ(豆)

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時折沖目でなんかデカいのが水柱。


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足元をどんどん探って行って、ムツ。(最大尺越えw)

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いつもの感じでまづめ回遊のアジをポンポンと。
2泊行程なのでキープせず、どんどんリリース。

外堤防一通り打っても一向にサイズアップのキッカケをつかめないので、
完全に日が落ちると共に港内を調査。

以前訪れた時に感じた港内のポテンシャルの低さは、
やはり相変わらずで、入った魚が抜けやすい。
荒れた直後など当りの日なら、相当な爆発力を感じはするが、
凪いで1日も経つとその群は消えてしまい、絞りカスみたいな群しか残らない。

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初日の夜は、外でも釣れていたこのサイズの小規模回遊を追うだけに止めておいた。

回遊コース、潮のタイミング。

狭い港内の出そうな場所を何度も入り直して、
翌日お土産にしたいサイズを出せそうなピンを絞っていく。

1発だけ、全く違う動きをしている明らかにサイズの良い個体を掛けるが、
残念ながら抜きあげ時に足元で身切れ。
深追いせず、港内を散歩して、地形把握のための散歩と2,3投。

夜が更けていく。
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釣っても釣ってもレギュラーサイズが続く。
いつかは噂のアタリな日に当たりたいもんだ。


全体をある程度把握できたところで、夜中の外海を釣ってみる。

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リグはマイクロワインドとトレイシー15gの二刀流。

10gのボトムワインドで、
飽きない程度にアラカブ君が釣れてくれる。
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いかにもアコウやマダイのポイントであるだけに、
このエリアもタイミングが合えば、何かしら出るはず・・・。
そう思いながらボトム~中層を丹念に打っていくが、

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出るのはカサゴとムツのみ。


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迎えた朝。
100m程沖目で何やらすごい水柱がどんどん上がる。
1度フォルテンて掛けてみるが、50mほど走られたところで残念ながらすっぽ抜け。

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この子たちはホントに無限に釣れる。

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潮が走り出したタイミングでようやく最初のアコウ。

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そしてマハタ。

地形と潮流から感じていた通り、やはりこの子たちのストックは非常に多いらしい。
潮位がどうやら非常に重要で、満潮前後からの下げがかなり有効なご様子。
潮位、流速変化と共に、立ち位置で撃つピンをアジャストして追っていくと・・・
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このサイズが連発しだす。35cmくらい。
3時間程度で15本くらい。
この海域のポテンシャルの高さを改めて確認する。
美味そうなの1本と、掛り所が悪くリリースできない個体のみ。
5本ほどキープ。根魚は大切に~。

試しに半日後の同じタイミングで、
前夜はアラカブしか釣れなかったところから。
前日の潮位低目のタイミングでは、ピンが機能していなかっただけで、
潮のタイミングを見て入れば、この変わり様。
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トレイシーでやりたかった釣りのヒントを得る1本。
フックを1段細軸化とサイズダウン。
針先はやや内側に入れて根掛かり対策。
バランスをあまり変えずに、ボトムラインを優しくリフト~テンションフォール。
プルプルっと振るわせながら持ち上げて、ユラユラ~っとカーブフォール。
着底直前にドンッ。

それから、
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シーライドミニのボトムドリフトで見せてからスローなワンピッチスリーリフト。
こちらも面白いようにキマる。

ちなみに、ハードロックフィッシュの定番テキサスリグなどの、
ボトムクロール系ワーミングは、あまり効果がなかったのがちょっと不思議。
魚が浮いていたのではと推察。
ベイトはデイもナイトもカタクチとアジゴだった。


アジのお土産確保で、港内底生ベイトパターン。
狙い撃った尺越え2本。


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この3尾はどれも同じ釣れ方。
真中ので尺くらい。
移動を繰り返してまばらに釣れ続けたレギュラーをほとんどスルーして、
船溜まりのドシャロー、捕食すると読んだピンで決め打ち。
このメソッドに絞り込んで釣ると、本数は減るけどサイズを選べる。
下のもレギュラーサイズでも、明らかに体高が違う。
リグは1gの尺Dにマイクロクローラー4インチ。
完全に必殺パターンですね。


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朝マヅメ
前日軽くコンタクトのあった大型の回遊君に備えて、フォルテン40gを待機。
徐々に光量がます朝焼け(曇りだけど)

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この写真を撮った次の瞬間、
差し込んできた光に反応したヤツが朝の御挨拶。
水面で水柱が何度も上がる。

メタルマルを回収して、フォルテンに持ち替え、すぐさま100m先の水柱に投げ込む。
沈めてシャクシャ。。。ドッ!!ギューーーーーーーーーーーーーーッ!!!!
今年何度目かのあのドラグ音。

止まりそうで止まらない。
何とか顔をこちらに向けて寄せて走らせを繰り返し・・・10分ぐらいたったころだろうか。



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割と余裕はあったのに、メインライン150mと下巻の結び目のカバーにしていた1センチ角のセロファンが意外と粘着力が強く、瞬時に外せず、その瞬間の過負荷で結び目から飛んでしまった。
コレはもう、完全に自分に非がある。

1度近寄ってきた時に見えた魚体は、クロマグロの幼魚、ヨコワ。
目測4㎏程度だったと思う。
次回はライン300mフルで入れて、必ずやリベンジを。


その後は前日からのアコウパターンを煮詰めて終了。
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1日でかなり思い通りのタイミングで魚が出せるようになったのと、
潮がかなりキツくなったのもあり。
操作感重視で、PE0.6に16lbというタックルから、思い切ってPE0.2に持ち替えてみた。
根ズレへの保険で、リーダーだけは16lb固定。

フィネスジギングの通常の攻めでは、容易くスタックされてしまうアコウ相手でも、
ボトムドリフトから追わせて、中層で食わすことを意識していれば、
PE0.2のメインラインでも十分獲れる。
(ボトムで食わすと、余程運が良くないと獲れない)


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とはいえ、掛けてから取り込みまでは6lb程度の限界強度でやり取りをするので、
オリジナルのままのシーラーイドミニのアシストフックでは、2,3本釣って伸ばされてしまう。

ただし、フックを強化しても、ライン強度を越えてしまうのではあまり意味はない。
敢えて確認のために実践はしてみたが、無理なタックルのライト化は、この釣りには避ける方が無難。

(この時は潮流に合わせて、ジグ操作時の水の抵抗を極限に減らしたい目的での選択でした)



タックルデータ
アジ
rod   ウエダpro4EX TFL64EX-R
reel  イージス2004
line  バリバスエステル0.3+フロロ0.8

底生パターンアジ
rod   ウエダpro4FLS60B(mmcフィネスチューン)
reel  イージス2004
line ブリーデンフィネスフロロ0.4号+フロロ1号

PE1フィネスジギング
rod   ウエダpro4EX 4S610-SL
reel  13イージス
line   PE0.2+フロロ6~16lb

PE2メタルマル、シーライドミニ9g用
rod   ブリーデンGRF85PEスペシャル
reel  13イージス2506
line  PE0.6+フロロ12~16lb

PE3ライトショアジギング
rod   コータック86SW
reel  エメラルダス2506w
line  PE0.8+フロロ20lb







帰りしな、少し残念な光景を目にしたので少し煩い話を。
片付けついでに堤防をぐるっと見ていると、
土日であったから、普段来ない釣り客が多かった事もあるのだろうか。
ゴミがかなりの量、残されて放置されており、
それを、地元の釣り人がせっせと拾い集めておられる光景を目にした。

この釣り場には、大変稀なケースであるが、
なんと焼却スペースが設けてあり、釣り人が出した『燃やせるゴミ』は、
ここで焼却処分させてもらうことが出来るようになっているのだが。

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もちろん火の始末は燃やす者の責任であるので注意。

こんなに釣り人に対して理解のある釣り場でも、知らない人たちは平気で捨てていく。

それ以外にも、
いきなり餌師、ルアーマン問わずいきなり釣り座の隣に割り込んで、100gもありそうなメタルジグをブンブン振り回したり、
遠投仕掛けでコマセカゴ振り回してアミが降ってきたり。

入れても2人って感じの狭いスペースに、いきなり4人なんてのも。
まぁ、それは僕の隣で起こった事なのだけど。

『こんにちは。釣れてますか』
そんな挨拶一つあれば、装備を見て間隔を空けたり、
お互いの釣りを理解して釣り方を工夫する事だってできる。

ゴミにしたって処理方法を知ったり、その他にも、釣り場での有益な情報など、
様々得られるチャンスであるのに、何故、その一言が言えないのか。

少々残念な光景は何処にでも転がっちゃいるんだけど、
こんなに釣り人に理解のある釣り場、そうそう無いんですから。
大事に釣りをしましょうよ。ヨロシクおねがいしますよ。


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ほぼ満員の帰りの定期船
普段開くことがないらしい後部展望席。また行くよ。小呂島


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そしてお久しぶりのG島、来年のマダイはココでも獲る予定。

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