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古賀 亮介‐snif

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可能性の検証

魚を捜す。

最近ホームと化してきた島にて、
ある程度魚の動きがつかめてきて、
大方、あそこで釣れなければココ、
ココで釣れなければソッチ、
それでもダメならアレをこうしてこう。

なんて風にパターン構築が出来てきた。

無論、想定外の状況はこれからも多々あり、
そのパターン構築も脆く簡単に崩れ去るものであり、
ただの釣り人の傲りであることを敢えて承知で申せば、

割とどんな状況でも意のままに、結果が出せる反面、
魚を捜しあてた時の満足度は、
初めて島を訪れた時のそれとは、
比べるべくもなく、取るに足らない事に替わってしまう。

そこでその釣りを辞め、次の魚や違うフィールドに足を向ける方も多かろうが、
僕はまだまだ、自身の持てる引き出しの全てをそこに居る魚達にぶつける事が出来ていないので、
今週の離島釣行では、普段開けない引き出しを開け、
あの釣法は使えるのかどうか。

そういった角度から釣りをしてみることにした。

今回のテーマは釣った事のないリグを生かせる場面に出会う。
そんな釣り。


月曜日、午後便で渡るはずが、
電車の乗り継ぎで時間を取られ、また最終便で渡る事になった。

島には年末ほどでは無いにしろ、翌日は平日だというのに、
泊まり込みで釣りをする釣り客がたくさん。

島に着き、みな、それぞれ、思い思いの場所で、
思い思いの釣りをしている。

僕も釣り座に着き、持ち込んだ4本それぞれのリグを作り、軽く試投。
一通り終えると、もう辺りは、外灯が煌々と燃え、
次第に大きな月明りが、それを掠め取るように、強く辺りを照らしはじめていた。

『今日はちょっと苦戦するかな。』

最初の釣り座でリグを操りながら数分、
マズメのゴールデンタイムであるはずの時間にもかかわらず、
見える範囲、辺りに竿を曲げる釣り人はほぼ居ない。

予感は当たり、そこではその後1時間、
豆アジを数尾除いて、いつものイイサイズは、
全くかすりもしなかった。

出ても25型の痩せアジ2本のみ。
方々角度を変え、手を替え、品を替えやってみるもダメ。
近い場所から可能性を探るも、時合いの到来はなく、
『こりゃぁ、深夜のあの時間まで修行になっちゃうな』なんて答えを出し、
この日、今までの半年間、十数回の釣行でメインで釣ってきたピン、
それら数か所をバッサリとすべて切り捨てた。

ちなみに、『深夜のあの時間』とはこれまで、必ずそのピンに尺~40cm程度のクオリティーフィッシュが回ってくる30分間の事である。

知らないエリアを掘り進めてみよう。
そう決断し、荷物をすべてまとめ、キャリーをひいて20分掛けての大移動。
別の漁港の端から端までを、動きの速い釣りで広く浅く。
軽くひと流しすると、時々25型の中アジが釣れる。

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コンディションは先程のエリアと比べるとかなり良い。
13バイブのみで漁港全体を流して、10本。

サクサクッと絞め、反応の濃かった場所を割り出し、
JH単体に持ち替えてサイズアップを狙う。

ベイトフィッシュパターン。
より深く。
動きは縦のダート気味。緩急をやや大げさに。

すると今度は一回り大きい28cmくらい。
が、釣れてくる魚はちょっと細い。
ポロポロ釣っているうちに、1本だけ微細なバイトで尺越えが出る。
ここで釣れたタイミングを一考。

・・・もしや?

と、ワームをベイトフィッシュライクなものから
大きめの底生ベイトっぽいものに替える。
ボトムまで一直線。
着底で一旦ステイ。
ツーアクション後ボトムでアタリが出るまで放置。
すると、途端に微バイトが多発して尺が連発。

30分に1度、水汲みがこうなる。wbagfgnuvc56duuf3ism_480_480-fb4a88fe.jpg
午前1時まで3時間以上尺越えが入れ食い。
ピークを過ぎても、群は消えておらず、
途中、同サイズのキアジが廻ってきたけど、
そのまま底生ベイトパターンで通して、
朝マズメの少し前までこんな感じだった。


満月って、魚散るけど、
大抵、新月では釣れないようなところに溜まってたりして、
それを拾えれば結果がデカイね。

途中からネコリグやダウンショットなんかを。
色々な形状の針やウエイトで試したのだけれど、
形状、刺し方、善し悪しがハッキリ出て、
かなりハイレベルな考察も出来た。

底生ベイトパターンは、これからネコリグの方がよさそうな気すらする。
検証は続く。


途中こんなのも出て。
ナニコレコワイ(´・ω・`)
yw9moaams5f8kjyos46d_480_480-d966e25e.jpg
今週の教えてエロイ人!


それ以降は、潮のタイミングかアジ絨毯がムツ絨毯に変わり、
周囲をキャロで釣って遊んだり、外洋側に出て、昼までジグやマイクロワインドをずーっとシャクリ続けたけど、
セグロの回遊のみ。
今週もマダイには縁がなかったー。残念。

1発だけヒラマサに襲われたけど、
食わせきれず、追い抜かれて終了。

追ってきて姿が見えた瞬間のあの緊迫感は、
いつになっても心臓バクバクですねwww

出来れば、これは忘れずにいたい。


来週も行こうかな。

続く。


タックルデータ
ハードベイト
rod  Pro4EX 4S-74SL
reel イージス2004
line エステル0.4+フロロ4lb

JH単体とネコ
rod  Pro4EX TFL64EX-R
reel イグニス2004
line エステル0.3+フロロ3lb


追伸。
店の都合でまたしばらくニートやります。
憧れのネオニートを目指して。
また釣り行き放題だ。ひゃっほい。
はやくも水曜会復帰しますw
さよなら社会。

ヨロシクです。(`・ω・´) キリッ
 

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