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古賀 亮介‐snif

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テスト佳境。(ただの雑記)

  • ジャンル:日記/一般
  • (ログ)
もの凄くいい時期なので、どこへなりとも寝ずに毎晩行くべきなんですけど、
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こいつは先日の呼子エリア。
尺D1g+スライダーシャッドにて。

ってなふうにですね。

ちょこちょこ魚を追っては居るのだけど。

でも、本気で獲りに行きたい魚は、あともうひと潮なのです。
なんとももどかしいほどに、水温の下がりが遅い。

悶。ってなる。

先日、前情報も確かにあって、
ハシリの群を実際釣った友人がいて、ちょうどその確認もしたかったところに、

『古賀さん、あの島どうすかね。』って聞かれたので、
もうイケんだろ。って太鼓判付きで刺客を送り込んだら、
見事に泣かされて帰ってきたそうな。

スマン。今度ちゃんと水温見て同行ガイドする(笑)


釣れるんだけどもなんだか気分が乗らないとか、そんなちょっとした贅沢病もあり。
まぁ、だったら他のエリアで遊べよって話ですが。

ちょっとクールダウンしたい時期に来ていました。

そんなメンタルで無理に行っても、いい釣りなんて出来ないので、
今年は大人しく労働多めの11月上旬を過ごしています。
ちょっともったいない気もするけどね。


ログにして面白いような釣行は、今週までちょっとおやすみ。

そのかわり、やっと最終コーナー曲がれたかなって感じのコイツのテストは佳境。

今まさに、一番面白いトコに来ている。
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愛刀TFLや、参考資料にしているいくつもの銘竿。

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(注、秋口の過去画)


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竿の構造の妙や、銘竿のなんたるかを毎日毎晩色んな見方触れ方で体感しながら、
仕込んでるそれの性能は、はたして心底感動できるのかどうか。

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そんなところを本気で基準にしてるもんだから、
テストを重ねるごとに審査基準は本当に厳しいものになっていく。

特にここ3か月はひどい厳しさでエスカレートしたもんで、
もっつぁんには結構なストレスだったろうと思う。スマンね。

あと2ミリだの、あと何グラムだの気にしなければ、ほとんど出来上がってるのに、
イチから作り直そうなんてワガママを言うテスターは、
大きな会社では多分ただのお荷物で、ただの狂人みたいなもんかと自分でも思う。

僕が社長や製造担当だったら、こんなテスターは3日でクビにするだろう。

でも、伝説の竿の数々とスイッチして使って、全く不満の無いものを、
縛りだらけのガレージビルダーと二人でやれるとこまで。
『本物とは何かを満足いくまで追い掛ける。』
ってのが、現在このロッド製作の基本理念でありますから。
何か一つでも引っかかったらやり直すしかない。

実は最初、極限の性能だけを追ったせいもあり、ものすごく使い手を選ぶものだった。
使いこんでいくと、それでもまた更にひとつずつ、ノーブレーキで壁にぶち当たる。
で、毎回粉々に砕け散る(笑)

その度に原点に返ったり、色んな資料見直して、
足りないところは魚に聞いて。

つくづく、名だたる伝説のロッドビルダーたちの業を知る。


そんな事を感じながら更に半年?いや、もうそれ以上になりますね。
毎週詰め将棋を続けて、もっつぁんの苦労の甲斐あって。

そこそこ経験のあるアジンガーなら、10人中8人くらいには特に何の説明もしなくても、
すんなり使いこなしてもらえるかなってところまでは、なんとか引き上げて来れている。
(また砕け散る可能性も十分残っているけど)


極限を突き詰めれば詰める程、遠くなるような気がして、
ちょっと心折れかけたりした手道具としての最低限の強さという蜃気楼。
素材屋さんのポリシーとの差で進まないとか。
その先のレールに転がってるはずのモノなどなど。
他にも色々ありました。

全部オールクリアなんてとこにはまだまだ遠いんだけど、
毎回、なんとか課題をクリアしてくるビルダーもっつぁんの根性には、
ただただ、リスペクトを覚える。

こんな事、本人には死んでも言わないけどね。
彼に限らず、僕は本当に仲間に恵まれた人生を送っている。


実釣テストも都度、濃いめにしっかりと重ねて。
今年の夏は幸い、このサイズは簡単に探せたから、
そこに助けられた部分は非常に大きかった。
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最近はあえての激渋、激薄の豆エリア、自宅近所の海から、
そのなかでも程よく渋ーい小さいアタリとかバカみたいに追い求めて。
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豆アジゲームですよ。


中アジも美味そうなのも、尺だって選んで行けば釣れるし、
テストしてる自宅裏でも、中アジは時々出ちゃうんだけど。

あんまり獲りたい種類のアタリを出してくれないので、
今週などはひたすらパス。泣く泣くパス。ただただ豆アジ。


ずーっとアミに寄ってる(酔ってる)ような群の、
その中でも適度にまばらな場所を選んで探して。
微妙にレンジを外して。(やりすぎるとホゲるので注意)
豆なのに居食いする大人ぶったヤツをいじる。

はたまた、天候的にちょっと厳しいような爆風の中、
ノイズとアタリを嗅ぎ分けてみたり。


おおかたこの小さ目なサイズってのは、
割合イージーな場合が多く、程よく動かして釣ったら簡単にゴッてアタってくるので、
釣るだけならそんなに難しくもなんともないんですけど。

そんなイージーな相手でも、1点のピンで集中して
何匹か続けて遊んでもらった後に、喰い渋ったタイミングは出るもの。
そこを巻かず、流すだけ、極力シリアスな方に釣りを追い込んで。

変なアタリを探していく。
反響だけでなく、荷重変化だけでもなく。

名だたる銘竿それぞれでリグを合わせていても、
獲るのが難しいような状況を任意で作り出して。
微妙に出るアタリだけをジワッと待って釣る。

(ちょっと横移動すれば大体その難しさはクリアできるアレ)

釣りを簡単にするのも難しくするのも、
実は釣り人のさじ加減な場合が多い。
という事を今更また思う。
えぇ、そのとおり。無駄に辛い釣りをしているんですよwww

でも、釣りの楽しみ方ってこういうのもありですよね。
え?変態だって?うん。まぁ、そうですけど。
楽しいじゃない。

豆なのに渋いなんて、そんな釣りも面白いじゃないか。

こういう釣りの楽しみ方を知っていれば、
何処に暮らしても、釣りは死ぬまでやめられません。

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ウルトラ豆メバルも。
すぐに放すとはいえ、ここまで来ると流石に幼魚虐待かな。
時々釣れちゃうのはしょうがないとしても、
狙って掛けるのは、こういう時だけにしたい。

パッと撮ってすぐにリリース。ご協力ありがとう。


お陰で製作中のプロトのテストも、
あとは普通のアジングとイージーなアジングで、
それぞれテスト半分にガチに釣りをして、あとほんの少し微調整で多分ひと段落。

まぁ、その先もまだちょっと長い道があるわけですけど(笑)


今夜からは博多湾奥の辛い豆アジングを脱出して呼子で、
ガッツリと確認やりこんでこようと思ったら、
今度はもっつぁんの凡ミスで竿が上がってこなかった。(´・д・`)

仮止めでサバイバル釣行に耐えるレベルにコーティングしてもらう作業で、
珍しくガイドがスパイラルして付けちゃったらしい。お疲れ様やね。


それでうっかり15時間ほどのOFFをいただいてしまったので、
今夜はこんなとりとめのないログを綴っている。


来週は、自身釣りで行くのは初めての地域への遠征。

既にグーグルマップとにらめっこしすぎて、ワクワクが止まりません。(*´ω`*)

それから帰って月末からのピークシーズンに突入したら、
職場もちょうど繁忙期だし、呼子も少し遅れて始まる繁忙期だし。

そのままフィッシングショーまで駆け抜ける事になっている。
3か月弱は休みなしコース確定ですな。

こんな反省文を書ける程ゆっくりとした休みも取れたことだし。
準備万端で頑張ります。

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