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古賀 亮介‐snif

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僕の夏、中止のお知らせ。

春からワクワクしながら待っていた、あのご褒美のような夏。

呼子唐津エリアのショアラインにおいては、
誠に残念であるが、今年は期待した程には機能せず
開店休業で中止となっている。

昨年良かったエリアで何度も待ちぼうけを食わされ、
獲りに行くべき魚はもはや南西への遠征しかない。

それはわかっていても、気付いてしまっていても、
どうしても自分のエリアで何か夏の釣りを成立させたい。
藻掻いてみても、寝転んでみても、どうにもならない事の確認。
そんな夏を、今年は気ままに楽しくもがいて過ごしてみた。

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7月某日
玄海エリア某所。
例年、始まるならこのタイミング。
もう期待値MAX。ゆーた君、もっつぁんと3人で乗り込むも。

・・・そこで僕らを待っていたのは・・・
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写真のゆーた君が抱える大きめのサゴシ。
最大80オーバー。
薄い群が単発射程内に入るのを確認し狙い撃つ。
突発的な回遊を待つ修行。

サゴシとしては十分満足なサイズなのだけど、
この日の釣行計画としては、実は完全に肩透かし(^^;

それ以外の、この7月8月ほとんどすべての釣行で、
青物の回遊を探して右往左往。
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何とかフエフキ?

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マグロ情報に釣られて行ってみたら、
撃ちたいラインは爆風と波で、とてもじゃないけど立ってられない。

風裏で地形変化の面白そうな場所をシーライドミニで叩いて行くと、
チャリコだらけ。最大30センチくらい。
小型のヤズ、マアジ、マルアジ、アコウ、タコ。
ここも小型メタルジグの独壇場。


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今年は何だかやたら釣れてくるオニカサゴさん。
相当美味いらしいが、実はまだ自分で調理したことがない。
今回も隣のおばあちゃんの快気祝いのプレゼント♪


あと、エンピツとエソがものすごい数。(写真省略)


で。マイウォーターを探し歩いて歩いてやっと、ドンッ。

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ようやく群を見つけて、釣れてくれたかと思えば・・・
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これね、実は20cmくらい(笑)

上の写真、良く撮れてるでしょ?www


このサイズまではアジングで使うフィネスロッドで、
なんとかイーブンに楽しめるサイズ。

去年の同時期とすると数もサイズも半分。
あと5センチ大きくなれば、
ネリゴ特有の暴力的な引きに変わってくるんですけどね。
こういう時は釣り人側が魚のパワーに歩み寄るのが楽しむコツ。

僕の場合のタックルデータ
rod  旧プロ4のFLS-60(バスロッドをフィネスチューンしたもの)
reel イグニス2004
line フロロ3lb
baits シーライドミニ6g、メタルマル13g、チヌ用サイズのトップなども面白い

小さくともネリゴ。
やはり食わせのキーは緩急で、
特に縦方向の急速な変化がツボになる。

この日は港内のアジを釣りながらだったので、
メタルジグにはblueblueのシーライドミニを多用してみたのだけど、
このシーライドミニはそのまま使うとフォールスピードの極めて遅いジグ。

ジャークで跳ね上げた直後に素直にテンションを抜くと、
ボディーを水平に保とうと前後にスライドしながら、スローに落ちていく。
メバルやカサゴには、この特有のスローなユラユラが効くのだけど、
アジやその他小型青物、マダイやハタ類の好きな
縦の急速なフォールにはちょっとだけスピードが足りない。

そこで僕は、ちょっとフォールスピードが欲しいかなっていう時、
ワンピッチなりジャークでジグを跳ね上げた直後、ラインスラック(ラインの弛み)に
竿先で鋭く一瞬のハタキを入れるようにしている。

こうする事で落下姿勢に入ったシーライドミニのラインの結び目を、
水面方向に向けることが出来、フォールスピードの変化が自在にアジャストできる。
これがフォール好きな魚に口を使わせるスイッチになるのである。

シーライドミニ特有の、あのオイシイスライドアクションを最大限に生かすため、
その後のロッドとラインの操作は、完全にフリー、
もしくは張らず緩めずの追従フォール。

更に詳しくは秋~冬にかけて、ちょっとしたチューン含め、
ギガアジでお見せできるかと思うので、
続きはちょっと楽しみにしといてくださいm(_)m


さて、ネリゴに関しては、実は先週末の釣行で
PE06のタックルにメタルマルで、80クラスのカンパチを
掛けてじっくりやって完全に浮かせ、
ランディング直前まで寄せたのだけど・・・、

用意していたタモには全然収まらないし、
テトラからのハンドランディングを試みるも、
台風やお盆直後で漂流物が非常に多く、
堤防足元、ケーソンの穴に、
何故か都合よく刺さっていた2本の垂木に巻かれて敗北を喫した。

上げてれば自己記録更新だったのだけど、
まぁ、これはまたそのうち(笑)


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ライフワークなアジ。
やっと夏休みになって一緒に離島にも行ける友人たちと、
薄いアルコールを交えながらのんびりと。

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もっつぁんマジカルクラフトの新作、
40tカーボンブランク+チタンティップロッドの仕上りは、
もはや前代未聞の超絶感度、そして素晴らしいベントカーブ。
ゆーた君の右ハンドルでそのまま試しに釣ってみても、
ハンドルが普段と逆だろうが何だろうが、
なんら関係なくイージーに釣れる、凄い出来。





それなりに感謝をこめて、釣りまくって楽しんではいたけれど、
・・・とはいえ、
本当にこの夏が楽しみだっただけに、20cmのネリゴでは、
納得は出来ても満足出来ない、そんな自分がいる。

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それも仕方のない事として、
それでも地元にこだわって釣り進めてみた夏の日々。
不完全燃焼で朱に染まる空を眺めて帰る日が、
それはもう毎週堆く積み重ねられていく。


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ザンパーイなりょこさんズ。

ハッとする程、キレイなんだけどやっぱり・・・ね。


ちょっとちょっと、予定と違うんですけど?

普段、体感本能主義の僕も、さすがに違和感が強くあるので、
帰って気象庁のデータを引っ張り出してみたら、
そこにある事実に愕然とさせられた。


非常に調子の良かった2013.08
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2014.08
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1年前の同時期と比して、平均水温も、そのピークも2~3度低かったのだ。
魚の体感水温は人間のそれと比べて
3倍~それ以上と言われるくらいだから、
人間なら8度以上の気温差。


プラスして今年は、ある時期に、急激に水温上昇も起こっていた。

そりゃあ寒いし、魚は変化について行くのが大変だよね。

これでは夏の回遊魚の群は、気の早い先発隊を除いて、
本隊がホームエリアに差し込んでくることは期待できない。

夏っぽい釣り、今年は僕のホームエリアにおいては、
これはもう中止になったのだと、認めざるを得ない。


今は次の可能性を模索しながら、静かに釣り歩いている

 

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