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古賀 亮介‐snif

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○○匹釣って来い

木曜日のいつもの朝。

クソニートの僕は7時まで惰眠をむさぼり、
いつもの珈琲がないので、紅茶を飲みながらいつものようにアニメを見ていると、
何故だか久しぶりに『ある日突然~』シリーズの
加来さん(LEONさん)の本が読みたくなった。

なので長風呂に入る事にする。
湯船に浸かって2時間超の読書の時間。
本をちゃんと読むときはいつもそうしていた習慣。

東京で唄をやっていたころ、
ライブや録りの日は体を作るために、
午前中の早い時間に起きて、軽い運動の後、
ジワジワ湯温を上げて長い風呂に入り声を作っていたことを思い出す。
あの頃の長湯も本と一緒だったなぁ。

軽い運動も唄もやらなくなったので、あの頃の身体はもうない(´;ω;`)ブワッ

風呂を出たのは10時半で、風呂から上がって煙草に火をつけた時、
そういえばお風呂にお湯をためていたタイミングで、
ケータイが鳴っていた事を思い出す。

電話の主は北九のあいつだ。
uf8o5won7wgj7k2s73fy-e1b7a0ff.jpg悪友胡麻ダレ
恐る恐る電話を掛けると・・・、

4時間後、気付けばいつもの助手席へ収まっていた。

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2度寝をして時間が微妙になったので、
準備がテキトーでキャリーを忘れたという。
見た目通り、彼はやはりお茶目だ。
彩さん、彼は僕と同い年なんですぜwww

これから行く場所でキャリー無しでは、
釣り場に行くのも困難であると判断し、
実家に置いてる予備キャリーと大きめクーラーを拾い、出発。

実家を出るとき、親父に『今日は50匹釣って来い』との令を授かる。
100とか、クーラー一杯とかじゃなく、50っていう数字がリアルだ・・・。


そうこうしてる間に準備OK
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釣り場について、準備をしてると、もう夕暮れ。
夕暮れ時のさびしさに~なんて、たまの曲を口ずさんで準備をする。
時合いが訪れたのか、周囲の餌師がわんさと活気付く。

夕暮れ時がさびしいなんて嘘だ。

サビキ天国のお祭りじゃないか。

準備を先に済ませたナルが最初の1匹を釣る。
そのままごっそり釣ってくれるだろうと安心して、作業に戻ると、
何やらアワセを入れたかと思えば、頭を掻く仕草の繰り返し。
ピシッ・・・ピシッ・・・ピ・・・ぽりぽり・・・・。
いくつかリグをとっかえひっかえしてアジャストしようとしていたけど、
ノらないご様子。

それをケラケラ笑いながら、悠長に準備をし、
僕もタックル3本を組み終え、10分くらい遅れて投入。

すぐさま釣り返すも、一瞬沈黙。
微細だけどアタリはある。

ここで観察重視で暫し状況を精査してみた。
立ち位置を堤防先端に構えた僕ら、


正面向かって右奥、港内から外に払いだす潮1(やや弱い大きな流れ)
堤防入口(左)から港内(右奥)へ流れ込む潮2(外洋から差し込む強い流れ)
僕らの立っている堤防を囲むように湾曲して港内へ入る潮
(足元にまとわりつくように渦を巻きながら港内へ流れる反転流)
それぞれの潮の境には、やはり潮目があり
風は右奥から左手前に強めに吹いている


で、あれば、と。

風上に向かってフルキャスト。
着水点を潮1の流芯に置きフリーフォール。
ラインを風に乗せて潮2と同じ向きにセットして、潮1に乗せたリグをボトムまで沈める。

ボトム到達くらいのタイミングで、
リグが潮1と潮2の潮目に差し掛かる計算。
鋭いジャークを入れ、パンッと一度張るとラインの弛みをとれるので、
そこから、張らず緩めずで待つ。
この際、ラインを一直線に保とうと意識しすぎると、
風の影響がリグに伝わり、『待つ動作』が出来ない。

強風化の釣りが苦手な方は、
風でラインがカーブを描いて弛んでいても、
張らず緩めずは成立する事を信じてみてほしい。

明確に操作感もバイトもとれるようになった。

そこからバタバタと10投ほど連発させる。

す『活性高いけど、数も多いけどアタリはほんとに小さいねー。』
胡『ここのアジさん恐ろしいねw』


現場は一見お祭りだけれど、
この日の僕ら、ルアーで攻めていく釣り人には、
ベイトパターンの成立しづらい、予想通りの渋いアジング。
時間と共にアミパターンに支配されて、更に強風。


ターゲットのアジが餌師の蒔き続けるアミに狂ってしまえば、
捕食時、口をちょっとしか開けずに食うのでアタリが小さくなる。
群が小さい場合などは更に反転すらしないので、
手元に伝わる辺りは『・・・』程度。
大きく口をあけて吸い込み、反転してくれれば楽なんだけど。

天然のアミの量も豊富であり、
メインの摂餌がこういったミクロ系ベイトや
捕食時に抵抗されることの少ない底生多毛類等になればなるほど、
アジがルアーを食って、釣り人に伝達される魚信自体は
どんどん微細になっていく。

1g後半~2.5g程度の分かりやすいウエイトで、
ポンポンリズム良く動かして釣って居ては、
そもそもバイト数が減る。

滞空浮遊時間を稼ごうと、単純にリグを軽くしていては、
強風も相まって魚の居場所にも届かず、逆に流されて動き過ぎてしまい、
これまた魚信は遠く、食っても魚の存在感が得られない。

そういった理由で、一工夫してあげないと極端にペースが落ちる。
結果、20対1とか『ここルアーじゃ釣れないかもorz』と、いうことになってしまう。

本当にちょっとした、ラインメンディングの差。


最初こそ、ものの20分で
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こうだったけど。

最初の数匹だけは、ボトム周辺で待てば、明確な魚信があり、
それを的確にとらえて合わせれば釣れる。

というものだったけれど、

そのエリアに入ってきたアジの群が
『ここで最も容易に食えるのは小魚じゃない』と理解していく過程で
前述した捕食方法に順次切り替わっていく。

最初の5分以降は大部分、強風を利用したゼロテンションの
ナチュラルドリフト的な釣法が生きた。

あとは20時から、1時くらいまでそんなペースで釣り続けて、

バイトが遠のいてきたところで、

更に違う釣りを。
アミパターンに酔った群れの中で、
酔いがさめてベイトパターンが復活してる個体を・・・

メタル系ルアーの投入。

軽くシャクシャクテンションフォール。。。カッ。。。カカッ。。。
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Beバイブでも、シーライドミニでも。
フッキングが難しくてハマるね~これ。

どうやらターゲットは、アミパターンの呪縛から解かれつつある。


重めのJH単体→キャロで一気に沈めて更にそこからロングドリフト
実験的に餌師がコマセを効かせてる範囲にも、
餌師の邪魔にならない距離と角度から
ボトムでワームだけ流す意識でやってみたり。

軽いリグで攻め方を変えると25cmまでが無限に釣れ続き。

アミパターンを意識したカラーや操作法には、
レギュラーサイズが連発することはもう十分にわかっていたので、

ベイトフィッシュライクなワームとカラー。
すると少しだけサイズが良くなった。


この日一番の尺越えはアライブシャッドのJH単体で獲った。
外灯の灯りが届くか届かないかの明暗の境、
そこに堤防の基礎の敷石がこぼれている
地形的変化の強いピンに撃ちこんで、周辺をボトムドリフト。

やはり大型には一等地で、メインストリームから少し外れた釣り方が効く。


前回のこの場所、そして先日のG島で発動した
底生多毛類パターンは今回は不発。
ムツやキンギョがたくさん釣れた。


4時頃まであれやこれや釣れ続いたが、
その後、突然ぱったりと反応が消えた。

かわりに港内奥の方で釣っていたサビキ師たちが忙しく竿を曲げている。

親父から課せられたノルマもとっくに突破して、
いろんな釣りを試すモードもひと段落。

相棒、ナルも流石に釣り飽きたらしく、
いつの間にか堤防の上で足も竿も投げ出して、いびきをかいている。


なんて平和な・・・やはりここはパラダイスだ。
けっこう難しい日だったけど。


最後の最後、5時も過ぎて、そろそろ朝のお楽しみの準備をしようかと、
考えながら、先ほどの尺サイズが出ていたピンを再度丁寧におさらい。

ちょっと苦戦した後に釣れた1尾はなんだか格別で、
そんなにサイズが良いわけでもないのに、
珍しく苦手なブツ持ち写真など撮ってもらった。
(この画像はそのうちナルが上げてくれるはずなので割愛)


その後のお楽しみは、たいしてお楽しみでなく、
前回あれだけ居たヒラマサは何処へやら。


ナルの荷物からこっそり拝借したZESTAのアフターバーナー12gで
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かわいいカサゴをひねり出して終了。
この色、かなり気に入ったので、今度仕入れとこう。


そんな渋アジングでした。


まる。


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自分で食べる用(残り大半は実家とお隣さんへ)

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以前fimoの誰かのログで見た料理を、
嫁の人に作ってもらいました。

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アジ刺し、さんが焼き、そして唐津のソウルフードかじめ。
御馳走様でした(*´ω`*)


タックルデータ
アジ1
rod ウエダpro4EX TFL-64EX-R
reel イージス2004
line エステル0.3+0.6フロロ
アミパターン用

アジ2
rod ウエダpro4EX XT-68FS-R
reel イージス2004
line エステル0.4+0.8フロロ
今回のメインタックル

アジ3
rod ウエダpro4EX 4S-74SL
reel カルディア2005
line フロロ2lb直結
重めのJH キャロ(遠投からの超ロングドリフト) 
Beバイブ シーライドミニ

ライトショアジギ
rod コータックレッドバース86改
reel 13イージス2506
line よつあみPE0.5
メタルマル、シーライド、アフターバーナーミニ

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