【Fishman】 Beamsナナテンで湿原イトウ　道東hiroさん

北海道、道東のコアなアングラーよりナナテンのインプレが届きました。

ナナテンのブランク表記は８～５５ｇ
それの８ｇ縛りで、鬱蒼としている道東湿原イトウフィッシング。
そして別のユーザーはナナテンで１００ｇまで背負っている。
僕は７２ｇまでだけど・・・ｗ

ではどうぞ

「7.10を入手して初日にイトウを掛けてきました。

あえて8グラムのミノー一本で、試してきましたが、ティップからベリーに掛けてのテーパーデザインが素晴らしく、こちらのようなジャングル河川でも、いい仕事をしてくれます。

ロッドのパワーも、メータクラスがかかっても余裕だと思います。
表示されているルアーウェイトの下限で、あえて8グラムのミノーだけを使い倒していましたが、嘘偽りなしでした。

実物触れずに買ったもので、実際のとこ、どーよ？

って感じで試してきた次第でした。

スプーンとか比重の高いものの8グラムであれば、どんなロッドでもそれなりにキャストは出来ると思いますが、ミノーのような比重の軽いものだとどうなのか気になっていた次第でしたが、合格です。

ついついのめり込んでしまいますね。
わざとロッドを苛めるつもりで湿原のジャングルへもって行った次第でした。

このロッドもそうですが、昔に比べて、ベイトタックルのハードルが異常に低くなった感があります。
昔、同じようなことをしようと思ったら、ベナベナのロッドでなければキャストできなかったと思います。

今はティップでフルキャスト出来る感じです。
こうやって追求する赤塚さんのような人がロッドを進化させているんだなと感心しています。
ベイト使いすぎて、スピニングは、残念な位、下手になりました。

ナナテンのルアーウェイトですが、上限でも躊躇無くきっちりフルキャストできますね。
使い込んで限界がわかればもっと上でもキャストできるロッドだと思います。

そのほか、河川でニジマスやアメマス、ショアでの海アメマスやサケ・マスも十分に使用できるオールラウンドロッドでした。
ロッドの自重も、それほど気になるほどではありませんし、感度も十分でした。

バイトした際のティップの働きも良く、はじく事も無く、しっかりと捕らえる事が出来ます。
現在はロッドのグリップのコルクが段々とボロくなって来てます。たぶん使いすぎかと思います。
面白くて手放せないロッドです。

ショアでやる際、波をかわしたりするのに、もう少しロングレングスのロッドがほしいなあと感じてましたが、8フィートクラス、もう作っているようで、非常に楽しみです。

こっちは河川、湖も良くなってきています。また、海アメもまだいけるのでサケと一緒にショアでビームス振り回して狙ってきます。」

text by 道東hiroさん

その他のイトウ記事はこちらで

このようなコアなベイトキャスターをも唸らせてしまうナナテン。

もう丸裸にされているようで、少し恥ずかしい気持ちにもなりますが、特性、性能を理解した上でフィールドに挑むと強いです。

ショートバイト時は大あわせしないで、ティップでクイックにフックアップさせ、バットで障害物から一気に引き離し、べリー部でじっくり寄せる。

そういう当たり前の行程も理解していればなお、イージーに。

ヒット、ファイトの興奮の最中にも戦略が出来上がる。

youtube動画や、僕のブログで特性を理解し、5ftも7ftもオーダーいただいてます。

Beamsに出会ったのは良かったのか悪かったのか。

気になってしまったからしょうがない。

1番手でも持ったら、ジャンキーにさせてしまう魔力がある。

お気を付けください。