到達



コンッ!?


ルアーを引ったくる1発のバイトから始まった



気づけば鱸釣りを始めて5年ぐらいになるだろうか。始めた当時は、家からチャリで40分ぐらいかけて1番近い川に何度も通った。


釣れるのは、専らセイゴばかりだったが、当時はサイズ関係なくめちゃくちゃ嬉しくて、どんどんシーバス沼にハマって逝った。


時には、部活をサボって高校時代に出会った1人の釣り仲間と釣り道具片手に電車に乗って少し遠出をすることもあった。当時中々、サイズを伸ばすことが出来なかった中で、まず1つ目標が出来た。


それがランカーシーバスだ。


それから2年が経ち、車の免許を持ち行動範囲が広くなりそれなりに鱸のサイズも出せるようになってきた。


そして待望の瞬間が訪れた。


人生初となるランカーシーバス89㎝だ


その時の記憶は今でも鮮明に覚えている。


ここで目標が90あわよくばメーターシーバスへと変わった。


それから3年間中々、サイズを伸ばせずメーターどころか90㎝の壁も超えれずに悩んだ



年間通してポツポツと聞く釣果情報。


それに心躍らせいつか自分にも!なんて願っていた。



そしてついに分厚く高い壁の頂上に片手がかかった



大潮、下げ、干潮潮止まり寸前



ハードコアシャローランナー120H3が引ったくられた



正直、丁寧にファイトはしたが初速からサイズは期待出来そうにない走りだった


しかしエラ洗いがデカいやつのあれだった



一気に高まる緊張感


手前足元付近には結構なストラクチャーが並んでいる。慎重に慎重にファイトを続ける


魚が寄った時点でライトを照らすとそこには今まで目にしたことのない長さの鱸が。また一段と高まる緊張感


鱸も負けじと余力で一気に走り出す。


次寄せたら勝負を決める覚悟で少し往なしを挟んだ後、寄せて寄せてグリップイン



手の中には、ヤツがいる


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周りに誰もいない川で、1人よっしゃ!!と心から漏れた声が出た


地元鹿児島でこのサイズをキャッチ出来たことが何よりも嬉しかった。


気になるサイズは上ヒレ計測ジャスト100


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その時には既に分厚い壁は背後にあった。



釣りをしない友達には、釣りばっかしてる場合じゃないなんて言われることがよくある笑笑


でも、釣りでしか味わえない光景、興奮、そして何より出会い


があることを知って欲しいし、教えたい笑





壁を超えたのも束の間




目の前にはさらに分厚く大きな壁が立ちはだかっていた。





これだから釣りはやめられない....





Tackle data

rod: APIA Foojin'AD  JAIL BLEAKER92MX

reel: SHIMANO エクスセンスHGM4000

line: DUEL hardcoreX4PRO 1.5

leader: DUEL  powerleader 25lb

HIT lure: DUEL ハードコアシャローランナー120F H3



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