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喜界島遠征

ジジ←ナゼか消せない(笑)


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先日の3連休を利用して初の喜界島へ遠征に行ってきた。
同行者はGWに母島で40キロGTを釣ったSさん。

まずはそもそも、なぜ喜界島に行くことにしたのかだが、はっきり言って島の名前が気になったから。(笑)
スタートはそこからなのだが、あとは航空写真で見てみるとぐるっと周囲がリーフで囲まれてはいるが、遠浅過ぎず、しかも島全周が簡単にアプローチできそうな地形をしている。
飛行機も飛んでいて行き帰りも便利。
ホテルもレンタカーも手ごろな値段。

ルアー釣りに関する情報はかなり乏しかったのだが、そこから感じとれたのは、トカラのようなガッツリGT狙いというよりは、魚のサイズは手ごろな印象で、あんまり気合いを入れずとも楽しめそうで、そこもちょうど気分にあっていた。

まあとにかく、ここのところ初場所の遠征先はなく、過去の釣りの繰り返しとなることが多かった。
釣り遠征の醍醐味は始めての場所で、航空写真と睨めっこしながら釣り場を見定め、魚の居場所とそこに合った釣り方を探し、魚を仕留めること。
そのわくわくをまた感じたくて、まあまあな移動費にはなるのだがエイヤで行ってみることにした。
もちろん現地に知り合いもなく、イチから魚を探していく釣りになる。

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初日はほぼ移動のみ。
鹿児島空港から飛行機を乗り継ぐ。

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かな~り小さい飛行機だ。
釣竿が鹿児島から先は飛行機が小さいので万が一乗らないかも、と羽田で脅されたが無事積めたようだ。

そして夕方に無事喜界島着。
飛行場の建物が、今まで訪れた島の中で一番小さい。

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(これが飛行場の建物です)


日暮れが近いので、とりあえず近場で釣り場探し。
港には大きな突堤があって、釣り人が1人見えたのでそこに向かう。

海はベタ凪。
どんな魚が居るのか分からないが、事前に調べた感じだと3~50センチのカスミアジが主体っぽいので、それに合わせややライトめのショアジギタックルに念のため太めのPE3号で向かう。

堤防先端に居たのはなんとGT狙いのルアーマンであった。
早速ヒアリングすると、とっても感じの良い青年で、詳しくいろいろ教えてくれた。
数はそんなに出ないが10~20キロのGTは釣れるとのこと。
ちょっと甘く見ていた。
小笠原と同じタックルを持って行くか悩んだ末、結局持ってきていない。
最大で対馬用のヒラマサタックルのみ。
ルアーも16センチまでしか持ってきていなかった。
気楽な手ごろのサイズ狙いのつもりで来たものの、GTが出ると聞くとやっぱりガチで狙ってみたかったかも。

とはいえ、そんなサイズはそうそうは出ず、やはり小さめのカスミアジが多いようなので、気持ちを切り替えて、あるタックルで楽しめる釣りをすることにする。
最初はいつものようにトップから。
続いてヘビーシンキングミノーを投げるとあっさりヒット。

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45センチくらいのカスミアジ。
ヒットルアーはピンテールEZの45g。
大きさの割りに良く引いて楽しい。

その後、日が傾いてきたころにまた同じミノーでヒット。
今度はまた45センチくらいのカマス。

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歯がかなり鋭い。
ちなみに同行者もカマスを2ヒット 
さくっと来た堤防で、魚の反応も上々。
何日投げ倒しても出るかどうか分からないGTよりは、やっぱり反応の多い手ごろなサイズを狙うのは正解だったかも。
喜界島、かなり好印象だ。
日没となったので、宿へチェックインし、旅の第二の目的でもある居酒屋へ。

沖縄が近いだけあって、ビールはオリオン。
お刺身はまずまずで、夜光貝が気に入った。

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そして驚いたのはヤギ。
本当に山羊の肉であった。
クセもなく、これまた美味。
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翌朝はまた同じ堤防へ。
夕方反応が良かったので、朝はバカスカ釣れるんじゃないかと思いきや全く反応なし。
何時間か粘ったけど結局ノーバイトで一旦終了。
その後は島を1周しじっくりと釣り場探し。

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(海も空も超絶キレイ)


前日に教わった堤防は足場が高すぎて、垂直のハシゴが怖くて断念。(笑)
ただその近くで良さげな堤防を発見。
夕方はここで勝負することにする。

前の日はベタ凪だった海が、ちょっと風が出てきたこともあり、波だってきている。
防波堤の根元はリーフ帯に隣接していて、そこが良い感じでサラしており防波堤から打つことができる。

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ヒラスズキアングラーだったら皆打ちたくなるはず。
ここにスズキが居るのかわからないけど、ひょっとして居たりして、みたいな感じでサラシを打ってみることにした。
でもサラシに出るのかは知らないが、カスミとかヒットするかも知れないので、ライトめのショアジギタックルにPE3号で臨むことにした。

自分はよくやるのだが、いきなりミノーは投げない。
シンペンなどで表層をスキッピングさせてちょっと遠くのやる気のある魚に、ベイトが居ると勘違いさせ魚をルアーのコースに寄せるイメージだ。
ということで、数投かっとび棒で遠投しスキッピング。
続いてミノーでサラシを打ってみる。
反応ないので、飛距離の出るアサシン160Fに換え、サラシのないところまで投げ、サラシにが始まるというところまで引いてきたときにドスン!

何か分からんけどヒット~!
ギラっと白っぽい魚体がなんとなく見えた。

ヤヤヤ!
これがむちゃくちゃ引く!
ヤバイやつがヒットした。

ドラグも結構出され、とにかく暴れまくる。
リーフに入られないように必死でポンピング!
するとなんとか、足元まで寄せられたが、沈んだコンクリートブロックにリーダーがゴリゴリ。。。

ヤバイ。
ちょっとだけテンションを緩めると沖に出てくれた。
ここで一気にポンピング!
魚体が見え空気を吸わせる。

魚は、ヒラアジ系だ。
ここであとは抜き上げ~、と思ったが重くて抜き上げられない。

近くの同行者に助けを求める。
たたんでいたギャフをセットしてもらい、ギャフ打ちをしてもらおうとするが、うねりが足元にあたり左右に大きく流される魚体に、ギャフがスカスカと全然刺さらない。

結局リーダー掴んで抜き上げましょう、ということで、二人で交互にラインを掴んでソロりソロりと引っぱり上げてようやっと御用。

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オニヒラアジ 70cm
ヒットルアー サイレントアサシン160F
(フックはMH#2の2つに交換)

リーダーが40ポンドだったので、けっこうヒヤヒヤ。よく切れずにもってくれました。

自分で見つけたポイントで、自分なりの釣り方で、獲れた満足感の大きい1匹となりました。


リーダーがざらざらになったので、繋ぎなおして再開もその後は出ず。
本命の防波堤先端に移動。
日も傾き、太陽が山影に入った頃合いでヘビーシンキングミノーにゴチンとヒット。

これまた結構元気に良く引く。
が、防波堤の周囲は障害物もなく落ち着いてファイト。
浮いてきたのはカスミアジ。
抜き上げようと思うが、これまた重くて抜き上げられない。

同行者を呼んで、一段下の足場に下りてもらってタモ入れしていただき御用。

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カスミアジ 62cm
ヒットルアー ピンテールEZ 45g
お腹ぱんぱんでころころと太った個体でした。

というところで日没時間となり大満足の2日目は終了。
夜は居酒屋で祝杯をあげる。

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さてしかし、その翌日はその防波堤で粘ったり、リーフでやってみたりしたが、同行者共にノーバイトで遠征は終了。
釣れる時と釣れない時がはっきりしている?な印象の喜界島であった。
帰ってきてから見つけたブログによると、結構リーフ帯でカスミやロウニンを釣っている。
今回防波堤中心であったため、次回訪れるときは、もっとリーフ帯で攻めてみようと思う。

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しかしとにかく、初場所の遠征は面白い。 
インターネットで情報を集め、航空写真で釣り場を想像しタックルからルアーまでを用意し、現地で実際の釣り場を見て判断し、魚にたどり着く。
この過程が最高に楽しいのだ。
最初に書いたが、ここのところ初場所の遠征が無かったので、久々にその醍醐味を味わえる、総合的に◎(二重丸)な遠征となりました。

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