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対馬のショアでデブブリ~

先週は飛び石をつなげて大好きな対馬へ。
3月の対馬は未知数で、ヒラスズキは狙えるはずだが本命の青物は果たして果たして。。。

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着いた日は南寄りの強風。
午後の飛行機で着いて時間がないので、いつも通っている磯へ直行。
ヒラスズキも青物も反応なかったが鳥が飛んでてベイトが入っている雰囲気で良い感じ。
ここで現地で出会ったアングラーが、近くの別のポイントで朝に青物のボイルが出ていた情報をいただく。

さて翌日。
ボイル情報の場所か、お気に入りのいつもの場所か迷い、一旦いつもの場所へ暗いうちに到着。
北寄りに変わった風は相変わらず強く、うねりが入って青物には厳しいがヒラスズキには良い感じ。
さて、本命の青物か、ゲーム性の高いヒラスズキか迷い、やっぱり青物!ということでボイル情報のあった別の場所へ移動。
ところが夜が明けて開始してみるも鳥もおらずボイルも出なくて雰囲気も反応もなし。
前の日は良かったは釣りあるあるの典型的パターン。
早々に見切り、いつもの場所に速攻でUターン。
すると鳥が飛び交い良い雰囲気。
そして出会ったアングラーに聞くと、デカい青物にブチ切られ、ヒラスズキの反応もあるとのこと。
移動は失敗で、最初行った場所が良かった模様。
こればっかりは仕方がない。
既に潮位がどんどん上がっていて青物の立ち位置は無理。
ヒラスズキ狙いでランガンするも1回足元でビョイ~んと出たが乗らずに終了。
夕マヅメは風が納まりベタ凪で鳥もおらず、朝入ったベイトは抜けてしまった模様。
反応もなく終了。

さて、あっという間の最終日。
場所はどこにするか悩む。
昨日良かったいつもの場所か、一昨日良かったらしい別の場所か。
二日良い日は続かないあるあるは怖かったが、またベイトが寄ることを期待し、いつもの場所を選択。
夜明け前に着くと予報に反してかなりの強風。
大き目のうねりも入っている。
一番凪の予報だったのに、今ツアーで一番荒れてるかも。

夜が明けてくると鳥はやや沖目で飛び始めた。
青物の立ち位置はうねりが当たって無理そうで、ヒラスズキ狙いでヒラスズキの実績ポイントで開始。
するとやがて鳥がどんどん近づいてきて、やがて目の前で青物のボイルが始まった。
だがヒラスズキの立ち位置はかなり前方まで根が点在し、沈み根も多い。
青物でも喰ったら一発で根に巻かれて切られること必至。

あわてて一旦青物タックルを追加しに車へ戻る。
ヒラスズキポイントの目の前が、ボイルが出てるのだが根が嫌なので、青物ポイントの方に向かう。
ところがそちらの方にはボイルが遠く、青物は回って来ない様子。というかあまりにもうねりが当たって青物がかかっても前に出れずに獲れそうにない。
安全な所で暫く投げてみたが反応がない。
遠目に見える朝最初に立っていたヒラスズキポイントの周辺は相変わらず鳥が刺していていて魚が入っている様子。

根が多くて厳しそうだが、このままボウズでは帰れない。
意を決しその方へ向かう。
そのころには潮位が高くなってきていて、立ち位置までのルートには膝くらいの水深まで水位が上がっていてじゃぶじゃぶと進んで、ボイルまでなんとか届く位置まで進み岩の上に乗る。
飛距離の出るオーバーゼアを大遠投。
するとあっさりヒット。

根が先の方まで点在するのでゴリ巻きゴリ巻き!
魚もそれほど大きくなかったので、なんとか寄せた。
だが小さい岩なので、その場所では魚はキープ出来ない。
岩から降りてじゃぶじゃぶと岸まで歩いて魚を誘導し無事キャッチ。

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 ヒラマサ 69cm

やった。これでボウズ逃れ。
リリースも考えたがルアー丸呑みで血も出てしまっていたのでキープ。
だがこのサイズでは持ち帰るにしても送るにしてもちょっと微妙。
もう1匹くらいは欲しいところ。

水位もどんどん上がってきているがじゃぶじゃぶとまた立ち位置の岩の所まで戻る。
そして再開するとあっという間にヒット。

さっきと同じヒラゴかと思いきやむちゃ引いてドラグが出される。
そして案の上、根の向こうに入られてしまう。
そこそこ大きいヒラマサだろう。
ゴリゴリといやな感触で、一旦ベールをフリーにすると根から出てくれてファイト再開もまたすぐ根に入られる。
そうこうするうちうに根に巻かれてラインブレイク。
心配していた状況になってしまった。

潮位も上がり迷っている暇はない。
根ずれのひどい部分のリーダーをカットし、ポッパーを直結。
すぐに再開するとあっという間にまたヒット!
いくらでも釣れそうだ。
もう根には入らせまいと渾身のゴリ巻きゴリ巻き!

かなりの重量感があるも根には入られることがなく寄せてこられた。
ヒラゴの背掛かりか?とも思ったが、見えてきた魚はそこそこ大きい。
そして足元まで寄せられた。
おっ?
ヒラマサでなくまるまる太ったブリ。
どおりで根に執着しない訳だ。

さてここからが大変。
乗っている小さな岩では獲れないので、岸までまた誘導しないといけないが、口元のフックの刺さったあたりの穴が広がってきていて、何度か暴れられたら外れそう。
この魚は絶対に獲りたい。

フィッシュグリップをかけて引っ張っていこうとリーダーを掴み手繰り寄せ、まだ暴れるブリにフィッシュグリップをかけるとまたひと暴れしてリーダーとグリップを留めたケーブルが絡む。
そしてまたひと暴れ。
グリップがあっさり外れる。
実はグリップが以前ヒラマサを獲った時に歪んでしまい、先端の合わせが甘くなっていた。
そうこうしているうちにいつのまにかフックはトレブルの針1か所しかかかていない。
仕方がないのでフィッシュグリップは諦めて、本当は危なくて良くないのだが、まだルアーはついている口元をかっつり手で掴み、そのまま岸まで誘導することにする。

ブリはだいぶ大人しくはなっていたが時々暴れ、その度に手から外れそうになるが渾身の力で掴み、もう腿まできている水深のなかじゃぶじゃぶと岸まで歩いてなんとか辿り着いた。

ということでフットボール君GET!


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ブリ 88cm 推定8キロ (内臓除去後で7キロちょいでした)

対馬ではブリ系はヤズ(イナダ)サイズばかりだったので、ブリはかなり嬉しい。
こんな太っててかなり美味しいはず!
88センチはブリの記録更新です。(当然重さも)

しかし最終日で飛行機の時間も迫っている。
写真撮影もそこそこに、急いで内臓出してキッチンベーパーとビニールにくるみ、車までえっちらおっちら。

最後はばたばたとなりましたが、満足サイズの青物獲れて、大満足な遠征となりました!


やっぱり対馬は最高です(*^^*)







 

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