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小笠原母島遠征2017/05(その2)

その1 5月2日サワラ根の続きです)

推定巨大イソマグロにのされまくり、ブレイクしてしまったが、まだまだ昼前。
諦めている場合ではない。
一息ついた後、再開する。
ここでバイトをずいぶん取られていた、遠征組のたいらさんがとうとうヒットさせたのだがラインブレイク。
そしてラインを組みなおしたたいらさん、またまたヒット。
だがこれも相当デカいと見え、右に左にもの凄い勢いで走られ、結局またラインブレイク。

さすが名礁サワラ根。
魚の反応の多さと魚の大きさがハンパない。
なんだけど魚が大きすぎて、誰も魚が獲れない。

その後しばらくアタりの遠のいた時間が経ち、真上にあった太陽が少し傾いてきはじめたころ。
引いていた私のペンシルに、比較的磯の近くでドカんと水柱。

「ヒット!」

魚はヒットした水面でもの凄く派手に暴れている。
遠征組のPさんが「そのままあげちゃえ!」とアドバイスをくれる。
水面にいる相手を一切走らせず、主導権を与えずにゴリ巻きして磯際まで寄せる。
魚は長細い。
カマスサワラだ。
そして、ギャフかけてもらい御用。

磯に上げた後も、まだ魚は元気で狂ったように暴れまくる。
ルアーは口の奥にガッチりかかっており、歯も鋭いのでまったく手がつけられない。
しばらく暴れてグロッキーとなったころには魚体はボロボロ。
見るも無残な見た目となってしまった。

魚をまじまじを見つめるが、デカい!
やった!

メジャーをあてる。
148cm。
推定で15キロほど。
勿論長さも重さ(推定だが)も記録更新。

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ちなみに、くわえていたルアーは魚が完全にグロッキーになった後摘出したが、完全に破壊されていた。
高いウッドルアーでなくてよかった。
カーペンターとかはおちおち使えない。

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(ひょえ~)

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魚を洗いたかったが、流れ出た血の臭いをかぎつけてサメが寄ってしまった。
これ以上サメを寄せないために魚は海にも帰せず、水で洗うこともできず放置するしかない。
(きれいにして写真撮りたかったんだけど。。。)
とりあえず、大物をあげほっと一息。

とすると、たいらさんがまたまたヒット。
ちょっと走られたが、先ほど掛けた推定マグロに比べ、なんとかなるようだ。
そして磯際まで寄せ、魚体が見えた。
こちらもカマスサワラ。
ところが先ほど私が釣った時に、血の臭いだけ嗅がされて獲物にありつけなかったサメのスイッチが入ってしまい、磯際のサワラに襲いかかる。
その光景にしばし呆然。
ギャフであげようにもサメに引っかかるとギャフごと持っていかれそうで、結局サワラは半分以上喰われてしまった。
(たいらさん 私のせいですみません)

気が付くと日も傾いてきた。
と、そこにイルカの群れが登場。
そして磯際でイルカナブラが発生。
イルカに追われたダツが逃げまくり、それをイルカが捕食していく。
ネイチャー番組とかでしか見れないようなとんでもない光景が目の前でくりひろげられ、しばし観賞。

そうこうしているうちに渡船の迎えが来て、衝撃の2日目は終了となった。
(ここでたいらさんは本土へお帰りになり離脱)

<5月3日>ーーーーーーーーーーーー

当初、この日以降は渡船をとれていなかったが、前日に乗った船に直接交渉して、この日も乗せていただく。
メンバーはたいらさん抜けた遠征組4名。
最初ろうそく岩に行ってみたがうねりで乗れず、二本岩へ。
網走さん達が秋に良い思いをした1級磯だ。
ところが渋くて渋くて、アサイチの1投目にトップにちょっと出たが、その後まったくトップに音沙汰がない。
これはどうしたことか。

しばらく何もないのでジグに切り替えると、ほどなくしてヒット。
そこそこ引いて一瞬おおっと思ったが、あげてみると小ぶりなカッポレであった。

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カッポレ 60cm  ヒットルアー キラージグ

そしてその後メンバーの誰もバイトすらなく、昼前にたまらず瀬替りし、初日に乗ったホカケ岩へ。
ホカケはいつも夕方まで渋い。
案の定、移動した後の真昼間は全く反応なし。

途中ちょっと沖に目をやると、結構な至近距離でクジラ出没。
距離にして磯から2~300mくらいか。
何度か呼吸した後、巨大な尾っぽを見せて静かに海に消えた。
なかなか感動的な光景に、撮影も忘れ見入ってしまう。


そうこうしているうちに回収時刻の4時が近づく。
連続3日間、100g以上の重たいルアーを、棒のようなロッドでフルキャストを続けてきていて体も満身創痍。
なんだけど3日目の夕方にして、ここにきてこの超ヘビータックルに慣れてきたのか、飛距離がようやく満足に出るようになってきた。
渾身のフルキャストが決まりペンシルをダイビングさせると凄い勢いで横っ飛びする巨大な魚体が見えた。
細長い尾っぽが見えてカマスサワラと確信。
2mはありそうに見えた。
その後腕に伝わる魚信。
しかし数秒でフックオフ。
相変わらず喰いが浅い。

この磯は4時からフィーバーしたりするのだが、今回は船長の都合で残念ながら回収は4時。
その後直ぐに時間切れで終了となった。


その3につづく)






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