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【撮影後記】 メーターオーバーが撮れた熊本遠征


もうご視聴頂けましたでしょうか?


fimotv初メーターオーバーのシーバスを収録したメガバスフィールドスタッフ、久保田剛之氏の熊本遠征


 


今回はそんな熊本遠征の撮影後記をつづってみたいと思います。


撮影の話が出てきたのが確か夏頃。熊本県にある山本釣具センターさん主催のシーバスパーティーに久保田さんがゲストとして行くので、撮影お願いできませんか?とメガバスさんに打診されたのがきっかけでした。





【想定外の出来事】


時間が過ぎ、いざロケの準備を始める頃に想定外の出来事が起きました。

 


予報では台風21号が接近…しかも直撃コースでした。


多方面に甚大な被害が出たのは記憶に新しい。10月下旬に台風って思ったがどうする事も出来ず、ただ祈るのみしか出来ません。


予想進路を考えると撮影できるのは初日ぐらいしかないでしょう。2日目以降は雨と風で釣りにならないのは予見できます。


空港に集合すると行きの便は予定通りですが、帰りの便は飛ぶのか飛ばないのかまだ分からないとの事でした。不安要素が残ったまま熊本に飛び立ちました。






【初場所の代償】

映像を観て頂くのが一番分かりやすいので詳細は書きませんが、初めての場所での釣りだと地形や水深などまったく分からないものです。

そんな中、久保田氏がどのようにプランを立てて始めるのかは是非とも動画で観て頂きたい所です。


遠征など考えているアングラーには参考になるのではと思います。


それでも相手は魚。言葉が通じる訳でもなく、素直に友人に状況を聞くのも釣果への近道なのも事実です。 今回、久保田氏はアドバイスをもらった結果、違う川に移動を決めて、天候を気にしながらも釣りを再開しました。


入った川は最初とは対照的で川幅が狭く、護岸整備された川でした。フルキャストしたら対岸に届くぐらいな距離です。


既に下げが始まっていて、まだ潮位が高かったので分からなかったのですが、よく見ると蛎殻がびっちり...


これも映像を観たら分かる通り、切れた原因は蛎殻だったかもしれない事を知ったのは潮位が下がり視認できるようになったタイミングでした。 初場所ならではの怖さであり、代償と言えます。





【メーターオーバーとの出会い】


流れの緩やかな場所や目視できる変化を感じ取り、毎投キャスト場所を変えていたと、後日の久保田氏との会話で知ることがありました。



また、その会話の記憶を元に、動画を確認していると、こんなシーンが確認できます。

 


「今近くにいそうだからちょっと動かないで」


久保田氏から撮影スタッフへのリクエストです。

これは、大幅な水位の変化により川幅が急速に狭まっていく中で、必然的に、魚との距離が近くなっていく状況で、歩くことによる水の振動や人影にまで注意を払っているのが解るシーンです。


この辺が、久保田氏は今まで、比較的サイズが伸び辛い関東地区で2本のメーターオーバーを釣っている経験者ならでは、大型魚の警戒心を理解した行動と言えるのかもしれません。



そして遂にヒットの瞬間を迎えました。

『これは大きい』直ぐに手応えを察知した久保田氏でしたが、映像を観ると冷静に解説まで同時にしています。

よくよく考えるとすごい事だなって思うわけです。


果たして自分がメーターオーバーをヒットしたらどうなるのだろうか?

間違いなく、焦って我を忘れるかもしれないです、いや確実に忘れガムシャラに後は運任せな状況になってしまうでしょう。



ドラグの調整、ロッドの角度、ランディング場所への移動、タモ入れなど参考になる要素が映像に収められた事も観る側(アングラー)にとって為になるかと思います。

 


また、今回、映像に収められた事は非常に喜ばしい事でもあるのですが、この裏に多くの人が携わっている事も忘れないようにしたいです。


この場を借りて、改めて感謝の言葉を伝えたいと思います。本当にありがとうございました!





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編 コウノス
 

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