気温が高く穏やかな天候が続いた師走。
それでも週間天気を見たら、本格的な冬の訪れは目の前に迫っていて。

やれるうちに、めいっぱいやりきる。
そんな想いで、平日の夕方に河川の明暗ポイントへ。

流れは、ジワジワと続く上げの時間が長く、
やっと下げに切り替わったかと思えば、強い流れが10分ほどで止まる。

その強弱にルアーローテーションが合わせられない。
一番強いタイミングを見計らってオグル85Sを投入。

ようやく明暗の境のボトムへ、ドンピシャのコースで入ったら、
ガッ…とショートバイトが出て、直後にドンッと喰った！

しかし、合わせを入れた瞬間に、まさかのラインブレイク。
やっちまった…PEが傷んでいたのかなぁ…？(￣_￣ i)

じだんだを踏みながら次の流れを待つ時間。
これがもう、果てしなく長く感じました。

20分後くらいに、ようやく、再び下げの流れが強くなり、
満を持してオグルを投入。

デカいボラのスレがかりがあって、
もしかしたら、さっきのもバイトじゃなくて…ボラ？

次のキャストでボトムに触れた瞬間、ガギッと何かに引っかかった。
おいおい…あげくに根がかりデスカ(￣_￣ i)

仕方なくPEを掴んで強く引いたら、ズズッと外れて動いた感触。
おっ…？(￣▽￣)ゴミごと回収かな？

ところが、上がって来たのは、誰かのライン。
よく見たら、その先に僕のオグルを喰ったシーバスがついている！

うそぉ…？(￣_￣ i)


誰かのスイッチヒッターと、さっき無くしたオグルとシーバスをゲット！
こんなこと初めてです。魚の口元にあるのは、間違いなく僕の赤金オグル。


ヒットルアー3つ並べてみました(￣▽￣)ﾉ

ええと…整理しますと、ピンクヘッドのオグルで誰かのラインを拾って、
そのラインの先のスイッチヒッターが、僕のブレイクしたラインを拾って、
そのラインの先の赤金オグルが魚の口元に…わけわからん！

その後、ソル友さんが合流して釣れた状況を説明しましたが、
頭の上に？？？が見えました。

たぶん、僕の頭の上にも出ていたと思います。

その後、2人で粘ってみましたが、
流れていない状態が、どんどん長くなり、いったん解散。

食事休憩をはさみ、翌日からの悪天候を見越して、もうひとふんばり！
深夜の満潮前に、ひとりで同じポイントへ入りました。

穏やかな水面は、夕方よりも上げの流れが強くなっていて、
橋脚からのヨレが、はっきりと目視できるほど。

それが見る見るうちに消えてゆき、
ジワーッと下げ方向へ走り出したタイミングでブルスコを投入。

またボラにぶつかる感触があり、手前まで抜けてきたところでガシッと止められた！


浮かせてみたらキレイなシーバス(￣▽￣)ﾉ65㎝くらいかな。

すぐにリリースした後は、さらに流れが強くなっていて、
当たりルアー？のオグルにチェンジ。

満潮を過ぎたホンモノの下げの流れに運ばせて、
明暗のボトムでU字を描く瞬間に…ゴンッ！これは、確実にシーバス！


ついばむような、鋭いバイトでハーモニカ。


厚みがあってコンディションの良い70㎝UP(￣▽￣)ﾉ
これを獲るまでに、ひたすら投げ倒した一夜でした。


ベイトになっているイナは、ブルスコ110Sを越える大きさ。
思えばハクの頃から一緒に駆け回ってきた…のかな？

このサイズのエサを求めて、秋の良型が河川に入ってくる。
今年も楽しい釣りができたのは、元気に成長してくれたからこそ。

水中に残してしまったラインを、少しでも拾えて良かったです。

■タックルデータ
ロッド：ムーンショット S906M
リール：モアザンブランジーノ3000
ライン：G-soul X4 アップグレード 1.2号
リーダー：DMVナイロンショックリーダー 20Lb
グリップ：スミスグリップ2700＋Oz factoryホルダー
主なヒットルアー：エアーオグル85SとスイッチヒッターDH97Sとエアーオグル70SLM