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俺の磯合宿3日目〜嬉しい一本と悔しい一本〜

俺の磯合宿初日はこちら
俺の磯合宿2日目はこちら




〜俺の磯合宿3日目〜


さて3日目に突入した今回の磯合宿



前日のランカーヒラメの勢いに乗り、なんとか本命ヒラスズキも手にしたいところ…




朝マズメは前日同様に同エリアから活動開始。


しかし、めぼしいところを叩くも反応は無く…


その後も周辺の磯を二ヶ所程回るがやはり反応は無い。






なのでエリアを変えてみる事に。






途中でルアーを2つ補充しながら、狙いの磯に到着。




支度を済ませ、遠くに見えるサラシの広がる岬の先端を目指す…





まだ誰も居ないと踏んでいた隣りの磯先端部にはすでに先行者が…
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(この潮位、この波であの立ち位置…かなりの強者(汗))



なので向こうは諦め、一つ手前の岬の先端のポイントを徹底的に舐め回す作戦にした



釣りはまだまだだが、舐め回す行為は得意分野!


おまかせあれ♪(笑)





潮位に合わせ、立ち位置を選ぶ。


そしてまずは自分の立ち位置周辺から探る



が…反応無く



さらに潮位が落ちたタイミングで20mくらい右にあるシャローと深みの境目に有る根に立ち位置を変更



サラシも濃く流れもあり一投目からでも飛び出しそうな雰囲気だ!



波のタイミングをみながら両サイドのスリットやワンドの中にある沈み根周辺を探る



さぁ来い!!






























く〜ッ!出ないッ!!




今度はポイントは変えずに立ち位置を変えてみる


さっきは3時の方向から攻めた沈み根を、今度は7時の方向から攻めてみる








すると一投目…









『ガッガガガン!』





ヒットーーッ!!!!!!!!





すかさず合わせを入れると真っ白なサラシの中から黒い魚体が跳ね上がる!






っしゃぁあ!!!



ヒラきたぁあッ!!!!




雄叫びと同時に激流に乗り暴れ出すヒラスズキ




翻弄されぬよう、必死に応戦する






スゲー突進力!!






一進一退、無我夢中でファイトする





そして最大の難関はシャローと深みの境目のワンドのエッジ…




波のタイミングに集中し、一気に寄せる





なんとかエッジをクリアしシャローに引きずり込めた!




あとはランディングだ!




立ち位置の磯から飛び降り、寄せ波で上手く磯にズリ上げる事に成功



が…抑えようとした瞬間…




次の波で磯裏に流され、また海中に戻される




急いで磯から飛び降りる



フックはテールの一本のみ…



シャローの中で疾走とエラ洗いを繰り返し、激しく抵抗するヒラスズキ



お互い必死な一対一のガチ勝負



今にもバレそうな…今にも手が届きそうな紙一重の攻防




膝上くらいの水深でズリ上げ場所はもう無い





『バレんなよ!バレんなよ!』


と、ランディングに早まる気持ちを抑え、慎重に慎重に距離を詰める…






そしてハンドランディング!!!!!








よっしゃあ〜!♪



きた〜!ヒラスズキぃ〜ッ!!


ヒラスズキキャッチに嬉しさが込み上げる。
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もう口からは『しゃあ』の言葉しか出てこない(笑)





そして冷めやらぬ興奮で『しゃあしゃあ』言いながら次を狙いに行く…



そして…




『ドスッ!』






キタよキタよキタキターーー!!連発ぅ〜!!





は、磯マル!
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ヒラではなかったが、よく引き暴れたナイスファイターでした。




しかしその後は反応が無くなり午前の部は終了。





そして昼から回った2カ所目…



沖の根ギリギリにキャストしたルアーにヒットしたのは本命ヒラスズキ!


真っ黒な魚体とやりあった一進一退の攻防も


あと一歩…


あと一歩というところまで行きつつも、一瞬の迷いを見透かされ痛恨のフックアウト


きつく締めたドラグを、反転するたびにあんなに出されたのは初めてかもしれない。


そしてフックアウトした直後…


棒立ちしている自分の目の前で、すでにフックは外れていたが最後に一発エラ洗い


大きい口と、水の中に消え行く前に見えたあの大きな尾ビレ…


あのシーンを思い出すと未だに悔しさで胸が熱くなります。


あれが75だったか80だったか、はたまた85オーバーだったかはキャッチしてないからなんとも言えないが…




僕にはまだまだ大きすぎるサイズだったのかもしれないですね…



あ〜釣り上げたかったぜ、ちくしょう〜(泣)






3日目でようやく、ようやくヒラスズキを手にする事が出来ました。



自分のなかでは大満足な、そしてこの釣りの楽しさを再度感じた嬉しい一本と悔しい一本を味わえた日となりました…





そして磯合宿も残すは翌日ラストの朝マズメ。


さらなる一本を目指し楽しんだ4日目はまた次回。
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