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▼ なかなかしんどい大潮。
- ジャンル:釣行記
- (Blooowin!140S, BLoooWIN! 80S, シーバス, BlueBlue)
さあ、新月の大潮。
満月よりも暗いために、
見切られづらく、釣りやすい。
なんて事も言われていますが。
それは、どーだか解りません。
ポイントによりけりだと思います。
期待に胸を脹らませた大潮だったのですが、
なんと連日の大雨。
プラス私の地区では致命的な東風(コチ)
それによって、赤茶色の冷たい濁流が
河川のベイトっ毛を無くしてしまっていた。
おまけに上流から竹等のゴミだらけ。。。
上げれば海からの海草だらけ。。。
それでも行かねばならんのです。
逢いたい魚が、そこにいるから。
濁りがキツい、表層に魚っ毛の無い時は
バイブレーションが基本。
波動で魚を寄せる釣りですね。
しばらく試してみる。
バイトは度々有る。
しかし、触れかけてるのか
スレかけてるのか解らないビミョーなチェイスばかり。
これ以上は、スレの危険が有るので中止。
何らかの魚は居るようで。
この時に想像されるのは
ボトムベッタリ。
しかも、よほどのタイミングでなければ口は使わない。
ピンに付き、濁った視界の中でしっかりとレンジを合わせて、目の前にルアーをおいて行かなければバイトに持ち込めないだろうと。
ミノーにチェンジしてみる。
勿論、シンペンでも良いだろうが、
こんな時こそ、BLoooWIN!のスローに
一定レンジを長く流す釣りが効果を出してくれる。
しかし、いつも以上にシビアなレンジキープと、リトリーブスピードが必要になる。
おまけに、大潮+増水の速い流れ。
そして、強い横からの風の中での
的確なラインメンディングも大切。
例えば、狙うべきポイントが
上流からの強い横風だった場合。
当然ラインスラックが多く出てしまう。
橋脚等の奥を狙って
「送り込む」のにはこれも有利なのだが、
オープンウォーター等ではこの状態は宜しくない。
バイトも取りにくくなるし。
ルアーコントロールもプアになってしまう。
何よりもマズイのは、ルアーのレンジが上ずってしまいやすい。
それを無理にこの状態で巻き巻きしてしまうと、下流側に不必要に加速してしまう為に、今度は逆にBLoooWIN!は入り過ぎてしまう。
そこに、後ろからの流も追い討ち。。。
しっかりとラインを上流、もしくは水から離し、ルアーとロッドを一直線になるようにラインをメンディングしましょう。
しかし、横風の時はなかなか難しい。
なのでこんな時の1つの方法として、
アップクロスも効果的。
ポイントの下流側に立ち、アップクロスで
アプローチ。
こうすることによって、
クロスキャストの時よりも
ラインに受ける風を少なく出来る。
この時、ルアーは沈みやすく、
アクションは弱めになる。
しかし、ブレイクラインや、流れの筋を
長時間引ける為に、効率の良い釣りかたでもある。
魚の目の前から流れてくるので、
長時間捕捉されやすい。
濁りがキツい、タフな場面でも有効な流し方。
で、
ドン!
BlueBlue BLoooWIN! 80S
チャートバックパール
以外と一撃。
しばらくクロスで打ち込んでいたのだが、
やはり横風によるラインスラックの影響で、BLoooWIN! 80Sがしっかりとコントロール出来ていなかったのだろう。
今度は、ダウンクロスというパターン。
下流側のピン、もしくは横のラインを探るテクニックとして、
わたしが多用するテクニック。
これも、横風の影響も少ない。
気を付けるのは常にラインテンションを張って、リーリングもほとんどしない。
これが、度々言っている
「気絶するほど巻かない」
「失神メゾット」の神髄。
(とか言って、他にも有ります)
着水から、ラインメンディングしながら
ルアーを任意のレンジまで潜行させ、
狙ったピンポイントに狙いを定める。
即ち、途中の経緯はピンに行くまでの助走。
時折、バイトも出てしまうが、
それは狙った魚では無い。
絶対に、狙ったポイントでバイトを出す。
(これ、大事!)
ほとんど、ポトムを狙う事が多い為に、
その時の流速と、水深に合わせたルアーコントロールや、セレクトも肝心となる。
そして、これでもなかなか食わない。
もしくは、魚に発見されていないと感じた時は、
魚の側線を刺激する。
(何時かのログでも書いたと思うが)
聞いた話では、ランカーサイズの側線感知能力は、半径3メートル。
私のハイギアリールは、ハンドル1回転で、
約1メートル程巻く。
なので、リーリング3回に1回はリーリングを一瞬速めてルアーを動かしてやる。
そうする事によって、ルアーの周囲3メートルのシーバスの側線に刺激を与えて、
ルアーの存在を感じさせてやる。
この、「感じされる」=「シーバスに見つけさせる」
と言うのも大切で、結構効果がある。
そして、流し込む。
ピンに差し掛かり、ルアーがターンし始め、BLoooWIN!のアクションが変化を始める。。。。。。
で、
ゴーン!!
BlueBlue BLoooWIN! 140S
クリアーオレンジ
濁流、低水温といった「タフな状況」でも
やはりグッドコンディションなシーバスは居た!
こいつに逢いたかった。
注)こちらは今年のイベント数量限定カラー。
今後のお買い求めのチャンスは、西日本釣り博と仙台のみとなります。
このクリアーオレンジ。
こんな感じの所でも、ヤバいンじゃないですか~?
(相方撮影)
最近のように濁りがキツい時や、
低活性の時は、ロッドとラインを真っ直ぐな状態のまま、リーリングだけでルアーを動かします。
こうするとレンジは、
さほど変わらないまま、ルアーを動かすことが出来る訳です。
(動かしすぎも駄目)
ついでなので書きますが、
もう少し水温も暖かくなり、ハク等のベイトフィッシュが5cm程に育ち
遊泳力も付いてきた頃に効くのが、
ほぼMAXダウンの状態での、立てジャーク。
ボトムに着きそうな時、
もしくは、シーバスに気が付き、
慌てて逃げる小魚をイメージして
ロッドを縦にジャークします。
そして、ここが肝心ですが、
ジャークした分のラインを軽くメンディングしながら、ルアーを下流側に送り込む事。
「慌てて逃げたけど、やっぱり流されるー!」
と、言うイメージで、ロッドを倒しながら
ルアーを元の位置に送り込んで下さい。
これを向こうから、手前まで連続で行う。
上から見た図
「えげつない」ですが、効率よく、
強烈に効く
「キックバック」メゾットです。
使用するルアーは、当然シンキング系。
BlueBlueでは、SNECON、BLoooWIN!や、Narageで試して下さい。
さて、今回はこんな感じです。
今日も悪天候、悪条件の中30時間以上釣してきましたが、
もう、釣りに行きたくなってきました。
しんどいコンディションでも、
考えて、自然を攻略して、そして釣れると
本当に気持ちが良いものですね。
では、また行ってきます!( ̄▽ ̄)b
http://bluebluefishing.com/m/products_bl80s.html
BlueBlue
http://bluebluefishing.com/m/
- 2016年3月11日
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