【WGK report 】迷走な雨の夜

やっとまとまった時間が確保できた週末の夜。

そんな貴重なタイミングに限って、強烈な寒さに冷たい雨とは踏んだり蹴ったりではありますが、諸々試してみたいこともあったので多少無理をしてでも出掛けることとしました。

自分の行動範囲の話で言えば、例年の実績からすればバチの釣りには一潮早い感がありますが、比較的好調果の聞かれる最近の釣り場事情。

まぁ、でもあくまでもコレは水物な話であって、外せばリカバリーが効かないことは目に見えていることですし、何より釣りたいテーマとは外しているので、ポイント的には上げ潮を中心に別なる組立にて釣り場を選んでみることに。

ウエアを着込めばどってことのない気温ではあるものの、気になるのは曇天の中、昨日から吹き続いた北寄りの風。釣りはしやすくとも釣りは難しくなるこの条件、どのようにポイントの状況を変えてしまっているか気になるところです。

で、釣り場についてみて、ドビックリ！

なにコレ？　笑

元々潮通しの良い場所だとはいえ、水深2メーターあるなしの手前はボトム丸見えのドクリアな水質条件。

冬ならまだしも今の季節にはなかなか珍しいくらいの澄潮です。

シャローに差してきている魚を効率よく拾っていく釣りを想定していたものの、これではちょっと厳しいかな～と思いきや、案の定…

何の反応も得られないので早々にこの釣りを見切って、明暗と地形変化のクロスする複合的なポイントの点に着く魚を抜いていく展開に作戦を変更しました。

まずは実績のプレックスから食わせの定点に入れてみるものの、コツッとショートバイトどまりでしっかりと食ってはくれない様子。場所柄今の時期に魚が居ないハズも無いので、これは単に釣り方が合っていないだけってことでしょう。

澄み潮にてまともに通してみても思った以上にルアーを見られている感じがしているので、ここからは上手く逆光を生かしてルアーを見られすぎないように注意しつつ、点を通していきます。

そしてコツッと

プレックス　＠SP　枝豆にて

やっぱこの動きは抜群に釣れますね。

が…　こんな難しい釣りをしに来たつもりはないのだけど…　^^;

その後はプレックスではレンジが合わないのか反応が出なくなってきてしまったので、レンジを落とし、かつ可能な限り見切りの要素の少ないソフトルアーで魚からの反応を見ていきます。

我慢比べの時間が続いた後、＠明暗のエッジ　定点ターンで勝負あり！

これはまあまあの魚。

う～ん、早春のアミの釣りみたいだ。

ムズイ…　ムズ過ぎる　^^;

魚から唯一の反応を得られるのは、明暗の明かりの延長線上のラインと底の地形変化のクロスする場所にて、暗がりに入れないギリギリのタイミングでルアーを明るみに出すという、その条件のみ。

だからと言って魚が固まっていない分明暗の出し入れで誤魔化していることに関しては、ある意味春先のアミ付きのヤツよりタチが悪いかもしれません。

そんなこんなで粘っていると、潮位が合わなくなってしまったので、ここでタイムアップ。

折角なので、帰り際の運河を覗いてみると、ポツリポツリとバチ抜けも確認できますが、だからと言ってライズも出ておらず、これもまた微妙な感じ。

ここでは1時間ほど適当にバチルアーを投げてみて2本掛けて、1本のみ。

小デブでした　笑

釣れるには釣れるものの、この釣りも決定打には欠けている雰囲気。
流石に雨で体も冷えてきたので、ここで納竿としました。

来週以降からは本格的なバチ抜けの時期に入り、年間通してももっとも気軽に魚も釣れる良い時期。

でも、それに向かう中途半端な時期だからこそ様々な釣りが出来て、自分なりのカラーが出せる面白い時期であるわけですが、それに合わせきれないこんな日もあるから、やっぱり燃えるってことでしょうか。

さて、月末の仕事を終えれば、楽しいゴールデンウイーク！

釣れる時期は自分の為にあらず。

普段なかなか誘えない方や釣りを始める方にこそ、楽しんでもらおうと考えてる今年の連休の計画です。

＜本日の仕掛け＞

竿：ミッドナイトジェッティー872PE
リール：モアザンブランジーノ2508SH-LBD
ライン：ラピノヴァX1，2号
リーダー：船ハリス　フロロカーボン4号
使用ルアー：LONGIN 　キックビート70㎜15g　キックビート（小）　プロト
プレックス（SP枝豆）　スタッド＋7gジグヘッド　エリア10　ハイドスイーパー

＜LONGINから皆様へ＞

私もチョコチョコ拝見しておりますが、ロンジンの開発担当者　伊藤さんのブログにて…　何やら怪しげなアイテムを制作中。

http://ameblo.jp/longin2011/entry-11515554733.html