10月27日（日）

大型台風27号の通過直後。
気持ちの良い秋晴となったこの日、昼の用事も済んだこともあり、夕方からポイントへ出掛けてきました。

動きの速い台風だったこともあり、26号ほどの降水量ではなかったにしろ、流石に川筋にはガッツリと濁りが入っていて…さて、どうしたもんかな～。

手軽に釣果を得られる秋シーズン…例えば荒川の橋の明暗にしかり、ついつい同じ釣り場へ通いがちになってしまうこの時期だったりもしますが、こんなときこそ頭を切り替えて釣り場を動いてみると、釣りの幅も広がる面白いチャンスだったりもします。

ということで、この日は、水が悪くなった水域から逃げ込んできた魚を狙い打つべく、普段とはちょっと違った釣り場へと。





釣り場に着いてみて辺りを見回してみると、思ったほどでは無かったにしろ、程よい濁りが入っていて、魚のレンジは比較的上に浮いてそうな雰囲気です。

あまり時間も無いので手っ取り早く反応が欲しいので、緩く上げの流れの当たるブレイクの面に対して、丁寧にプレックスにて撃ち返えしていくと、3投目にしてヒット。



意外にしぶとく走り回ってあがってきたのは、50㎝後半クラス。

顔つきと、ヌメりの強い鱗の雰囲気からして、河から逃げ込んできた個体のようです。




その後、ポンポンと40㎝あるなしのセイゴが食ってくるものの、これはことごとくバラし。

それなりに魚も入っていることも分かったので、ここからは濁りの中でもキッチリとルアーの動きを伝えるべく、フランキーにて同じレンジを攻めていきます。




ブレイクの崩れて小さなワンドのようになっている部分に対して、緩い流れにダウンの角度で入れていくと


ズズッ…？


食った瞬間はまるで、エイに引っかかったのような鈍い重さだったのですが、鋭くフッキングを入れると、激しく水面が炸裂！

根の荒い手前からドラグワークで一気に沖に逃がして、丁寧にファイトして、上がってきたのは…



実にフランキーが様になる、分厚い唇に肉厚の体躯！

これぞ秋の魚といった雰囲気の、70㎝代中盤の良型でした。



数釣りだけでなく、河が悪条件だからこそ、こんな魚を出せる！
やはり秋の釣りは面白いです。


その後も同じように続けていくと、同じようにフランキーにて60㎝クラスを追加。




重みのあって、良い魚です。

その後も何本かお楽しみサイズ（笑）を掛けたのですが、これらはことごくバラして夜も更けて気温が下がって来たところにて、納竿としました。




さて、冒頭にて河川の水が悪くなっていて…と書きはしましたが、実際のところ、本日の釣り場の水を見る限り、思ったよりは雨の影響は大きく無かったのではないかと思われます。

この調子でいけば数日経てば、澄みやすい場所に関して言えばすぐに水も回復してくるでしょうから、今週末の3連休には最高の状態になるのではないでしょうか？

10月下旬～11月頭といえばポイントとタイミングの選択次第では、数釣りから一発型狙いまで色々と試せる、年間を通しても最も良い時期の1つ。

ログを書いているのはまだ月曜日なのですが、週末はどんな釣りを行うか、今から計画を練るのが楽しみです



＜本日の仕掛け＞

★竿　ラブラックス86ML（07モデル）
★リール：07ステラC3000
★ライン：完全シーバスR18 1.2号
★リーダー：船ハリス　フロロカーボン7号
★使用ルアー：フランキー　プレックス（千葉限定カラー）　キックビート55㎜12g　CD７

LONGIN　HP　http://longin.jp/top.html