8月15日（水）

先日に引き続き、タチ狙いのショアジギングへ。

早起きしての朝マズメ。

昨日居た地元の強者勢が誰一人として居ないのはちょっと気になるところだけど…とりあえずコルトスナイパー42gから。



ジャーク時のダート、フォール時のスライド、ローリング…基本的にはアピールの強い派手な動きを得意としながらも、この釣りに必要なアクションの各々を高次元でクリア出来るこのジグにて、まずは魚がどのようなレンジに居て、どんな動きに反応してくれるか探ろうという意図だ。



…

ざっと探るも魚は釣れてくれない。

でも、ジグには強烈な歯形が着いている。

魚は居る！

で、ジグにも反応してくれている！

悪いのはフォール時のアタリを拾いきれていない俺の腕…





そんな、もどかしい時間が続いている中、アレコレやっているとこの場所の強者勢が現れた。


『兄ちゃんどんげね？』

『噛まれるんですけど、どうも乗らなくて…』


朝からの釣りをざっと話しながら、諸々情報交換。ふんふんと頷くように聞いていたおじさん、状況を読んだのか何やら自作のジグをゴソゴソと取り出して…

そして、地元勢が釣りを開始してから約一時間後…


怒濤の四連発！！


オマケにそのグループのリーダーのおじさんは、オリジナルのジグにて、なんと貴重なホウチョウエバ(ギンカガミ)まで釣ってしまう。



※ 珍しい魚なので写真を撮らせてもらいました。
とても美味しい魚です。




いやー、通い混んでる人達の戦闘力は半端じゃありません…(^^;


郷に入っては郷に従うべし！ヒットパターンやらレンジやら諸々聞いて色々と試していると、どうにか自分にも…





いやいや…リーダーが四本(しかもすべて指4本クラス)揚げてる間に、やっとこさですよ。

キャストからジグのコントロール、そして凄まじい釣りっぷり…こりゃただ者ではないと思いながら教えを聞いていると、なんと例の爆釣ジグを頂いてしまった。

ありがとうございます。

このジグに隠された地元エキスパートの拘りは別途書いてみようかと思います。





…

その後は全くアタリが無くなってしまったことから、例によってゼスタ アフターバーナー40gへ。

前ログにも書いた通り、ヒラヒラフォールに見せる釣りが得意なこのルアーにて、イメージ的にはスロージギング…じっくりとルアーを見せながらボトムを探ってみようという意図である。


フリーフォールで底を取って…スロージャークで落として…



ドスッ！！



？？



フォールからジャークを入れた際、ロッドがバットから絞り込まれる！


『それがタチならキビレじゃな』


そんな周りの声の中上がってきたのは…








なんと、60cm弱のニベ！



冬のサーフではこの二倍以上のサイズ『大ニベ』が釣れることで有名な宮崎県、その子供である。

子供の頃にたまに投げ釣りで釣れては喜んでいたイシモチ親分…そんなちょっと懐かしくも、実は夢のある魚だったりもする。



この意外な一本が釣れたことにて満足して、地元勢に挨拶した後、納竿とした。






サイズこそ小振りとはいえ、これぞ地元らしい魚。

中ニベじゃなくて大ニベが釣りたいってのも本音なんだけど、中ニベと一緒にちょっとした感動も釣れてくれたってのは、紛れもない事実だ。




＜本日の仕掛け＞

竿：がまかつ リフレックスレオザ93M
リール：モアザンブランジーノ2508SH－LBD
ライン：ラピノヴァX 1.2号
リーダー：船ハリス10号
当ルアー：ヨーヅリ ブランカジグ40g   ゼスタ アフターバーナー40g(ニベ)



ニベの刺身です。

ちょっと身が柔らかいけど、釣った魚なら何でも美味い！