【WGK report 】トップレンジで遊ぶ秋

南風の強く吹き荒れる週末の夜。
その風を避けるために、風裏のポイントへ。

一見すると何もないようなシャローのポイントなのですが、ボトムにはごろごろと色んなものが沈んでいるし、ベイトも結構多い。

サッパじゃなくてイナッコが中心となるため、魚の食わせどころの見当が付きづらいのが厄介なところなのですが、それも釣りの面白さということで。

まずは、定石どおりレビンライトを普通に流しつつ、ポイントを広く探ってみると、早速に反応を得ることができたのですが、いずれもばらし。

２本ほど掛けられたので、ある程度この日の傾向がつかめたかと思ったのですが、その後は反応が悪くなってきたので、イナッコを模すかのようにレビンライトの「トップウォーターメソッド」にて。

要はロッドを立てながら軽くシェイクをさせて、水面下をドッグウォークさせるだけなのですが、最近これがいい感じなんです！

シュバッ！と水柱を立てて、まずは１本目。

これ、オモロすぎます(笑

あんまり早く引きすぎると不規則にS字蛇行しすぎてしまい魚が変なところに飛び出してしまうので、ほどほどのスピードで、軽くティップではじく程度のアクションがよいかと思われます。

その後は少しポイントを移動して、街灯の下のイナッコだまりへと。

いわゆる明暗の釣りではなくて、明りの下にたまったイナッコが移動するタイミングで暗闇に待ち構えていたブレイク下のシーバスが飛びつくという、複合的なシャローエリア。
よくある橋の下流ちょっとしたシャローフラットですね。

ここは膝下しかないような水深を釣っていくので、ジンペンに変更して、ネチネチと払い出しを探っていきます。

で、油断したところで

バシュ！！！

心臓によくないけど、オモロすぎます(笑

手前をやり切ったところで、沖目に狙いを変えて探っていくと、遠くのほうで１発派手なライズが！

いんや～よい魚入ってるな～、と思ってルアーを引いていると、おやや…どうやらライズじゃなくて、俺のルアーに食ってたみたいだ(笑

下にもぐれないシャローエリアなので鰓洗いしまくり跳ねまくり。

エキサイティングなファイトを楽しませてくれたのは、ぶっとい６０㎝クラスの魚でした。

面白い！

おなか周りもだいぶ白くなってきて、あと半月もすれば魚もだいぶ落ちていきそうな感じですね。

ソコリも近くなっていよいよこの釣りの本領発揮かというタイミングで雨が降ってきてしまったので、ちょっと消化不良気味になりながらものここで終了～

秋だからこそできるこんな釣りなんですけど、トップで遊んでいると、ヒラマサもやりたくなっちゃいますなぁ～

太刀魚のストックも食いつくしてしまったので、また釣りに行かないと！

＜仕掛け＞

★竿：ミッドナイトジェッティー872PE
★リール：15イグジスト3012H
★ライン：：JIGMAN WX8 1号
★リーダー：船ハリスフロロカーボン6号
★使用ルアー・ヒットルアー:　レビンライト（プロト）　プレックス　ジンペン