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安田ヒロキ

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◆バグるロケ後記~その3~◆

  • ジャンル:日記/一般
前回(バグるロケ後記~その2~)からの続き。






◆いよいよ撮影開始◆

いよいよ辺りは暗くなってから30分が経過。
そろそろ明暗の効果もしっかりと効いてきて魚が着くであろうタイミング。

普段はここから釣りをスタートして表層、水面直下、ちょい下、中層、ボトム上、ボトム、とシンペンやミノー、バイブレーションと様々なルアーを駆使して釣りをする。

で、最後に一通り攻め終わってからバグる。のだが、

 
今日はいきなりバグっていい!
 
もうこれね、罪悪感というか、悪いことしてるというか、反則というか、
 
『え?いいのほんとに?釣れちゃうよ?』

ってくらいの気持ち。

 
ただ問題なのは時期がまだ少し早いということ。

 
今だから本音を言えるけど、ぶっちゃけバグるパターンの自信はあったけどこの時期に釣る自信はなかった。
 
でもバグラチオンをいきなり投げていいという気持ちの楽さはあった。





◆バイトが出ない恐怖の時間◆
 
で、だ。当たらない。

開始してから30分ほど、当たらないのである。

 
これはやらかしたか?と脳裏によぎった“某女帝”の言葉。

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ひいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・・

 
いつもなら数投で勝負が決まるバグるパターン。

というかいつもならいきなり投げないけどね。


 
ある程度攻めてから投げたり、先行者が散々叩いたポイントではいきなり投げるけど。
 
数投で反応が無かった時点で今日終わったか?と思ったよホント。

 
動画を見てもらったらポイントバレバレだと思うけど、ここは明暗が複数ある特殊なポイント。
そのどこにいるかはその時で変わるわけで、上流側の明暗では反応が無かった。

 
そこで下流側の明暗を狙ってみる。
 
こちらも数投で反応がない。これはヤバイ。
 
バグるってそれだけ威力があるパターンで、ホントいつもなら数投して反応無いと諦める。

でもロケであきらめるわけにはいかない。

 
明暗を行ったり来たり、色をシルバーからパールに変えたりゴールドに変えたり。





◆バグる本領発揮◆
 
しばらくすると下流側の明暗で魚の気配を感じられた。
時間にしたら開始から30分とかだったのかもしれない。

ただ僕にとってはとてつもなく長い時間に感じた。

ここからが勝負。と思った途端に出るバイト。

 
そしてようやくバグラチオンの本領発揮となるのである。
 
動画内では3バイト3キャッチのようになっているが、実際はこの日もっとバイトがあった。

そして実はバラシもあった。

 
出たバイトはすべて同じ位置。
(動画内の最後の魚だけは違うけど、それ以外は)

 
下流側の明暗、橋脚になるべく近い位置が反応が出る。
このポイントのスイートスポットのうちの一つ。
(ちなみにこのポイントのピンはあと数か所ある)


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この図の星印のとこなのだが、横にある赤丸がブイなんだけど、これが厄介。
ボトムまでロープでつながってるのでキャストをミスると引っかかってしまう。

もちろん交わしたキャストとトレースコースで赤矢印のコースをバグる。

 
ちなみにサクッとペイントで作った図なので見にくいのは悪しからず。
(黒いところが暗部で流れは左から右。赤い丸がブイで星がヒットゾーン。)

そしてこのピンポイントに魚が居る、カラーはゴールドに反応が良い、ということがわかればこちらのもの。

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あとはバグるだけ。動画を見てもらえばわかるのだが、1匹目はファイト中に全然喋らない。
緊張なんてほとんどしない僕も、さすがに緊張していたのが自分でもわかる。笑






◆バグる連発劇◆

そこからはあっという間だった。

一気に潮位が落ちるタイドグラフ、水位の変動に合わせて前進していくだけで、あとはひたすらバグるだけ。


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なんと楽しいことだろう!!笑

釣れると自信のあるパターンでボコボコ釣るだけ。

プレッシャーからも解放され、よく喋る喋る(クスクス)

こうしてロケは無事終わったのである。


ちなみに常に背後からは宇津木社長の監視が。


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これもまたプレッシャーなのだが、見せてやる!見てろよ!というやる気にもなるのであった。


動画内では使われていないが、『どやぁぁぁぁ!』と魚を持ち上げて叫ぶ瞬間があった。
それはもちろん『宇津木さん!どや!これがバグる安田ヒロキや!見たか!ヘラヘラしてるだけちゃうで!』という心の声が漏れた瞬間であった。


次回はバグるとはなにか?を文字で再度紹介します!





バグる後記~その1~はこちらから◆

バグる後記~その2~はこちらから◆

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