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安田ヒロキ

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◆閲覧注意◆エイの恐怖!

  • ジャンル:日記/一般
◆閲覧注意◆

昨夜は仲間3人で干潟へエントリー。雨で適度な濁りが入っていて、これは釣れそうだ…という読み通り、エントリー直後の1箇所目でコスケにて良型をゲット。

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正面からの強風でも飛んでくれるコスケ。

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流れをリップに当てたらあまり巻かず、ダウンに入りゴチン、でした。

しかしその後はどんどん潮位が下がりタイミング的にそこではなくなり、更に沖の流れが効くエリアへ。

濁りが入り足元が見えにくく、更に沖のウネリが入り歩きにくい状況。ついつい近い距離で3人一列で歩いてしまっていた時、先頭の自分がヤツを踏む。

『エイだ‼︎‼︎』

とっさに叫ぶ。後方にいた2人目は俺の真後ろだったので同時にジャンプして避ける。しかし3人目がまた踏んでしまった。

『刺された‼︎』
仲間がエイに刺された‼︎

ここからは素早い判断で行動することが1番。時合いまで2時間、そんな事を言っている場合ではない。
即座にシャローへと避難し状況確認。

ブーツには小さい穴が開いていて、足からは激痛がするとの事。しかし歩けないほどではなく自力で助け無しで歩ける状態。

しかしここは陸地まで3キロ程歩くポイント。まずここから先水は無くなるところまですぐに上がったらウェーダー以外の全ての装備を俺が持ち負担をなるべく減らす。と同時にその時間に処置してくれる病院を探し連絡を入れる。
そこから刺された仲間をもう1人に任せて自分はダッシュで先に車へ戻る。

先に戻った自分はお湯を沸かす道具を常に車に常備しているのでお湯を沸かし準備。

刺された仲間ともう1人も無事に上がって来て、ウェーダーを脱ぐと小さな傷口から血が出てきている。

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まずは綺麗な水で軽く洗いトゲが刺さっていないかを確認。
その後、準備しておいたお湯、熱くて我慢できるかできないかのギリギリくらいの温度を傷口へゆっくりとかけ続ける。

エイの毒はお湯で痛みが引くので、やはりお湯を掛けているときは痛みがだいぶ引いたらしい。

本来ならば30分程お湯に浸けておくといいらしいんだけど、現場で沸かせるお湯の量の限界もあるし、10分程で病院に行ける場所だったので、応急処置をした後に傷口の上とふくらはぎを血が回らないように縛りすぐに病院へ。

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刺されてから30分で車へ、30分後には病院へ、30分後には治療完了。

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これが早かったのか遅かったのかはわからないが、この対応が正解なのは間違いないはず。
ガイドしていた僕はすごく責任を感じてしまったけど、仲間は帰りにラーメンを食べようと言うほどに回復。もちろん足は激痛だけど(笑)

ちなみにエイガードを履いていてこの刺さり方。エイガードも繊維なので切れる事に対しては強いが刺さる事には弱い。とはいえ履いていなければ…ゾッとする結果になっていただろう。

そして干潟を歩くときは横一列に並んで歩いて欲しい。今回みたいに二次災害で後ろの仲間に被害が出ることのないように。

携帯は浸水しないように持ち歩く事。
実はまずすぐに電話したのは過去にエイに刺されている大先輩。
『俺は病院に行かなかったらすごい事になったよ。。』と、的確なアドバイスをくれた大先輩ありがとうございましたm(_ _)m

刺された本人もそうだけど、周りの人も落ち着いて対応してあげること。
実は僕も刺された現場に遭遇したのは初めてだったけど、人から色々話を聞いていたおかげで落ち着いて対応できた。

今回の写真は仲間も【いいネタ】になるから、と同意して撮っておいたが、皆さんもこれを見て今一度エイに対する警戒を強めて欲しい。

今夜も干潟を歩くアングラーが多いはず。皆さん厳重警戒で安全第一で、釣りを楽しんでください。

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