アングラーズレビュー エバーグリーン アイアンマービー

皆さん、゚*。(o'∀')b。*゚こんにちは♪

まず始めに、恐縮ではございますが、今回、フィーモ・アングラーズ・アカデミー(以下FAA)より依頼を受け、商品のレビュー記事を担当させて頂く事となりました"ぽんきち"です。
今後ともよろしくお願いします。

そして、私が担当となった製品部門は・・・
シーバス用バイブレーションルアーです。
やはりバイブで釣りまくっているからでしょうか(笑)

今回は、エバーグリーンより発売中のアイアンマービー!
先日FAAより、商品が送られてきました。



 
全長75mm、25g、全11色。
はい・・・すでに同じ物を買って使っています(;^ω^)
ロストしても安心!?(笑)

早速インプレ・・・

っと!その前に!
メーカー推奨の使い方はこちらで。


それとは別に私のフィールドでやっているバイブレーションルアーを使ってのメソッドを紹介します。

使用頻度が多いのは・・・っていうかほとんどですが・・・
デイゲームでの磯マルです。

磯マルと言えば・・・マズメ時やナイトでミノーイングで釣る方が多いかと思いますが・・・
私の場合、朝・夕マズメもやりますが、午後1時とか2時とか一番日が高い完全なデイゲーム。

正直なところ・・・魚の活性は低いです。(;^ω^)
何故、そんな時間に?とよく聞かれますが、1番の要因は仕事の合間にやってたらデイゲームで釣る技術が身についちゃった・・・って感じですかね(笑)

もうひとつの理由として、活性が低い時間帯はボトムの一番深い瀬などにシーバスが溜まっていると言う事です。
活性は低くても、リアクションでバイトで誘えば途端に活性があがります。

気付いている方も沢山おられるかと思いますが、よくありますよね?
ルアーをピックアップする寸前でヒットする事?
つまり、シーバスが上昇して行くルアーに対して本能的に反応する性質を利用しバイトを誘発させるわけです。

私の磯マルフィールドは、手前から10~20mは水深2~5mのシャローですが、その先は10m以上の急激なドン深になる、すり鉢状の地形になっており、そのいたる所に瀬が点在します。

ベイトが入っていたり、マズメ時などで活性が高い時はシャロー部にまで来るのでバイブただ巻きでも、ミノーでも獲れます。

しかし、私が狙っているのは、さらにその先にある水深10m以上の瀬周りです。潮の流れや天気・水温、いろんな気象状況にもよりますが、デイではそこに居るのです!

これを獲る絶対条件が、広範囲を探れる圧倒的な飛距離と、うまく瀬を交わしながら根掛かりを避ける為の操作性!

まずは、とにかく目標となる瀬の先に届かないと意味がありません。
届かなくて瀬の上に乗ったり瀬の間に挟まりでもしたら・・・即、根掛かりです(;^ω^)

私が磯マルでジギングラインを使うのはこの為です。
飛距離がより正確に計れるのでしっかりポイントにフォールさせる事もできるし、棚取りの正確性もますのでロストも減りますし、水深も分かりやすいのです。

さらに、沈みの早さ、リフト&フォール、ジャークやトゥイッチなどのロッドワークを柔軟に対応できる使いやすさを重視してルアーをチョイスします。

そして、目的のポイントにルアーを着底させ、出来るだけ瀬の近くを、時には軽くアクションを入れたりしながら急上昇させバイトを誘発させます。

この時に、同じ鉄板系ルアーでも、ボディー形状によって浮き上がりやすかったり、波動が全く違ったりと特性が違うので、操作方法を誤ると・・・これまた即、根掛かりです(;^ω^)
もちろん、この技は地形と、どこにどのくらいの大きさの瀬がある!というのを把握できてこその技ですが、自分のフィールドの地形や瀬の位置を把握し、その日のヒットパターンなどの攻め方さえ分かれば磯マルデイゲームでランカーも(σ゚д゚)σゲッツ出来ます。

長くなりましたが、これらを踏まえた上でやっと本題。(;^ω^)

まず飛距離。
派手に100mぶっ飛ぶ!と噂のBit-V、世界で一番飛ぶバイブレーションをキャッチフレーズとするアイアンプレートには僅かに及ばないものの、必要十分な飛距離が得られます。
 
次に操作性。
引き抵抗の弱いルアーほど浮き上がり易い感じですが、ジャークやトゥイッチで誘う場合は容易になります。

逆に、ボトムをきっちりトレースしたい時は、浮き上がりにくい引き抵抗の重いルアーをチョイスします。

で、このスレンダーボディーのアイアンマービーは・・・
鉄板バイブの金字塔的存在で、私もよく使うアイアンプレートを例に比較すると、引き抵抗・波動、共に少しだけ強い感じですが、ほぼ同等に操作する事ができます。




 
ロッドの角度や操作、リトリーブスピードによって、アクション・レンジキープなど、比較的オールマイティーにこなせる千両役者的ルアーです。
私のルアーBOXでは早速1軍入りです。(*^-゜)v♪

その他、私が特筆すべき点は、キャッチフレーズの、”絡まない”、”回らない”ストレスフリーなキャストにあります。

先細りのグラマラスなボディー形状による効果なのか?100%とはいかないものの、リーダーに絡む事もなく、よっぽどヘタクソにキャストしない限りは回転もしません。しても、わずかです。

これは失敗が許されない時のキャストに頼りになる機能でもあり、特に私がよく使うシチュエーションは強風時!

向かい風であろと、横風であろうと綺麗にキャストできます。
そのおかげで、強風時でも安定して飛びます。
この機能は本当に重宝しています。

ただ・・・たま~にですが、フロントフックが着水時にクルッと回転しボディーに固定される現象が出ます。
しかし、これは他の鉄板バイブでも出る症状なので、まだ改善の余地ありってとこでしょうか?

スナップの取り付け穴が1個しかないのでどれを使えばいいか迷う必要もないのもいいですね(笑)
これはアイアンプレートと同じ。

このサイズでST-46#5フックが装着できるのは有難い。
他の鉄板バイブは#6~8が限界。

私がよく使うアイアンプレートやニコバイブでは#5以上は着水時に本体上にフックが度々ひっくり返り使い物になりません(;^ω^)

シーバスがあまり口を使わない時など、フッキングが悪い場面でバラシ改善に貢献できそうです。

総括として言わせて頂きますと・・・

欲を言えば・・・もうちょっと(10m位)・・・飛距離が欲しい所ですが・・・(;^ω^)
トラブルなく、スカッと飛ぶキャストのストレスフリーな気持ちよさと、適度な引き抵抗と操作性もよく、いろんなアクションにも対応できる使いやすさが気に入りました。

そのおかげか、とにかく根掛かりが多いメソッドなんですが、今の所ロストもなしです(*^^)v

残念ながら、アイアンマービーが来た頃には夏の磯マルデイゲームシーズンが終わってしまったんで、まだシーバスはGET出来てませんが、次の冬場の磯マルデイゲームシーズンでは、確実に活躍が期待できそうです。

追記:オフショアシーバスで釣れました。フッキングも良くバラシもありませんでした(^^)v

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