【20’】ベストフィッシュ TOP5 2019

マリアスタッフ　香西宗正

いまは、別府行くより草津へ行こうぜ！　これは、白根山が噴火し草津温泉が危機的状態に陥いった際、別府市観光課がライバルへ送った応援メッセージです。

台風１５号により千葉県の沿岸部は甚大なる被害を受け、このタイミングでは湾奥のサワラが最盛期を迎える場面でしたが、自分の釣りより大事な事はある筈だと言い切り湾奥を後にしました。

綺麗事を言うつもりでないも、ここで営む遊漁船の方々も被災されています。一級ポイントが立ち禁になった現在でもここでの思い出は忘れません。

第二位【深海魚】

友人、浅海キャプテンが持っているのはバラムツ。

驚きの、こんなデカいヤツが比較的簡単に釣れてくれます。

マリア　バイラバイラ２００ｇ

こちらが、本命のクロシビカマスです。ナメロウでも美味ですが中落ち風に身を掻いて丼物にすると絶品です。

釣り魚の土産物としては最高なので喜びも、大物タックルで掛ると釣り味の物足りなさは否めず。それよりクロシビカマスが群れで入ると他の魚が釣れません orz

夜釣りでは、１５０ｍ前後を釣るのに太刀魚用のバイラバイラを代用してますが、潮が早くなければバラムツ含め怪魚ハントに活躍してくれています。

第三位【真蛸】

小振りでも嬉しいのは真蛸です。

我が家では毎週、毎週タコ焼きを行い、Amazonで買った激安な電気たこ焼き器が大活躍。

ストーム　タコエギ３０ｇ

湾奥陸っぱりなのに、こんな簡単に釣れるなんて感動もので、人がごった返す前はちょいちょい行ってました。

シーズン中、かなりの人出と底引き網漁で資源枯渇かと囁かれるも、一年魚なのと生息域を考えると簡単にはいなくならないみたいです。

毎年、浦安吉野屋の真蛸船乗ってますが１２月に入っても上がる数は例年以上で今年の真蛸フィバーは恐るべしですね。

第四位【鰆】

去年と違い、良型主体でサゴシやナギサイズがほとんど釣れません。

しかも、良い日に当たる事も多くてクーラー満タンにて強制終了とか満喫しました。

ジャクソン　ピンテールEZ ２８ｇ

鰆の釣り方ではなく、簡単に釣りをする方法は船に乗れる事、小型船である事、少人数である事、平日に釣りに行ける事、曇天や荒天でも釣りが出来る事などなど。

誰でもチャンスをものに出来る条件はざっとこんな感じですが、これらを満たすには難しいものがありますよね。なので、SNSでバカスカ釣れてるルアーを鵜呑みにしてはいけません。

もっとも、釣れている事実は変わらないので個人、個人でスタイルに合わせたルアーチョイスをしてサワラハントを楽しめると良いのではと思います。

第五位【シーバス】

シーバスは、ほとんどやっておりません。

良型主体のタイミングでしたが、運よくランカーサイズが出てくれました。

ノースクラフト　アドラシオン１２５F

下は、湾奥太刀魚を狙いに行った際に釣れた高活性なセイゴです。よく、ランカーを狙って釣ったと聞きますが選んで釣ったとは聞かないですね。

個人としては、セイゴもランカーも魚の価値は一緒であり、釣り方も変わらないと実感しています。勿論、釣り味はデカい魚に越したことはないですけど、ルアーマンとしてはチビッコ達も愛おしいです。

シーバスの釣行が少なくなった現在でも、ルアーの対象魚としては魅力的であるのは変わりなく、順位はさておきベストフィッシュ上位であるのは変わりません。

着外【ゲスト】

Blue　Blue　コニファー１６０ｇ

自己新記録の８０over　７．２キロなのですが、青物狙いで釣れたので嬉しさ半分でした。

Blue　Blue　コニファー１６０ｇ

キハダ狙いなのに本メジが釣れて、これも微妙な魚で持ち帰ろうものなら、扱いをぞんざいにSNSでアピールしようものなら叩かれます。

どうせなら１０キロとかあれば釣り味良く嬉しいかもですけど、食味が悪くても本命キハダの３０キロオーバーを一本釣ったほうがスカッとしたかと思います。

この他、一年通して釣った魚種はまだまだありますが、ちなみに自分が釣ったアオリイカはチビが一杯だけで、陸より釣れると聞いていたもののティップランは私にとって難しいです。

現在は、シーバスをガツガツやっていた時と違い、のんびりしたスタンスで釣りを楽しんでおります。そこで、ガチなアングラーにお願いですが趣味で楽しんでる方々を大事に、そして自分の仲間を大切にして下さい。

過去、メジャーになった途端から後ろ足で砂をかけるように去り行く人間を幾度となく見て来ました。それでなくても都合の良い環境へ靡くのは仕方ないのかもしれません。

釣り人嫌いな私でも、人と釣果を分ちあえば喜びが倍になり、貧果の悔しさも仲間に話せば半減します。なので、出来る限り他のアングラーとも歩み寄りの努力をしています。

釣りは、様々な方々が気軽に楽しむ事の出来るもので、子供の頃より数十年振りに楽しむ上場企業の経営職や忙しい現役アイドル達も、スポーツと違い誰でもチャンスがあって驚くような釣果を味わう事が出来たりするわけです。

それでも、みんながみんな平等に釣果を出したり楽しめたりしないのは釣りの難しさであり、こんな事も流行り廃りを繰り返す要因だったりしますが、これらを打開していくのは永遠のテーマだったりします。

つまらない話がどんどん長くなるので、この辺りで本年最後のログの挨拶としまして、来年も皆様　Have　a　Nice　Fishing　