浜名湖オープントーナメント第2戦 ★軌跡①★

  • ジャンル:釣行記
さてさて、6月26日に開催された浜名湖オープントーナメントの第2戦。

今回の一番のキーとなるのは『マゴチ』だったのは戦前から誰もが分かっており、

初戦で僕が僅差で負けたワインドによるマゴチは初戦以降のこの一ヶ月の間、

多くのアングラーが行い、そして60cm、70cmというビッグサイズが連発したこともあり、

爆発的に流行し、そして浜名湖のルアーアングラーに浸透していった。

マゴチはシーバスなどの回遊性の高い魚と異なり、移動範囲はそれほど広くない。

よって先週釣れたところ、昨日釣れたところ、での再現性が非常に高い。

だからこそ、誰にでも追いかけることができるため潮や時間帯での釣果の差こそあれ、

誰もがチャンスのある釣りで、さらに厳しいとされるシーバスに比べ、

圧倒的にウェイトが出るため多くの選手が狙いに行くことも明白であった。



 

マゴチエリアの船団。平日ですら常時10艇、休日には30艇以上。浜名湖のルアー万のほとんどがここへ。





 
正直、僕も練習を始める前、マゴチを視野に入れるのかどうか非常に悩んだ。

『間違いなく優勝者はマゴチから出る』『お立ち台の全てがマゴチで埋まる』との噂も。

それくらい異常に釣れていたマゴチと、それくらい釣れていないシーバス・・・

『勝負にこだわる』のか『スタイルにこだわる』のか・・・

欲張りな僕の出した結論は『スタイルにこだわって、更に勝負にもこだわる』・・・(笑)

決めたからには、全力でマゴチ抜きで勝つパターンと練習で探すのみ。


 

 
正攻法で戦ってもシーバスでは4キロが限界なのは明白。

マゴチはさすがに70cmがボコボコというわけではなかったが、

参加者の9割が狙いに行けば、確率論的に60cmクラスで揃えてくる選手が2、3人はいるだろう。

そうなるとおそらく5キロ台での勝負、6キロいけばたぶん勝ち。

ということは60cm以上のシーバスで揃えることが僕が勝つための条件。

一本ぐらいなら今までの僕のスタイルでも出せることは可能かもしれなかったが、

それで揃えるとなると、今までのエリアや釣り方では間違いなく無理。


そこで前回同様、4日間の練習を組んだ僕が前半の二日間で狙ったのは、

 


 
『誰も攻めたことない流入河川』

『大型の個体が住処にしているであろうテトラ&衝波ブロック』


 
 
の二つ。

 
前者の流入河川に関しては地図上で確認できて、

更に今まで自分の入って事のない約20の川(水路)を全て入った。

特に入り口が浅いところが多く、何回座礁したか、何回入水したかすら覚えてない(笑)

中は意外と深いところも多く、魚探で水深2m以上あるところも多かった。

が、結局は収穫ゼロ。居るのはボラだけ・・・

まぁこれも大切な財産です。きっと秋には何箇所か爆発するよ。

 
 
で、後者のテトラ&衝波ブロック。

具体的には浜名湖最南部にある導流提と寸座にある高速道路の衝波テトラ。


 
 

使用したのはスピンドルワーム4(SW仕様プロト)の5gフリーテキサス。

 
付近やテトラの上でルアーを泳がせるんじゃなく、『穴』を打って中に入れたかったので、

ルアーはシャッドテールのライトテキサスを使用した。

東名のテトラはかなりの数のバイトがあるんだけど全部すっぽ抜け・・・

たぶん鯛か、他魚種だと思われる。

で導流提。

基本的に導流提の南側にボートポジションをとっての釣りは禁止なので、

北側にボートポジションをとって、隙間の大きいところだけキャストで入れて狙っていく。

で、練習二日目にテトラを抜けた瞬間に60cmくらいのシーバスが喰ってきたけど、

フロロ20lbが一発でラインブレイク・・・これ取る手段あるんかな??



 

 
ここまでですでに練習二日間が終了・・・

つまりはほとんど何も収穫がないまま、

どうやら正攻法以外では魚にすら触れないぞってことが分かっただけ・・・


これヤバイんじゃね???



~つづく~

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