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▼ 工場長が行く!磯ヒラ遠征武者釣行 Part2 後編
- ジャンル:釣行記
皆さん、こんにちは。
館山オフィス工場長の泉です。
「どんだけ更新頻度落ちとんねん!」ってツッコミは受け付けませんので、ご了承下さい(苦笑)
さて、今回は遠征の後編です。
前編はコチラから。
【遠征2日目スタート】
前日の夜更かしが祟り、安定の朝寝坊から始まったこの日(苦笑)
心の何処かで「大丈夫。また昨日と同じタイミングであのエリアに行けば。。。」なんて
余裕をかましていたのかも知れません。。。。
というか、かましてました(笑)
この日は初日に回ることの出来なかったエリアからスタート。
風は少し北風が残っている程度で、お昼頃にはほぼ止む予報。
波は若干、昨日のうねりが残っているが、こちらもお昼頃にはほぼ収まる予報。
つまり、朝寝坊をかましたので、まあまあピンチな状況(汗)
それでも寝坊を挽回するために、色んなエリアを撃って回りましたが…
…何も釣れない(涙)
こんな雰囲気ムンムンなポイントをひたすら撃っても、完全無。。。
青物の気配を感じたので
ガチペン160を投げまくりましたが、完全無。。。
こんな時はひたすら歩く!!
こんな所を永遠歩いて。。。
何も無く、引き返して来るときの辛さ。。。(汗)
疲労感しか溜まりません(苦笑)
ふと、崖の上に目をやると…
んんっ??
あら、牛さんこんにちは♪
「ね~ね~、どこ行ったら釣れるの~?」と聞くと、何故かウ○コをされました(笑)
ここ宇久島は放牧が盛んで
いろんなポイントに向かう途中、サファリパークのような距離で牛が見れます。
島の人口よりも、牛の方が多いんじゃないか?ってぐらい、牛がいます(笑)
という感じで、全く釣れてないので牛の写真で誤魔化してみました(苦笑)
【約束の地へ】
気付けばもう14時。
この日ここまでジョルティの1バラしのみ(汗)
でも、大丈夫。
昨日、釣れたあのエリアに行けば・・・と
ここまで散々な結果でありながら、余裕綽々であのエリアに向かうと。。。
うわっ。。。
風無し、波無し、サラシ無し。。。(大汗)
※全日釣った場所と全く同じ所です(苦笑)
お…、終わった。。。
いや…、嫌な予感はしてたんですよ。
予報見たら、波0.5mとかだったんで(苦笑)
凪ぎた海を眺めながら、釣友が「これ僕のカヤック出せるぐらい凪てますよ」というトドメの一言(笑)
どうしようかなあ。。。と考えながら、水面を見つめていると…
僅かにベイトの気配を発見!
よ~く見てみると結構な量のナミノハナがこのシャロー帯にいる様子。
しばらく眺めていると、タイミング的には干潮前の下げ潮で
どんどん潮位が下がり、居場所がなくなってパニックになりながら
少しずつ沖に移動している感じ。
・・・・経験上。
こういう時って何か良いことが起こります!
空振りもそこそこあります。。。(苦笑)
僅かな希望を見つけましたが、状況が悪い事に変わりありません。
潮位が下がり、ポツポツと点在する岩の裏にサラシ?と読んでいいのか分からないぐらいの
ショボサラシが少しずつ出るようになってきました。
その内の1箇所がなんとなく気になり、射程距離ギリギリの立ち位置に。
狙うショボサラシまでの距離はおおよそ80~90m。
アービンをセットして、波を待ち
少しでもサラシの広がったタイミングでキャスト!
1投目から完璧にキャストが決まり……
なんて事はなく、明後日の方向に飛んでいくスーパーミスキャスト(苦笑)
慌てて高速で回収して、アービンが水面を滑って来ているところに…
水面爆発のド派手なバイト!!
が、乗らず。。。
いきなりサラシも何も無いところでのバイトだったので、心臓バクバク(汗)
しかし、魚はいることが分かったので
焦る心を落ち着かせ、またショボサラシへキャスト。
若干ズレてしまったが、悪くない位置にキャストが決まり
すぐさまラインスラッグを巻き取り、巻き始めると…
またしても、下から突き上げるようなバイト!
が、これも儚くアービンが虚空に舞うだけで乗らず(汗)
これを続けていれば、いつか乗るかも知れませんが
このまま続けていたら場が荒れてしまうかも知れないと判断。
次にバシュートを結びましたが
若干、距離が届いていないのか無反応。。。
【遠距離戦の奥の手】
「どうする?この状況に使えるルアー何がある?」と自分のボックスの中を見渡すと、メタルシャルダスを発見。
「ベイトも小さいことだしベストかも?」と思いながらメタルシャルダスを結び、波とタイミングを合わせてキャスト。
着水直前にベールを返して、少しでもラインを張った状態で着水させ、着水と同時に巻き始めると…
「ガツンッ!」と一撃!!!
距離が距離なだけに、鬼のようにフッキングを入れて
ひたすらゴリ巻きファイト!
ランディングまで、あと20mという所で魚よりも私が先にバテてしまうという、ヘタれっぷりを発揮してしまいましたが(苦笑)
何とかランディングに成功!
いや~、やったよ~!!
60㎝半ばの魚でしたが、昨日のどの魚よりも嬉しい(涙)
フックはフロントのみでトレブルの#2
いろいろ模索していますが、無理矢理なファイトが前提のような時は
#4を前後に2発よりも、こういうセッティングの方が良い感じです。
その後、同じように超遠距離をメタルシャルダスで攻めて
魚を掛けていきましたが、悲惨なぐらい連続バラし(大汗)
たぶん8連続バラしとか。。。
魚の位置が遠いと、ある程度は仕方がないことですが
私が下手な事もあり、ここまで獲れないとは。。。
まだまだ、修行が足りません(涙)
そんな私をチラ見しながら、離れたところで
釣友もポッパーで「乗らない~!!」と悶絶していた様子(笑)
でも、しっかりキャッチしてましたけどね。
そんなこんなで、気が付けばタイムアップ寸前に
何故か五島列島でマルスズキというちょっとレア?な1匹を追加して
この日は納竿。
この後、釣友と「…今日、互いにボウズじゃなくて良かったね」と慰め合ったのは言うまでもありません(苦笑)
【遠征最終日】
この日はお昼過ぎのフェリーで博多に帰る予定。
なので、片付け時間などを考慮すると実釣はやれてもお昼まで。
昨晩は釣りに行かず、真面目に作戦会議をして(笑)
釣友と話し合った結果。
宇久島の近くの離島「寺島」に渡ることに。
ただし、民宿のお母さん曰く
「寺島行きのフェリーはちょっと時化ただけでも欠航になるから、明日は少し心配ね」とのこと。
最終日は朝から北風10mほどの予報。
朝、フェリー乗り場に到着し、今日は通常運行予定であることを確認。
一応、フェリーのおじちゃんに
「帰りお昼前の便なんだけど、絶対出るよね?お願いだからいきなり欠航とかやめてね!お願いね!」と
とても無駄な念押しをしてから出船(笑)
「このぐらいの大きさのフェリーが一番船酔いするんだよなぁ。。。」
と思っていたら、酔う暇もなく10分ほどで寺島に到着。
何か映画に出てきそうな雰囲気。。。
北風なので、北面の尖った岬状の場所を目指して出発!
ここからはもちろん徒歩。
ただ、寺島はこの写真の現在地という場所から岬の根本付近までで
大体、徒歩15分程度で着いてしまうとても小さな島。
因みに島の全人口は13人とのこと。
私もこれまで色んな離島に行った事がありますが
恐らく過去、最も少ない人口数の島(汗)
島の北面まではひたすらこんな道。
道というか、はっきり言って「猪ロード」(汗)
蜘蛛の巣だらけだし、猪にバッタリ会わないか
ビクビクしながら早足で歩を進めると
おぉ!少しずつ拓けてきた………、かと思えば
おいおい。どこが道??という程の藪こぎ(汗)
「これ道合ってるよね?間違ってないよね?」とグーグルマップで方向だけ確認していると
ようやく「あっ!海見えた!!」
そして、何とか島の北面に到着!
【離島ポテンシャル再び】
中々の疲労感でしたが、海を見るとそんな疲れも何処かへ行ってしまうのが釣り人という人種(笑)
雰囲気は申し分なし。
時間が限られているので、この時ばかりはハイテンポで大雑把に撃って行きます。
フレッシュなやる気のある個体だけを、拾うように撃って行くと…
キタキタ~♪
スカーナッシュ140F(プロト)
釣友もブローウィン125Fスリムでキャッチ!
特別、何かを意識して釣りしている訳ではないので
特に書くこともありません(苦笑)
波とタイミングを合わせて、投げて、巻いて、釣っている。
ホントにそれだけで、小難しいことは全くやっていません(笑)
その後も
ドーンッ!
ドーンッ!!と
スカーナッシュ140F(プロト)で連発!
バラし神の私でも3フック全てが掛かっていれば
そりゃバラしません(苦笑)
釣友も125Fスリムで連発!
時間に追われるあまり、途中からだんだん
いかに早く釣り上げて、早くリリースして、早く次の1投を投げるかを勝負しているような
意味の分からない競い合いがスタート(笑)
少し足場の高いこんな絶好のサラシでは
水掴みの良いブローウィン140s!
連発連発♪
こんな感じでその後も釣れ続き、お互い7~8本ずつ釣ったところで、フェリー出発の20分前。
まだまだ釣れそうだし、岬の先端にも行く事が出来なかったので
とても後ろ髪を引かれながら、来た道を引き返し、また猪ロードを通って港に帰還。
これにて今回遠征の実釣が終了。
【遠征の終わりに】
民宿に帰って、道具を洗いせっせと片付け。
因みに、今回私たちがお世話になったのは
こちらの「港荘」
港荘と言うだけあって、宇久港の目の前にある民宿。
たぶん徒歩30秒ぐらい。
とってもアットホームなお母さんが1人できりもりしていて
玄関前の蛇口で道具も洗えるので、釣り人にもオススメ。
たしか素泊まり1人1泊4000円。
真横がスーパーなので食料の確保もラク。
レンタカーは返すタイミングで宇久レンタカーさんに電話すれば
港まで取りに来てくれます。
精算もそこでOK。
たしか2泊3日で13000円。
もちろん、ガソリン満タン返しなので
これまた港の近くにあるガソリンスタンドで返却前に給油。
結構、あちこち島内走り回りましたが、20Lも使っていませんでした。
豊かな自然が色濃く残る宇久島。
ロケーションも最高でまた行きたい!と思える島でした。
老後はここに住むことを決めました(笑)
今回、なんとか釣果にも恵まれ、テストとしても非常に得る物が多い遠征となりました。
しかし、釣れない時間も長く、個人的な印象としては結構苦戦したなと。
ただ、それも全て次への糧となる経験になりました。
やっぱりこの釣りは、初場所でゼロから魚に辿り着くその過程が難しく、また一番楽しい。
と改めて感じる事のできた遠征でした。
常に危険と隣り合わせな釣りのため、磯ヒラを始めたばかりの時はオススメしませんが…
人から得た情報を鵜呑みにしたり、「人が多い=釣れている」というような基準で場所選びをしたりするのではなく
自然と向き合い、ゼロから自分の魚探しをやってみたら、もっともっとこの釣りの魅力が伝わるのに。
と願う今日この頃です。
ただ、釣りたいだけなら、わざわざ危険度の高い磯ヒラを選ぶ必要はないと思います。
おっと。お話が逸れましたが…
フェリーの中では爆睡して
博多に到着すると、鮮やかな夕焼け。
この夕焼けを眺めていると、宇久島に「また来いよ~」って言われている気がしたので
今度はもっと長い休みを取って、五島列島を上から下まで縦断しようと思います(笑)
さて、これにて「工場長が行く!磯ヒラ遠征武者釣行Part2」が終わり。
「よし。次はどこ行こう?」なんて考えてたら
お嫁さんから「なにっ?!またどっか行く??いやいや、そんなお金はどこにもありません!!」と言われてしまったので←ガチ
Part2で早くも存続の危機に瀕しています(涙)
なので、皆さんのご声援のお力で、お嫁さんが心変わりするように
力強いご声援を何卒よろしくお願い致します(笑)
ではでは。
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「どんだけ更新頻度落ちとんねん!」ってツッコミは受け付けませんので、ご了承下さい(苦笑)
さて、今回は遠征の後編です。
前編はコチラから。
【遠征2日目スタート】
前日の夜更かしが祟り、安定の朝寝坊から始まったこの日(苦笑)
心の何処かで「大丈夫。また昨日と同じタイミングであのエリアに行けば。。。」なんて
余裕をかましていたのかも知れません。。。。
この日は初日に回ることの出来なかったエリアからスタート。
風は少し北風が残っている程度で、お昼頃にはほぼ止む予報。
波は若干、昨日のうねりが残っているが、こちらもお昼頃にはほぼ収まる予報。
つまり、朝寝坊をかましたので、まあまあピンチな状況(汗)
それでも寝坊を挽回するために、色んなエリアを撃って回りましたが…
…何も釣れない(涙)
こんな雰囲気ムンムンなポイントをひたすら撃っても、完全無。。。
青物の気配を感じたので
ガチペン160を投げまくりましたが、完全無。。。
こんな時はひたすら歩く!!
こんな所を永遠歩いて。。。
何も無く、引き返して来るときの辛さ。。。(汗)
疲労感しか溜まりません(苦笑)
ふと、崖の上に目をやると…
んんっ??
あら、牛さんこんにちは♪
「ね~ね~、どこ行ったら釣れるの~?」と聞くと、
ここ宇久島は放牧が盛んで
いろんなポイントに向かう途中、サファリパークのような距離で牛が見れます。
島の人口よりも、牛の方が多いんじゃないか?ってぐらい、牛がいます(笑)
という感じで、全く釣れてないので牛の写真で誤魔化してみました(苦笑)
【約束の地へ】
気付けばもう14時。
この日ここまでジョルティの1バラしのみ(汗)
でも、大丈夫。
昨日、釣れたあのエリアに行けば・・・と
ここまで散々な結果でありながら、余裕綽々であのエリアに向かうと。。。
うわっ。。。
風無し、波無し、サラシ無し。。。(大汗)
※全日釣った場所と全く同じ所です(苦笑)
お…、終わった。。。
いや…、嫌な予感はしてたんですよ。
予報見たら、波0.5mとかだったんで(苦笑)
凪ぎた海を眺めながら、釣友が「これ僕のカヤック出せるぐらい凪てますよ」というトドメの一言(笑)
どうしようかなあ。。。と考えながら、水面を見つめていると…
僅かにベイトの気配を発見!
よ~く見てみると結構な量のナミノハナがこのシャロー帯にいる様子。
しばらく眺めていると、タイミング的には干潮前の下げ潮で
どんどん潮位が下がり、居場所がなくなってパニックになりながら
少しずつ沖に移動している感じ。
・・・・経験上。
こういう時って何か良いことが起こります!
空振りもそこそこあります。。。(苦笑)
僅かな希望を見つけましたが、状況が悪い事に変わりありません。
潮位が下がり、ポツポツと点在する岩の裏にサラシ?と読んでいいのか分からないぐらいの
ショボサラシが少しずつ出るようになってきました。
その内の1箇所がなんとなく気になり、射程距離ギリギリの立ち位置に。
狙うショボサラシまでの距離はおおよそ80~90m。
アービンをセットして、波を待ち
少しでもサラシの広がったタイミングでキャスト!
1投目から完璧にキャストが決まり……
なんて事はなく、明後日の方向に飛んでいくスーパーミスキャスト(苦笑)
慌てて高速で回収して、アービンが水面を滑って来ているところに…
水面爆発のド派手なバイト!!
が、乗らず。。。
いきなりサラシも何も無いところでのバイトだったので、心臓バクバク(汗)
しかし、魚はいることが分かったので
焦る心を落ち着かせ、またショボサラシへキャスト。
若干ズレてしまったが、悪くない位置にキャストが決まり
すぐさまラインスラッグを巻き取り、巻き始めると…
またしても、下から突き上げるようなバイト!
が、これも儚くアービンが虚空に舞うだけで乗らず(汗)
これを続けていれば、いつか乗るかも知れませんが
このまま続けていたら場が荒れてしまうかも知れないと判断。
次にバシュートを結びましたが
若干、距離が届いていないのか無反応。。。
【遠距離戦の奥の手】
「どうする?この状況に使えるルアー何がある?」と自分のボックスの中を見渡すと、メタルシャルダスを発見。
「ベイトも小さいことだしベストかも?」と思いながらメタルシャルダスを結び、波とタイミングを合わせてキャスト。
着水直前にベールを返して、少しでもラインを張った状態で着水させ、着水と同時に巻き始めると…
「ガツンッ!」と一撃!!!
距離が距離なだけに、鬼のようにフッキングを入れて
ひたすらゴリ巻きファイト!
ランディングまで、あと20mという所で魚よりも私が先にバテてしまうという、ヘタれっぷりを発揮してしまいましたが(苦笑)
何とかランディングに成功!
いや~、やったよ~!!
60㎝半ばの魚でしたが、昨日のどの魚よりも嬉しい(涙)
フックはフロントのみでトレブルの#2
いろいろ模索していますが、無理矢理なファイトが前提のような時は
#4を前後に2発よりも、こういうセッティングの方が良い感じです。
その後、同じように超遠距離をメタルシャルダスで攻めて
魚を掛けていきましたが、悲惨なぐらい連続バラし(大汗)
魚の位置が遠いと、ある程度は仕方がないことですが
私が下手な事もあり、ここまで獲れないとは。。。
まだまだ、修行が足りません(涙)
そんな私をチラ見しながら、離れたところで
釣友もポッパーで「乗らない~!!」と悶絶していた様子(笑)
でも、しっかりキャッチしてましたけどね。
そんなこんなで、気が付けばタイムアップ寸前に
何故か五島列島でマルスズキというちょっとレア?な1匹を追加して
この日は納竿。
この後、釣友と「…今日、互いにボウズじゃなくて良かったね」と慰め合ったのは言うまでもありません(苦笑)
【遠征最終日】
この日はお昼過ぎのフェリーで博多に帰る予定。
なので、片付け時間などを考慮すると実釣はやれてもお昼まで。
昨晩は釣りに行かず、真面目に作戦会議をして(笑)
釣友と話し合った結果。
宇久島の近くの離島「寺島」に渡ることに。
ただし、民宿のお母さん曰く
「寺島行きのフェリーはちょっと時化ただけでも欠航になるから、明日は少し心配ね」とのこと。
最終日は朝から北風10mほどの予報。
朝、フェリー乗り場に到着し、今日は通常運行予定であることを確認。
一応、フェリーのおじちゃんに
「帰りお昼前の便なんだけど、絶対出るよね?お願いだからいきなり欠航とかやめてね!お願いね!」と
とても無駄な念押しをしてから出船(笑)
「このぐらいの大きさのフェリーが一番船酔いするんだよなぁ。。。」
と思っていたら、酔う暇もなく10分ほどで寺島に到着。
何か映画に出てきそうな雰囲気。。。
北風なので、北面の尖った岬状の場所を目指して出発!
ここからはもちろん徒歩。
ただ、寺島はこの写真の現在地という場所から岬の根本付近までで
大体、徒歩15分程度で着いてしまうとても小さな島。
因みに島の全人口は13人とのこと。
私もこれまで色んな離島に行った事がありますが
恐らく過去、最も少ない人口数の島(汗)
島の北面まではひたすらこんな道。
道というか、はっきり言って「猪ロード」(汗)
蜘蛛の巣だらけだし、猪にバッタリ会わないか
ビクビクしながら早足で歩を進めると
おぉ!少しずつ拓けてきた………、かと思えば
おいおい。どこが道??という程の藪こぎ(汗)
「これ道合ってるよね?間違ってないよね?」とグーグルマップで方向だけ確認していると
ようやく「あっ!海見えた!!」
そして、何とか島の北面に到着!
【離島ポテンシャル再び】
中々の疲労感でしたが、海を見るとそんな疲れも何処かへ行ってしまうのが釣り人という人種(笑)
雰囲気は申し分なし。
時間が限られているので、この時ばかりはハイテンポで大雑把に撃って行きます。
フレッシュなやる気のある個体だけを、拾うように撃って行くと…
キタキタ~♪
スカーナッシュ140F(プロト)
釣友もブローウィン125Fスリムでキャッチ!
特別、何かを意識して釣りしている訳ではないので
波とタイミングを合わせて、投げて、巻いて、釣っている。
ホントにそれだけで、小難しいことは全くやっていません(笑)
その後も
ドーンッ!
ドーンッ!!と
スカーナッシュ140F(プロト)で連発!
バラし神の私でも3フック全てが掛かっていれば
そりゃバラしません(苦笑)
釣友も125Fスリムで連発!
時間に追われるあまり、途中からだんだん
いかに早く釣り上げて、早くリリースして、早く次の1投を投げるかを勝負しているような
意味の分からない競い合いがスタート(笑)
少し足場の高いこんな絶好のサラシでは
水掴みの良いブローウィン140s!
連発連発♪
こんな感じでその後も釣れ続き、お互い7~8本ずつ釣ったところで、フェリー出発の20分前。
まだまだ釣れそうだし、岬の先端にも行く事が出来なかったので
とても後ろ髪を引かれながら、来た道を引き返し、また猪ロードを通って港に帰還。
これにて今回遠征の実釣が終了。
【遠征の終わりに】
民宿に帰って、道具を洗いせっせと片付け。
因みに、今回私たちがお世話になったのは
こちらの「港荘」
港荘と言うだけあって、宇久港の目の前にある民宿。
たぶん徒歩30秒ぐらい。
とってもアットホームなお母さんが1人できりもりしていて
玄関前の蛇口で道具も洗えるので、釣り人にもオススメ。
たしか素泊まり1人1泊4000円。
真横がスーパーなので食料の確保もラク。
レンタカーは返すタイミングで宇久レンタカーさんに電話すれば
港まで取りに来てくれます。
精算もそこでOK。
たしか2泊3日で13000円。
もちろん、ガソリン満タン返しなので
これまた港の近くにあるガソリンスタンドで返却前に給油。
結構、あちこち島内走り回りましたが、20Lも使っていませんでした。
豊かな自然が色濃く残る宇久島。
ロケーションも最高でまた行きたい!と思える島でした。
今回、なんとか釣果にも恵まれ、テストとしても非常に得る物が多い遠征となりました。
しかし、釣れない時間も長く、個人的な印象としては結構苦戦したなと。
ただ、それも全て次への糧となる経験になりました。
やっぱりこの釣りは、初場所でゼロから魚に辿り着くその過程が難しく、また一番楽しい。
と改めて感じる事のできた遠征でした。
常に危険と隣り合わせな釣りのため、磯ヒラを始めたばかりの時はオススメしませんが…
人から得た情報を鵜呑みにしたり、「人が多い=釣れている」というような基準で場所選びをしたりするのではなく
自然と向き合い、ゼロから自分の魚探しをやってみたら、もっともっとこの釣りの魅力が伝わるのに。
と願う今日この頃です。
ただ、釣りたいだけなら、わざわざ危険度の高い磯ヒラを選ぶ必要はないと思います。
おっと。お話が逸れましたが…
フェリーの中では爆睡して
博多に到着すると、鮮やかな夕焼け。
この夕焼けを眺めていると、宇久島に「また来いよ~」って言われている気がしたので
今度はもっと長い休みを取って、五島列島を上から下まで縦断しようと思います(笑)
さて、これにて「工場長が行く!磯ヒラ遠征武者釣行Part2」が終わり。
「よし。次はどこ行こう?」なんて考えてたら
お嫁さんから「なにっ?!またどっか行く??いやいや、そんなお金はどこにもありません!!」と言われてしまったので←ガチ
Part2で早くも存続の危機に瀕しています(涙)
なので、皆さんのご声援のお力で、お嫁さんが心変わりするように
力強いご声援を何卒よろしくお願い致します(笑)
ではでは。
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- 2018年11月20日
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