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#9ストライプト・バスの未来 14年前のアメリカ

 14年前の海外の釣り雑誌の記事です。
題:『STRIPED BASS The Road Ahead』 by Rip Cunningham
翻訳:東 知憲

  • この記事は『SALTWATER SPORTSMAN』誌の承諾を得て同誌1997年1月号より転載させていただきました。(JGFA記)
という、文章で始まる記事です。
これは、JGFA(ジャパンゲームフィッシュ 協会)の1999年度 JGFAイヤーブックに掲載された記事です。
#8 リリース後の生存はこちらから。
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#9 スロットリミットは必要か?
 
現在の管理システムは、最小限体長制限を中心に据えている。
これ自体に問題は無いが、最大体長制限を加えればさらに効果が上がるだろう。
この管理方法は、スロットリミットを呼ばれている。

 
その利点はいくつかある。
 
増え続ける釣り人も現在の最小体長制限システムには従うわけだが、キープ可とされたサイズの魚は大部分が持ち帰られてしまうだろう。
 
現時点で、キャッチ可と見なされる大型の魚は1989年に生まれたもので、それを取り尽くしてしまうと大型の魚が帰ってくるまでに長い時間が掛かるだろう。
 
現在の最小限体長制限システムでは、大型の産卵を控えたメスの大部分を漁獲してしまう結果となる。
しかし、25~40ポンド(11.3~18.1kg)の大型のメスは、それ以下のものと比べて繁殖力も強く、産卵数も多いのである。
小型のオスを残して、大型のメスを漁獲してゆくと、産卵に向かうバイオマスの不均衡を招くことになる。
長期的に考えれば、スロットリミットは魚のサイズの均等な配分を実現し、生物学的にも、また数値的にもより良い資源を作り出す結果になるだろう。

 
釣り人は一生に1度のチャンスを待ちこがれるものだが、魚のサイズが均等に配分されていれば、その機会も増える。
 
趣味の立場から言えば、小型の魚だけが多く生息している釣り場は理想的でない。
 
大型の魚を残しておくことで、時には「トロフィー」を手にする機会をもたらすようなメカニズムを持つ事が出来るだろう。
 
スロットリミットはまた、釣り人の「入れ替え」行為を防ぐ事も出来る。
 
最小体長が28インチ(約70cm)の場所で、すでにリミットを達成している場合、より大きな魚が釣れたら小さい方を捨ててしまいたい誘惑があるだろう。
 
その場合も、体長制限が28~34インチ(約70~86cm)とスロット化されていれば、その抑止に役立つ。
 
ストライプトバスの釣りが注目を浴びるに従って、仮にゲームフィッシュ認定が成されたにしてもある程度の追加規制が採用される可能性は有る。
 
禁漁期の設定は、ありうるだろう。
 
ASMFCは釣り人の数と、傾向に関してもっと細かい情報を詰める必要が有る。
 
また、すべての州に対して均等に機能する体長制限、尾数制限、割当量などを含む、公平な管理メソッドを考えなければならない。
 
それは、まだ実現されていないのだが。
 
担当者が自画自賛して言う様に、ストライプトバスの管理が本当に成功しているとしても、政治区分を越えた魚資源の管理ケースとしてはいまだに唯一のものなのだ。
 
ASMFCの錆び付いた王冠に輝く、唯一の業績。
 
それでもいい、もしそれが宝石なら、なぜバスを出来るだけ大事に管理しようとしないのか。
 
やってやるよとでも彼らは言うのだろうか。
 
ストライプトバスの未来はまだ見通しが利かず、管理目標は動き続ける的のようなものだ。
 
この魚に影響を与える要素は数多く、その中でも産卵環境のもろさは気になる。
 
もし将来に魚がき残るとすれば、海のエコシステムに目を光らせ続け、保護していくことが重要である。
 
また、行政側に大衆が何を求めているのかを知らせ、科学知識の象牙の塔の中から引きずり出すことは私達の責任である。
20世紀の最後を迎え、行政側はストライプトバスをうまく復活させてきた。
しかし、彼らと共同作業によって健康な資源を維持し、次の世紀でも恩恵を受け続けるためには、私たちの力が必要なのである。

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自分が始めた頃のシーバスのルアーフィッシング人口は、さほど多くは無かった気がする。
しかし、ランカーと呼ばれるサイズのスズキは、ほぼ100%の確率で抜かれていってた時代で有る。
 
それからすると18年以上は確実に経っており、1999年頃といえば、ボートでのシーバスも仲間内で楽しみ始めた頃でもある。
 
ここ最近では、リリースするアングラーも普通に見受けられる。
しかし、当時からするとアングラーの数は数倍になっていると思う。     
それからすると、リリースするアングラーがある程度増えても、キャッチするアングラーも増えた分、昔と変わらないか・・・・
いや、それ以上の様な気がするのです。
 
スズキに関して言えば、全国的には漁師の漁獲よりアングラーによる漁獲の方が多いんじゃないかと思う。
だって、魚屋でそんなにスズキを見ないでしょ。
話によるとこちらでは、回転寿司屋に直行しているという話も有るけど・・・・・
 
確実に言えることは、昔より保護されて増えているとは言い難い状況ではあると思う。 確実に。
 
さて、今までご紹介した記事は、アメリカの釣り雑誌に掲載された記事で、1997年に書かれた記事だ。 14年前の話なのである。
 
ちなみにアメリカは、タダで釣りが出来ない国で、タダで釣りをしようものなら、警察に検挙されるようなシステムなのだ。
だからこそ、安定して釣れ続けなければならないので、魚を資源として釣果(漁獲)の管理をする様です。
 
日本では、内水面(淡水)の漁協エリアで鮎やヤマメ等の遊漁券と似ているが、魚資源の管理や遊漁者の取り締まりからするとその比ではなく厳格な法律で守られている。
 
さて。 今現在はユルイ日本ですよね。
しかし、自分もここまで厳格になっては欲しいとは思ってません。
 
でも、トラブルで釣り場が規制により減っていくことはどうしても避けたい。
そして、大きなサイズのシーバスがコンスタントに、ちょっと釣りを努力したアングラーに釣れる様な量はいて欲しい。
そう思うんです。 
大きいのを釣りたいというのがアングラーの夢ですからね。
 
特殊な状況下で特殊な条件が揃わなければ大物が釣れないような、そんな環境にはなって欲しく無いなと・・・・・
 
今回、何をいいたかったかといえば、キチンと魚を資源として捉え、漁業従事者やレクレーション産業と釣り人とのバランスをみて管理していっている国があると言う事。
そしてその国は、1度 その魚が枯渇しかかった為に管理し始めたという経緯を知って欲しかったのです。
 
何も考えなければ、もしかしたら“釣り場は規制され”“魚種も制限され”挙げ句の果ては、ライセンス制導入なんて事になったら息が詰まりそうですよね。 それでも良いですか?
 
だから今のうちにアングラーサイドが考えて行かなければと提唱してみました。

そして、出来れば釣り業界がこういう部分を真面目に考えて、バーチャルでない釣りを子や孫と一緒に楽しめる環境にするための啓蒙や提唱がきちんと出来る文化になればと願っています。
 
釣って面白い。 釣って美味しい魚が身近に居るからこそ釣り人が増え、釣り業界が盛り上がると言う事。

例え釣り人が増え良いタックルが売れても、そこに釣って面白い魚が居なければ、難しい状況じゃなければ釣れない魚しか居なければ、先はないんじゃないかなと。 そう思うわけです。
プロアングラーの方も、かっこいいデカイ魚が釣れるからこその地位であり、魚が居なければ成り立たないと言う事を考えて欲しいです。
 
まぁ『釣り具は、日本で売れなきゃ海外で売るさ!』なんて言われたらおしまいなんですけどね。。。。。
 
この記事の掲載にあたって、許可をくださいましたJGFAに感謝します。
『いい釣りをいつまでも』

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