思い返せば辛い夏シーズンだった。

本当に魚とコンタクトできなかった。


「磯で釣りたい」

この気持ち一つ

今までのピンは全てOUT

波も、ポイントも全てが狂い

迷宮入

タブレットではgoogle map とにらめっこ

地形、波向き、スリット、

嫌になるほど調べあげた。

でもコンタクトできない。

バラシの情報すら無い。

そこで今日仕事前に全てをリセットしてみた。

ウェットスーツをやめ

ウェーダーでの磯釣行

理由は「前に出ない」

ウェットスーツは「攻め過ぎる」

いつもと違う立ち位置からのアプローチを試みた

そしてポイントも変更

「メジャースポット」

持ち込むルアーも大幅に変更

結果はブローウィンだったんだけど

ブローウィンに信頼を寄せ過ぎたか？

実績のあるルアーも持ち込んだ。

時間も大幅に変更。

朝のゴールデンタイムは無視

余裕の7:00起床

これだけ変更したら、同じ釣りはできない。

完全に日の登った海岸線を走る。

普段暗くて見えない物もしっかり見えてきた。

祝日とあって人も結構いて、

メジャースポットに向かっている俺は

先行者の存在が気になって仕方なかった。

北北西のウネリがドシドシ押し寄せる海は

青い海に真っ白なサラシスープ

それに青い空

頗る気持ちがいい

風は北の7-8m？

ウネリもココ最近では最高に良い。

まずはサラシを沖に引っ張るカレントを

剛力120で

ブローウィン140f

ヒラフィード

トライデント

ガボッツ

シャルダス

アダージョヘビー

全くの無反応

連日のコンタクトできない

「またか」な気持ちで包まれる

少し横に歩き

剛力

アダージョヘビー

タイトにタイトに

レンジを入れる所はしっかり！

でもコンタクトはない。

ブローウィン140S

磯では最も信頼できるミノーの一つ

最初に打ったルアーとは全く異なるアクション

ブローウィンの代名詞「置く」

ウネリの影響が少ない沖にキャスト

風も強いため「15カウント」

浮かないようレンジキープさせながらサラシの

中に送り込んで行く。

ここで我慢

我慢

我慢

ラインスラッグの処理だけに専念

「ラインが引っ張られる」

目に見えないカレントに入った。

次の瞬間

待ちに待った激しいバイト！

この瞬間が欲しかった

この一瞬の為に歩き まくった。

悩んで

苦しんだ数カ月

次はバラさない事

足場は高くて海面まで4m

ティップを海面まで近づけて

一気に抜き上げ




横たわるBlack Fin





久しぶりに叫んだね

僕の釣りの中で出会える最もカッコイイ

「ヒラスズキ」

銀色のボディに

黒いヒレ

至福の時

これでようやく魚のエリアが見えて。

あとは再現と魚を見失わない努力

しっかりこの流れに乗っていきたい。

その後100mくらい沖のサラシ

爆発的なウネリで広大に広がるサラシ

その切れ目くらいならブローウィンの射程内

しっかりカウント

立ち上がりでバイト！

一瞬でわかった

奴

今日は彼の圧勝

瞬く間にラインブレイク。

ヒラスズキ、ヒラマサ

自分の中で少しだけど見えてきた。

せっかくの魚だったけどGopro

電源付いてねーし 笑



ラインブレイク後

リーダーも、リングも何も持って来てない事に

気が付き終了。

これで負のスパイラル脱出か？


















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