ウルトラライト的テキサス釣り ~昔の原稿から~

我がブリーデンのメルマガであるBREADEN TIMESでウルトラライトテキサスについてのコラムを書きました。

で、それとの連動企画ってわけでもないんですが、このコラムを書いている最中に「かなり前にこの釣りについて書いたことがあったよなぁ」って思い出して一念発起。なんとかその原稿を発掘しましたです。

で、さすがにこの原稿までコラム内に収めるスペースはなかったので、それについてはこっちにアップすることにしました(笑)

ちなみにこの原稿、もう10年以上前に書いたものなのでそのままというのも良くないかと思い、一部加筆修正を加えたものを以下に貼り付けておきます。


まぁ、資産の有効活用ってヤツですが、興味のある人はどうぞ(笑)

というか、やってみるとかなり面白い釣りなので、みなさん是非試してみてくださいネ!


ついでなんで、画像も当時のものをそのまま載せときます♪






やはり、まだこのころは写真にはこだわっていなかったようで、ヒドイ絵ですね。。。(苦笑)



******* 以下、昔の原稿から *******

この時期のイチオシはやっぱり根魚系。こいつらが相手なら夕マヅメから1時間くらいサクッと遊んで、身体が冷え切る前に家路につくという芸当も可能。寒いこの時期にはまさにうってつけのターゲットです。僕が普段釣りをする横浜周辺ではズバリ、メバルが一番でカサゴ・ソイが二番といったところかな?どうしてメバルがカサゴ・ソイよりもランクが上かというと、それは単純にサイズの問題。なぜだか理由は分からないけど、横浜周辺で釣れるメバルはとにかく型が良いからたまらないというわけ。良い時期ならアベレージが24~25cmという夢のようなこともあるからたまらない。ここでは、単純な釣行記というより、それぞれの簡単な攻略法を紹介していくことのしようかな。


まずはカサゴ・ソイから。こいつらは正真正銘、根っからの根魚なので、基本的には根周りを攻めるのが一番。潮通しの良い場所で、キャストで届く範囲にある根を知っているなら、まずはそこを狙ってみるのがいちばん簡単。あとは、テトラ周り、堤防の基礎周りや船道などのブレイクなども狙い目。釣り方はソフトルアーを使ったアンダーショットで、底を軽く小突くかズル引いてくるのがヒットへの近道。


しかし、ある程度この釣りをした人なら是非ともやってもらいたいのがテキサスリグのワーミング。このときシンカーは必ずタングステンを使うのがこの釣りの鍵。でも、なぜタングステンなのか?理由は極めて単純でタングステンは同じ重さの鉛製シンカーに比べて圧倒的にサイズが小さいので根掛かりの発生が減少するからその分釣りに集中できるから。ボトムを釣るこの手の釣りでは集中力を如何に持続できるかも重要な要素。確かにタングステンシンカーは高額だが、それを補って余りある効果があるんです。このシンカーを利用しつつ、タックルバランスが取れていれば、根掛かりはほとんど皆無なのでまずは騙されたと思って使ってみてください。


タックルバランスの話が出たところで、カサゴ・ソイ系での僕の使用タックルを紹介しましょう。ロッドはソフトティップながら高感度のバスロッド。これに小型~中型スピニングリールを組み、ラインはフロロ5lbsかPE0.6号+フロロ12lbsリーダー約2m。僕は風が強い時はフロロラインを使い、それ以外はPEという使い分けでやってます。で、タングステンのシンカーはポイントの水深にもよるけど、3g前後をメインにサブで5gクラスも用意。さらに、これらでどうしても底が取れないときだけ7gを使うというのが僕の基本的なセレクト法。これまでやってきた感じでは、風さえなければよほど潮が飛んでいない限りほとんどの場所で3gで行けるはず。シンカーが軽ければ軽いほど根掛かりは減るので、ポイントごとにボトム感を感知できるギリギリのセッティングを探して行くのが気持ちよく釣りをする秘訣です。


さて本題のテキサスリグでの釣りですが、これもまずはズル引きから始めるのが一番とっつきやすくて良いかと思います。そして、慣れてきたらできる限りボトムの変化に沿ってリグを這わせることに集中しましょう。最終的にはテトラなどで、沈みテトラの穴の中にリグを送り込めるようになったら自ずと釣果も倍増していることと思います。この常に底をとりつつリグを這わせるというのは、かなり集中しないと難しい釣りですが、これこそまさに底を釣る釣りの楽しみでもあります。常にボトムの状態をイメージしながら、「いま穴に落とし込んだからバイトが出るかも…」と想像しながら釣りを展開する楽しさを堪能してみて下さいね。

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