釣りはいつ上達するのだろう。

釣れない時。

そんな気がする。


色々試してルアーをなくしてやっと出た魚をバラして、
上達していくのだろう。


シーバスで言えば秋はこの一年の成果が発揮される時。


この一年で自分はどのぐらい上達したのだろう？


自然相手でイコールコンディションはないから単純にサイズや数では比較できないが、

渋い時の釣果に多少差がある気がする。


そう考えると、

極寒で震えてノットも組めない中、浸水しながら浸かった事や、

真夏に熱中症になりかけながらセイゴと遊んだ事、

50弱の魚を一本出すのに費やした時間も、

無駄ではなかったのかもしれない。


と、そんな事を考えながら仕事をしていたらとんでもないミスをしてしまう！

今日も下げだけ打って帰る予定が

上げを打つ事になってしまいそう！


おそらく人類史上最速のスピードでその仕事を片付ける。


ギリギリ下げ中に橋に到着。

流心に多少のベイト。

手前は静か。


とりあえずベイトの中を通すと、
なかなかいいサイズ。

でかサッパか？

可能性は充分ある感じ。

後は時間との戦い。

乱れ打ち！

明暗ラインは全滅。

フレイミングダート95を
橋脚のヨレの末端までゆっくり巻きながら流し込むと、

ゴン！

お！いいバイト！

と思ったが巻き出すとそんなに重くない。

まあ時間的に一本出ればよし！


すると係長から電話。

迷っている模様。
干潮サービスあるかも？なんて期待薄な話をするも本日は欠席。

じゃあランカー出しちゃいますから！

なんて言って電話を切った。


止まりかけの潮の中レンジを下げていく。

カレントマスター11を沈めて橋脚裏を探ると…

ドスっと重いあたり！

無流マスターでもあるようだ。


橋脚？と思うぐらいギリギリの所。

橋脚の深場にべったりついていたみたいだ。


これでもかというぐらい上流にダッシュ！

擦っているのが伝わってくるがなんとか橋を脱出！


バチャバチャっと出るもそんなに大きいようには感じなかった。

70弱ぐらいか？といった感じ。

そのままランディング。


タモが水から出た時に、あれ？

重い！


意外にでかかったのね…

危なかった。


あまりに上流側に走り過ぎて暗くてよく見えなかったのだ。

カンチョウサービス！


何はともあれ10月7本目のランカー。


…。



ここで潮止まり。


終了の予定だがまだ出そう…

というわけで延長戦。



場所を変え上げを。


上げはまったり、

ストラクチャーの際で、

外に出ててガツガツ食べなさい！というサイズ。

同じストラクチャーの反対側で
50半ば。

元気なのだが、付き場は潮の効いてない所。



橋に到着。


人はなし。


イナッコとコノシロが少し。

まず下流側の明暗を。

数投で


そこから沈黙。

もっとも上げが効くのを待つ。


周りから見れば、岸際で水面を見ながら投げずにずっと何かのタイミングを待っているように見えたかもしれないが

立ちながら半分寝ていた…


あと一本出たら帰ろう。



やっと表層までいい流れが出てきた。


少し奥まったところまで流し込んでトゥイッチをツンツン


止まった瞬間、ゴン！



細いのが多い。


ここ数日、今までとはがらっと魚の雰囲気が変わった気が…

いつもの魚になった感じだ。

そろそろ落ち着きだすのかな？




本日の入場料：サイレントアサシン129