プロフィール

ねこヒゲ

和歌山県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:4
  • 昨日のアクセス:282
  • 総アクセス数:375529

QRコード

わっ!危ない!!堤防、磯でのインシデント集 その2

お盆の連休にお仕事の皆様、家族旅行や妻、夫の帰省と挨拶回りに休日を割かれ、釣りにも行けない皆様、本当にお疲れ様です。

私も明日、明後日だけ地元鹿児島に帰ります。



さて、前回は☆3までのインシデントを記載したが
ここから先は☆4クラス、つまり命に関わる重大なインシデントを記載していく。






危険度☆★★★★

猪突猛進!野生動物との遭遇!!


自然多きフィールドで怖いのが、イノシシとクマである。

特に、南紀のヒラスズキのハイシーズンはイノシシの子育てのシーズンと丸被りする。


子育て中のイノシシは気が立っており、木の根を掘る事に特化した牙で刺されようものなら動脈を損傷し、最悪の場合、失血性ショックで死に至る。
(イノシシの獣害による犠牲者のほとんどがこれである。


また、彼等はよく田舎の一本道の真ん中を歩いている事も多く、スピードを出した状態で接触しようものなら車やバイクの大破は免れない。


見かけても、決して近づいてはいけないし、ルートが他にあるなら避けて通るべきだ。

そういう私は、イノシシは南紀ではしょっちゅう見かけるし、滋賀県北部で渓流釣りの最中にツキノワグマを見たことがある。


決して「なんだ、動物か。」などとと侮ってはいけない。





危険度★★★★★

迫る波!逃げ場の無い岩場!!
〜君は、生き残ることができるか〜


1番危険度が高いのは、やはり地磯である。

これに関しては、私自身何度も死にかけるような経験をしており、コレと言うような例えを記載するのが難しい位だ。


危険な理由としては、渡船が休むような状況であっても、レベルや知識、経験など関係無しに誰でもエントリーできるからである。


磯釣りと言えば、ひと昔前は海釣り玄人でお金がある人の道楽だった。

交通網の発達や、タックルの高性能化、低価格化がすすみ、インターネットで情報を瞬時に入手できることから、〝そこ〟に至るまでで大きな障壁もなく、怖さを知らないどころか動画などで〝カッコいい〟イメージしか持たずに入り込んで来るから、磯がどんなものかを知らないのだ。

先日見かけたアングラーは、ライジャケこそは着ていたものの、Tシャツにジーンズで、靴も町歩き用のスニーカーだった。


装備がしっかりしていても、波の周期や干満の差での波の当たり方の違い、時々来る大波などを観るチカラが足りなければ意味がない。

また、どれだけ注意していても、油断が発生し、そんな時に海は牙を剥く。


私自身、磯を20数年やっているが、
先日記載したような目に遭っている。

危険度を自身の経験という物差しでしか測れないあたり、やはり地磯が1番危険と言える。


思い込みの強い人間だ、大袈裟だと馬鹿にされるかもしれないが、私から言わせれば、大袈裟であると言っている時点で「本当の海の怖さ」を知らないと言いたい。


思い込みに関しては、他人から見たらそうなのだろう。
だが、いちいち言わなければ気が済まないタイプなのだ。

だからこそ、磯でのショアジギング、ショアプラッキング、磯のヒラスズキを始めたいアングラーは、先ず、沖磯から始めて欲しいと言わせていただこう。






番外編

危険度★★★★★★

荒れ狂う海!吹き荒ぶ風!!
〜台風前釣行は自殺行為〜

台風接近に伴い、ヒラスズキを狙いに行くアングラーは多いだろう。

ただ、行く前に少し考えて欲しい。

波に攫われて行方不明になるのは確かに自己責任だ。

しかし、誰が探すのか。

どんな人を悲しませるか。



よく考えてから釣行に臨んで欲しい。

vpin6n3wwph6ccv8bb2n_480_361-4a3000a7.jpg


コメントを見る