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あくまで1アングラーの意見ですが…

本当は、別のログを掲載するつもりでしたが…。




私は普段ヒラスズキばかりやっている磯キチです。

シーバスは、この2、3年前に復帰しましたが、釣りは専ら北〜南紀の沖磯、地磯ばかりで、釣行の回数が多い月だと磯靴とウエットスーツが乾き切る間も無い位でした。


私がヒラスズキをはじめた頃、南紀にまで来る釣り人も少なく、上物師も殆ど沖磯に上がり、地磯と言えば、地元の方が「その日食べるサカナ」を釣っているような状態で、ヒラスズキは1日に3〜5本、多い日だと10数本をキャッチしていました。


しかし、数年前から環境変化による影響で沖磯も釣れなくなったのか、地磯での上物師が多くなり、同時に流行り出したショアジギングとエギングアングラーが混在する状況で、ヒラスズキが狙って釣れる場所がどんどん減ってきているのが現状です。

むしろ、ヒラスズキそのものが減っているようにも感じます。


それまでは、数える程しか居なかったヒラスズキアングラーが、高速が延伸し、増えたことも原因のひとつでしょう。

実際、釣り上げたヒラスズキで40cmに満たない個体が抱卵していた事もありました。(ただの極端な腹メタボなら話は別ですが。


魚類は総個体が減ると、種を守るため、本来抱卵しないような若い個体が抱卵する事があると聞きます。


しかしヒラスズキが減った原因が、アングラーの増加によるものと断定するのは違うと考えます。

確かに減少の一助にはなったのかもしれませんが、最大の原因は先述した「環境の変化」だと考えます。


実際、1月末に釣行した際、本来この時期なら16度〜15度前後なのに、18度ありました。

またこの数年、トウゴロウイワシの接岸を見かけませんし、先週行った際には本来3月頃に湧くマイクロベイトが散見できました。


変温動物であり、フィッシュイーターであるヒラスズキは、環境の変化に敏感です。

順応する個体も居るでしょうが、多くは適した環境を探して生息域を変えるでしょう。


数が減った南紀のヒラスズキを守るにはどうしたら…。

1番いいのは釣らない事。


それが出来れば苦労はしない訳で…。


南紀の「本気の」ヒラスズキアングラーは同じ思いだと思います。(むしろ思いたいです。)


私は、キャッチ&リリース推奨派ですし、出来るだけ弱らせず、時間を掛けずリリースします。

出血が見受けられた場合は、市販の魚類用止血剤を塗付し、リリースします。(元々淡水バス用のため、効果は不明ですが。



だからこそ、自己満足ですがツインフックは発売開始当初から使っています。




ようは、その魚たちに対して、どのベクトルに対してどれだけ本気なのか。

大きなサイズを釣る事に対して全力を尽くすのか。

食べるために全力を尽くすのか。


何をしてもどうせ自己満足だろうから、自分自身が自分自身の思うように、魚のケアを重視するか。



考え方は人それぞれです。


だからこそ、私は釣った魚に対して、「遊んでくれてありがとう、お大事に。」という気持ちを込めて、接します。


丸呑みされそうなタイプのルアーのフックは、バーブレスを使用します。

呑まれた針が口腔内の血管を不必要に傷付けたり、鰓に引っかかって致命傷を負わせたくない自己満足からです。

しかし、磯場では流れが複雑にからみ、テンションを掛け続けるのが難しい状況下でテイルウォークをされると一発でフックアウトします。


私はマイクロバーブの付いたがまかつさんのツインフックをそのまま使用します。


バーブ付きのツインフックを使用するのは、そのような状況下で、確実に釣り上げたいが、魚体に極力ダメージを与えたくない時に限っています。


理由は簡単。


高価である事と、フックが受ける水流でルアーのバランスが崩れるからです。

さして水流に影響をうけ難い、かつ、根掛かり多発地帯で使用する重めのルアーに装着しています。

だから、ツインフックがどうこう言える程勉強はしていませんし、違いが判る程釣ってはいませんが…コンセプトは理解できます。


何を語ろうと、あくまで自己満足ですが。

ヒラスズキを大切に扱うことで、来年も、再来年も、10年後もヒラスズキが釣れる事を信じて。








因みに、今年のフィッシングショー大阪、がまかつブース内でツインフックのプレゼントをしています。

半信半疑な方は、一度使ってみてもいいかもですね。

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