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▼ アブの歴史を紐解いて行きます③進化論
- ジャンル:日記/一般
レコード1300。
今回のログで私がアブ社にとってキーポイントだったと思えるリールだと紹介してるリールです。
時代としては1942〜3年頃のリールだと思いますが。
何故このリールなのか?
このリールの特徴。
ごく普通のダイレクトリール。
そしてシンプルて言うよりちゃちい。
キャスコンも小型でチープ?
な物。
初期のレコードリールとしては。
何故こんな他のレコードより剛性もないリールが?
疑問もあります。
異端児的ですよね?
それでも塗装なんかは金属剥き出しのレコードより遥かに見栄えが良いリールですよね?
単に安価なモデルってだけじゃ納得出来ないんですよ。
そしてこのリールの1番の特徴。
それは軽量であるって事です。
実際測ってみました。
205g
レコード1300。
なんと143g。
同じ大きさ。
そして塗装してあるこのリールがいかに軽いかわりますよね。
その頃の1番売れてたリールの代表。
同サイズのシェイクピアワンダーは。
222g
レコード1500もワンダーより17g。
レコード1300はワンダーより78gも軽い事になります。
驚異的な軽さ。
この時代にこんに軽いリール作る理由は??
そう考えると。
この一見チープなレコード1300の見る目も変わってきます。
アブ社が軽量化した狙いは。
きっと次世代のリール。
大型のリールの軽量化も視野に入れてたのか??
実際アブ社が次にリリースしたリールは。
約10年後。
5000番サイズになって行きます。
世界で一番有名な憧れのリール。
レコードアンバサダー5000。
とにかく大型。
レコード1500と比べても1、5倍近く大きい。
レコードアンバサダー5000は知ってる人も多いですが。
ドラドもクラッチも付いてる今のリールとほぼ同じリール。
ダイレクトリールから見れば部品数だって。
使う金属の量だって。
とにかく重たくなるでしょ。
でも実際。
この大型リールってなんグラムだと思います?
243gです。
レコード1500より39g
シェイクスピアワンダーより21g重いだけです。
いかにこのレコードアンバサダー5000が軽量化されてたか分かりますよね。
しかも塗装もされてます。
私はこの事から。
レコード1300は単に安価なモデルってより。
軽量化がどこまで出来るか?
そんな思いから生まれたリールだと思います。
安価だったのは。
ユーザーがコレを多く買って耐久テストしてもらう?
そんな意図も考えられますよね。
アブ社の新時代を作っていったリールは。
このレコード1300が1番の鍵となってたと思うのは。
私だけなんでしょうか??
そう考えながらこのリールを眺めると。
愛くるしい〜\(//∇//)\
コレは私の個人的意見であって。
間違って居るかもの話しですが、、、、。
そして。
レコードの歴史は最終章へと向かいます。
- 2020年4月9日
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