暑い夏も終わりに近付きましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか？
暑さに弱いGPは夏バテで毎日ぐったりです。

なんで釣りに行くのはもっぱら深夜～早朝ばっかりです。

で。
うちの近所の河口の、通称「３本目の橋」のほとりには
排水路の水門があります。
地元新潟県中越のアングラーなら結構有名なとこだったりします。

この水門、「の中」、
毎年シーバスがバコバコボイルしております。
小魚が大量に居る上に常時日陰なのでそりゃ当然です。
早朝から真昼間まで、そりゃもう盛大な捕食音がお祭り騒ぎ状態です。
この場所を知っている方なら多分経験あることでしょう。

けど、この水門の間口は、水面から１mあるかないか。
どうキャストを苦心しても、精々投げ込めるのは10m入るかどうか…

それでも釣れることもあるんですが、正直

『もっと奥からすげえでかい捕食音が聞こえる』

のは、物凄く悔しいんですよ(´･ω･`)






と言う訳で、GPは遂に禁断のシーバスフィッシングに手を出すことに。

その禁断の方法とは…

単純にフローターなんですけどね(;・∀・)

この水路はかつての三日月湖の水面直上をコンクリで舗装したような構造になってます。
なので水面から天井までは１m位しかありません。
しかし水深は1m以上。
ウェーディングじゃ無理ですが、フローターなら！

で、問題がいくつか。
『狭い天井でも使える長さのロッドが必要』
『掛けた魚とのファイトはこちらの動きが水平方向のみに制限される』
『勿論掛けた魚はきちんと獲りたいけど、ショートロッドでシーバスとやり合えるか』

…とまぁ色々不安要素はあるけれど、やってみなくちゃ判らない。

なんで取り合えずロッドは5ftULの渓流トラウト用ベイトロッドのBeamsで行きましょう。
ファイトとか、そんなん掛けてから考えよう(;・∀・)

で、出航～


…当然真っ暗です、怖っ！



結構奥まで来たところ。
ご覧の通りの天井の低さ。

しかし…

すごいなやっぱり。

少しフローターを進めるだけで小魚がうじゃうじゃ泳いでる。
つかウェーダーにゴンゴンと魚が体当たりしてくるｗ
しかも目の前でシーバスがえらいことボイルしている。

目の前1m位の距離で50～70くらいのシーバスが
背びれだしてボイルしたり水柱上げて大口開けて捕食する様は

絶景を通り越して恐怖すら感じます…

ところどころにドブ板から陽光が差し込んでたり、メンテ用のタラップがあるので
そこにロープで固定しながらシュガペン70をキャストキャストキャスト！




…
水面と超近い目線でシーバスの捕食を見て、良く判りました。

シーバスって、こんなに捕食下手だったのか…と。

5回連続で喰ってきて全部スカとか当たり前だったりします。
しかも水面からルアーを宙に飛ばしたり。



しかしながら30～40くらいの奴はまさに入れ食い状態(・∀・)
超楽しいｗｗｗ

20分くらいで水路の流れが、流れ込み、流れ出しと切り替わるのですが、
その間の数分の止まりの時にバイトが集中するようです。
あと以外や以外、こんな真っ暗な中でもバイトするのは壁際ばかり。

シーバスは硬いストラクチャーが好きって本当なんだなぁ。
あとたまに壁際に居ると、シーバスらしきでかい魚が自分にぶち当たってきたり。

ここは正にパラダイス！！！！

ロッド選びもBeams＋カルコンで正解。


60近いシーバスとのやり取りもなんのその。
ソリッドグラスブランクの5ftはフローターとの相性抜群です。
短いロッドは溜めが効かなかったりするけど、さすがBeams、
魚の引きに追従していく感じでいなします。



マジ楽しいｗｗｗｗｗｗｗｗ

目の前1m以内でこんなサイズにエラ洗いやジャンプされると
ド迫力なんてもんじゃない！

しばし入れ食いを堪能して、釣りを切り上げる直前、
出口付近でもう一発。



水門を出てきたら偶然にもそこには友人がｗｗｗｗｗ

「お前何してるんｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
と大爆笑を貰いました。ついでに写真撮ってもらったり。


シーバス相手に渓流ベイトロッドとか
シーバス相手にフローターとか
川でフローターとか
渓流トラウトロッドにシュガペンとか、

かなり色々間違いだらけなシーバスゲームでしたとさ。


因みに水門の中は物凄く涼しかったですｗ