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西村 均
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▼ リールと工業製品
- ジャンル:日記/一般
- (タックル)
GPは95ステラ、98ツインパが大好きです。
未だに95ステラ6基と98ツインパ4基、
その他95~98のアルテグラ、ツインパワーXTを大事に使ってます。
自動車エンジニアを生業としているGP観点からすれば、
この90年代中盤頃って、
『工業製品に過剰な性能を求める』
って風潮があったと思います。
通常の生産ラインから外して職人の技で組み上げたり、
部品製作の段階からして職人の手作業だったり。
車だとホンダのインテグラ・シビックType-R、
バイクだと同ホンダのCBR1100XXやCBR1000RR、
ヤマハのYZF-R1とか。
ミシンのブラザー精密とかもこの時期にハイスペックな工業ミシンを
多数リリースしています。
メーカーが求めるモノは、とにかく高性能の頂点を目指す為に
どんな手間・コスト増もいとわない、そんな感じがしました。
そんな年代に、スピニングリールの頂点を極めた95ステラ。
今でも全然その魅力は色褪せていません。
分解メンテすると良く判ります。
フレーム・パーツの加工精度が異様に高いので、
バラして洗浄して、ただ組み立てるだけで元通りの回転フィールになる。
ブッシュやシムでクリアランスを調整していない、する必要が無いから。
そんな加工精度を当時の技術でライン生産にしたシマノは
正直凄いと思います。さすが生粋のギヤメーカー。
とは言え、それは90年代の釣りブームがあったからこそ。
現代はと言えば…
部品の加工精度を若干落として、そこをシムで調整して
回転精度を取り合えず合格点を出している。
そんな感じ。
工業製品的に言えば、実はこっちが正解です。
加工精度が甘い=加工コストが低い=卸値を下げられる=黒字幅UP
ですからね。
精度を極限まで上げれば、その分加工機器だって高性能なのを
使わなきゃならないし、ベアリングも良い奴は高いし。
そんなエンジニア観点でリールを見ると、
04ステラ辺りからコストダウンが激しくなってきたかなぁ…と。
先日友人の04ステラを分解メンテした時、
「なんじゃこりゃー!!('A`)」と思いました。なんとシムの多い事か。
(因みに95ステラ・98ツインパは一基につきシム1枚しか無いです)
勿論個人でメンテするなら、各厚さのシムを山ほど集めて
最適なクリアランスを出さないといけない。
これがすっごく面倒なんですよ…
メーカーのOHが高い理由がこれ。
シマノ最高級リールを謳うなら、ト〇タのエンジンみたいな
コスい造りをしないで欲しい、90年代の頃の
熱い職人芸を披露して欲しい。
そう切に願う、いちエンジニアでした。
でも90年代の苦労があったから、高精度加工が低コストで可能になって
低いグレードのリールもこれだけ性能が上がったんですよね。
…でもさぁ…
10ステラとか、調子の美味しい時期が短かすぎねぇ?
まぁ、ダ〇ワに比べればまだマシか。
ダ〇ワのリールは、
『新品が最高性能、そっから一気にドンドン調子が悪くなる』
『ある一定の期間を過ぎるとオシャカレベル』
シマノのリールは、
『新品時から慣らしをして最高調子、そこから少しずつ悪くなる』
『でも徹底的に壊れる事が少ない』
あ、そうか。
シマノはリール業界のホンダじゃないか。
ダ〇ワはまるでト〇タじゃないか。
などと思いつつ、友人の10ステラのOHに勤しむGPでした(・∀・)ノ
未だに95ステラ6基と98ツインパ4基、
その他95~98のアルテグラ、ツインパワーXTを大事に使ってます。
自動車エンジニアを生業としているGP観点からすれば、
この90年代中盤頃って、
『工業製品に過剰な性能を求める』
って風潮があったと思います。
通常の生産ラインから外して職人の技で組み上げたり、
部品製作の段階からして職人の手作業だったり。
車だとホンダのインテグラ・シビックType-R、
バイクだと同ホンダのCBR1100XXやCBR1000RR、
ヤマハのYZF-R1とか。
ミシンのブラザー精密とかもこの時期にハイスペックな工業ミシンを
多数リリースしています。
メーカーが求めるモノは、とにかく高性能の頂点を目指す為に
どんな手間・コスト増もいとわない、そんな感じがしました。
そんな年代に、スピニングリールの頂点を極めた95ステラ。
今でも全然その魅力は色褪せていません。
分解メンテすると良く判ります。
フレーム・パーツの加工精度が異様に高いので、
バラして洗浄して、ただ組み立てるだけで元通りの回転フィールになる。
ブッシュやシムでクリアランスを調整していない、する必要が無いから。
そんな加工精度を当時の技術でライン生産にしたシマノは
正直凄いと思います。さすが生粋のギヤメーカー。
とは言え、それは90年代の釣りブームがあったからこそ。
現代はと言えば…
部品の加工精度を若干落として、そこをシムで調整して
回転精度を取り合えず合格点を出している。
そんな感じ。
工業製品的に言えば、実はこっちが正解です。
加工精度が甘い=加工コストが低い=卸値を下げられる=黒字幅UP
ですからね。
精度を極限まで上げれば、その分加工機器だって高性能なのを
使わなきゃならないし、ベアリングも良い奴は高いし。
そんなエンジニア観点でリールを見ると、
04ステラ辺りからコストダウンが激しくなってきたかなぁ…と。
先日友人の04ステラを分解メンテした時、
「なんじゃこりゃー!!('A`)」と思いました。なんとシムの多い事か。
(因みに95ステラ・98ツインパは一基につきシム1枚しか無いです)
勿論個人でメンテするなら、各厚さのシムを山ほど集めて
最適なクリアランスを出さないといけない。
これがすっごく面倒なんですよ…
メーカーのOHが高い理由がこれ。
シマノ最高級リールを謳うなら、ト〇タのエンジンみたいな
コスい造りをしないで欲しい、90年代の頃の
熱い職人芸を披露して欲しい。
そう切に願う、いちエンジニアでした。
でも90年代の苦労があったから、高精度加工が低コストで可能になって
低いグレードのリールもこれだけ性能が上がったんですよね。
…でもさぁ…
10ステラとか、調子の美味しい時期が短かすぎねぇ?
まぁ、ダ〇ワに比べればまだマシか。
ダ〇ワのリールは、
『新品が最高性能、そっから一気にドンドン調子が悪くなる』
『ある一定の期間を過ぎるとオシャカレベル』
シマノのリールは、
『新品時から慣らしをして最高調子、そこから少しずつ悪くなる』
『でも徹底的に壊れる事が少ない』
あ、そうか。
シマノはリール業界のホンダじゃないか。
ダ〇ワはまるでト〇タじゃないか。
などと思いつつ、友人の10ステラのOHに勤しむGPでした(・∀・)ノ
- 2012年1月19日
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