各地で大雪注意報が出ていますが凍結によるスリップや事故が心配です。

僕ら鹿児島のように雪に慣れていない地域の皆さんは特に気を付けて下さい！




さて、このところ東シナ海側は海が荒れすぎて本命の場所に行けない。


北西の風が吹いてしまえば下流側はモロに海からのうねりが上がってくる。


シラスウナギ漁の影響もなかなか大きくて中流付近に行けば良いという話ではないくらいシラスウナギ漁がスゴい(笑)



そんな時化の時に僕の判断としては小規模河川に目を向けるようにしています。


当然海が荒れているのには変わりはないにしても、河口が絞れて掘れている小規模河川に注目します。

その中でも、

河口の地形が絞れて掘れている河川
テトラや堤防で波は打ち消してくれる河川

要は下げの流れが、河口が絞れていることで強い払い出しの流れとなり
崩れた波に押し勝てる程の払い出す流れが出る場所が理想だと思っています。


特に河口がサーフ絡みの河川ではかなり有効な選択となると思います！


今秋冬でそう言う時にそのポイント選びがとても効いた！


といっても約6～7年前はよくここに来ていた。

何かと規模の割りにシーバスが着きの良い場所だ。





誰が始めに言い出したのかわかりませんが、
『荒れてる時はベイトが岸に押し寄せられて来る』
という話を耳にしますが、


あながちそれは間違いじゃないな！というか、そうなのかも！
と思ってしまう状況に居合わせたのかもしれないですね。


テトラの先端に波がぶち当たり、雫が粒子のように細かい霧が風に乗って顔に掛かってくる。

海側はだいぶ砂が巻き上がってた。



ウェーディングをしなくてもダウンに真っ直ぐ通せる位置取りからパンチライン95マッスルをいれてみるも
着水点が波と川の流れがケンカしてヨレていて巻き始め５～８メートルくらいはなんのこっちゃわからんくらいルアーが揉みくちゃ(笑)


流石に遠投で海側にダイレクトで投げ込んではいけなかった感じ(^_^;)



次は波で横のシャロー側に流されてしまい、アカエイが３連続で引っ掛かる(^_^;)


まぁここは昔から相変わらずアカエイが溜まる(笑)

しかしこんな荒れた日にもアカエイの上にアカエイが重なってるような状態でアカエイの密集がすごい。


アイボーン98Fに換えて、下げの払い出しの流れが効く範囲に落として、
あとはロッド横向きにルアーに抵抗を与えたままサミングでラインを出して、アイボーンはレンジが入らないのでロッドで煽った分だけロッドで流れの抵抗を感じながらゆっくりダウン側に伸ばしていくと、


あれ？引っ掛かったかな？と勘違いしてしまうような急に止められる感触！



手首を固める程度に軽くアワセると、よし動いた！



少しテトラ寄りでのヒット！

すぐにエラあらいしたけどよく見えず、



結構重い！


ぐんぐん巻いて寄せたい所だけど
魚の動きに下げの流れが抵抗になって加わりサイズ感が全然分からない！(^_^;)




最後はドバドバドバドバドバ！

っとエラあらいで暴れさせたままずり上げ！



70cmとなかなかのサイズがいたことに驚き(笑)


アイボーンをハーモニカ食いしてるように見えますが、
テールフックのみの口の中フッキングでした！

グリップでホールドするときに危ないので横向きにさせて貰っただけです。



レンズホロのボラカラーはなかなか良い感じ



砂地のシーバスはきれいでうっとりした。



しばらくして、川の中の方でライトに反応した沢山のベイトが水面を跳ねるのか見えた！



そうとうベイトが入ってる。



やはりそのことから風や海の時化にこのベイトの入りが関係してるように思いました。



絞れている所ではない所で、流れもそこそこだけど、とりあえずパンチライン95で刻んでいく。



ドリフトの末端が絞れる所に吸い込まれそうになる寸前でヒット！

そんなとこに居たのか！

というか、やっぱりシーバスも荒れてるオープンエリアでは無く、中まで入って来てた！



65！

最近お気に入りカラーで、追加したばかりのパンチライン95のキスカラーだった。


入荷しといてくれと頼んでいたヒッキーにやったぞ！っと電話をかけるもさすがに寝ていやがった(笑)


なんか最近は下アゴの下にヒットする事が多い(^_^;)




その後、すぐにバラシがあったが50くらいだった感じ。

水面にいたベイトの招待はイナッコとトウゴロウイワシだったようで、でもほとんどがイナッコだった！

一番流れが出る対岸側ではドスドス当たるベイトが居て、


なんだろうか、、コノシロかな？
と正体を確かめるために早引きしてみると








正体はグチだった(笑)

しかもかなりの数、、、。





干潮前になると小規模河川の大潮干潮の潮位は流石に浅すぎて釣りにならなかった(^_^;)



ずっとサイズを気にして大河川に執着していたなかで、大河川向きの釣りをしてしまいがちですが、


もともと実績のある場所ではありますが、発想を変えて小規模河川で出せたことはスゴく新鮮な気持ちになります。


ポイントでの引き出しの多さも必要ではあるけど、
一変して状況に合わせて場所自体を変えてみるポイント選びも魚に早く出会うためには大事だと改めて痛感しました。


次の日、、やはり時化で本命には入れなかったが、同じポイントに足を運び、





見事、元気良すぎるランカーを捕獲するのでした。
(次ポーチが開いててﾘｰﾀﾞｰとＱ１カップに必要なミンティアを落として流された・゜・(つД｀)・゜・)



小規模河川も侮れません！





これから港湾の特種ベイトパターンで産卵前後のシーバスが絡んで一番熱くなる時期！


まだまだ鹿児島はシーバスを追って走り回るだけの価値はありそうです。








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