【Natural Drift　Ⅱ　in　Shizuoka】重量バランス

重量バランスのチューンのやり方のログを今まで2回書いてきました♪

お手軽バランスチューン♪
http://www.fimosw.com/u/EG036/uu3m4m5g8vkrhy

お手軽バランスチューン part Ⅱ ♪
http://www.fimosw.com/u/EG036/uu3m4m5uddnebs

で、なんでこんな重量バランスの補正が必要なのかということについて、まとめとこうと…（汗）

すでに理解されてる方はスルーしてくださいね（笑）

重量バランスチューンの方向性は2つ。

１．手元に重心を持って来る。

２．リールの左右のバランスを良くする。

まず「１」についてはJH単体のアジングのように特にロッドを立てて操作する事が多い際にかなりのメリットが生まれます。

メリット①
竿先が軽く感じるようになり細かな操作が容易になる。

もし先重り感のあるタックルで操作をしようとすると動かしにくかったり不要な力が入り竿先を大きく動かしたりするようになるんです。

それがはっきりと改善されます♪

メリット②
軽いJHの重さを感じ取れるようになり、抜けアタリの感知も出来るようになる。

先重り感のあるロッドを立てた状態では、竿を手の力で支えることになり手にかなりの力が入っています。

その状態では竿自体（竿先側）の重量を手で支えるのがメインで、0.8gのJHの重さなんて感じ取る事は難しくなります。

バランスの取れたロッドではロッドの先がない感じとなるのでロッドを立てた状態で0.8gのJHの重さを容易に感じ取る事が出来ますよ♪

メリット③
瞬時にアワセを入れる事が出来る。

これは手に無駄な力を入れずに済むから！

手に不要な力が入ってると力んで瞬間的な動作が出来なくなります。

何でも力むといい事ないですからね（笑）

メリット④
キャスト時の振り抜けが良くなる。

てこの原理なんです。

ロッドエンドが重くなるんで、力を入れずに遠心力を利用できるようになります♪

Before

After

ここまで重心位置が変わると印象が全く変わります！

ちなみにAfterのロッドを持った方が口を揃えて言う台詞は

「軽い！！」

実はBeforeの状態より10gくらいトータルでは重くなってるんですけどね…

「２」のチューンについてはまだ検証は出来てないけど、キャスト時のメリットが大きいように感じています。

メリット①
キャスト時のブレがなくなり思った所にキャストできるようになる。

左右のバランスが悪いとキャスト時に手首が自然とねじれ、正確なキャストが出来なくなります。

実際、自分も今まで思った所からブレる事が多かったんで今後に期待です。

特にシングルハンドでのキャストでブレが大きい気がしますので、ショートロッドでシングルでキャストしてる方にはお勧めのチューンではないでしょうか？

メリット②
瞬時にアワセを入れる事が出来る。

これは「１」の③と同じ！

バランスが悪いとまっすぐに握ろうとして手に自然と力が入ってしまいます。

その無駄な力を入れなくてよくなるという事♪

これらのチューンのデメリットはもうお分かりの通り、タックル全体の重量が重くなるという事…（汗）

でも少し重くなっても「軽く感じる！」これが大切だと思います♪

元々軽いライトリグタックルだから気軽に出来る事ですね！

それとメリットに関してはロッドを立てて操作したりシングルハンドキャストを行ったり繊細なアタリを拾ったりするということを前提としての事です。

いわゆる巻かない縦の釣りをする事を前提としている訳です。

縦の釣りをあまりしないなら気にしなくても良い事になります。

例えばロングロッドでメバ狙い、リトリーブの釣りをする際は、手元重心は特に必要ないし、左右のバランスもそう気にする事はないと思います。

そういう場合はリールの回転のスムーズさとかを気にする方がいいですよね…

巻かない縦の釣りを展開しようと思われてる方はバランスチューンを試してみるといいと思います♪