今年は本当に暑い！という日が少なく、冷夏かな?と肌で感じる今日この頃。

暑い中眩しいばかりの太陽光が降り注ぐフィールドに立つことを好む私は少し残念だったりする。

そんな今年のひんやりとした夏を象徴するような日、私は福岡市内河川のフィールドに立っていた。

前回の呼子釣行はショアジギだったが、今回はいつも通りのシーバス釣行。

潮回りは中潮。

満潮からの下げでのスタート。タイド上、福岡船溜で200cmを越えており、水位は高い。
シーバスは同じポイント内でも、水位の変化により着き場は変わる。

普段は浅くてポイントにならないような場所も、例えば雨後の増水であったり、大潮の満潮時は釣れることもよくある。

今回の釣行では普段もう少し水があればいいスポットになると思っていた部分に丁度水位が上がり、ここはシーバスが着くだろうという状態となっていた。

福岡市内も最近は雨が続いていたと聞いていた。
雨による僅かな増水もあったのかもしれない。

潮位が上がっているからこそポイントになるスポット。

下げで水位はすぐに落ちる。
時合いは短い為、ここから狙っていった。

水深は極々浅い。
普段はバイブを多用する私もこのスポットではバイブは使えない…そう判断し、トップで反応を見る。ペンシルをドッグウォークさせて狙うが、シーバスからのレスポンスは帰ってこない。

水面に少し潜らせる為、シンペンを選択。

水位が上がったとは言え、元々水深が乏しいスポット。

ミノーでも攻めにくい。
そこで、レンジコントロールが比較的容易なシンペンにチェンジした。

流されるベイトを意識しつつアップクロスから引いてくる。
見切られないように、また、ルアーを見せ過ぎないように早目のリトリーブ。

同時に時折トゥイッチも入れ、リアクションバイトを誘っていく。

通すコースを変えていくと、やはりいた。

かわいいサイズだが、やはりポイントに変わっていた。



ヒットルアーはLITTLE JACKのシンペンLIKE BRINKS86mm。

再度特徴を端的に書いておくと、左右非対称ボディが不規則に水を受け流す。
波動は微波動タイプ。

元々はイワシがモチーフとなっている為、イワシパターンに勿論実績があるが、河川においても、LIKE BRINKSで弱ったベイトの演出が可能。
イナッコパターンでも力を発揮する。

そこから少しポイントを休ませるべく、違う部分を攻めていく。すると流れの中で今度はただ巻きでヒットさせたが強烈なエラ洗いでフックアウト。

魚は入っている。
落ち込む時間もない。

段々と水位が落ち、水位の上昇によりできたポイントも、終わりを告げていく。

しかし、水位が無くなる直前にヒットさせ、無事キャッチ。





パターン的には１本目と同じ、LIKE BRINKS86の表層引きにトゥイッチを加えてのヒットであった。

ちょっと前にも書いたが、今年は例年に比べ気温は若干低め、そこに加えて雨続き。したがって水温も低め。

暑い夏を味わえないのは残念なのだが、反面今年は例年に比べ厳しい状況になりやすい夏時期のシーバスが比較的容易に釣れる印象。

夏時期に付き物の水温上昇による酸欠状態が、上手い具合に雨が降り、好材料となっている印象である。

水位が落ち、いつも通りのパターンで、ストラクチャーと流れを絡めた展開に移行。

デイゲームで重要なことが、一般的によく言われることであるが、ストラクチャーをタイトに撃っていくことだと私も思う。

目に見えるマンメイドストラクチャーもそう、水中にある岩であったり、テトラ帯の際であったり。

ストラクチャーから離れても釣れることはあるが、タイトに通した方が絶対的に釣れると私は思う。

先日購入したAGS搭載のDaiwa MORETHAN BRANZINOURBAN SIDE CUSTOM O3をこの日初めて都市部で実戦投入。

以前のログで書いたが、私がこのロッドを選択した一番の理由はアキュラシーの向上の為。

練習によるとこも勿論あるが、ロッドも非常に重要。

実際に使用すると、やはりブレが少なく思い通りにルアーをピンに撃ち込みやすくなった。

余談で、私はAGS搭載モデルを初めて使用したが、本当に感度が良い。

流れの変化も非常に良く分かる。AGSの良さを垣間見ることができた。
感度の良さは武器になる。
そう思わされるようなガイドであった。

話しを戻して、ストラクチャーと流れの絡む部分を今度は小型軽量バイブで攻める。

大抵は、３Dダートで出るのだが、今回は出ない。
出しきれない可能性は否定できないが、次なる戦略を考える。

そこで取り出したのが鉄板。
因みにこのポイントは水深が乏しく浅い。

けれど、鉄板。

水深をカバーするのが、ここの場合は流れ。
流れはそこそこ強く、小型軽量バイブではタイトに撃ち込んでも表層は探れるのだが、それより下のレンジではフォールの間にルアーが流され、少し狙いとズレがどうしても生じる。

そこで、小型軽量バイブで攻めきれない微妙なところ。
そこに、フォールの早い鉄板で素早く沈め、狙いのレンジに到達させることで、小型軽量バイブのフォローをすることに。

また、鉄板はウエイトもあり、小型軽量バイブよりは流されにくいことも使用理由。

これですぐに答えが出るかと思ったが、そう上手くは行かなかった。

投点を微妙にズラしていき、くまなく探り、時間を要したがようやくのキャッチ。
この日３本目。


(かわいいサイズ)

ヒットルアーは私が大好きなBlueBlueのTRACY25。

フォール速度は早目、弾き抵抗は軽く、浮き上がりにくい設計となっている。

私も大場所や水深のある場所での使用が多いが、都市型河川でもよく使用している。

サイズは小さいが、TRACY25の投入は正解で満足。

これで切り上げようと思った時、水面覗いていると、ナマズような魚影を発見。

サイトで狙えると、発売前のLITTLE JACK Hanebixメタルブレード50mm12.5gのサンプルを投入。

十分な引きしろをとって目の前を通すと一撃。

バイトシーンも丸見え。
完全にナマズと思って上げると…なんと！?雷魚。



この河川や他の福岡市内河川でも釣ったことはあったが、意外な魚であった。

雷魚はいったいどれ位振りだろう？数年ぶりの雷魚に驚きつつも満足。

時折、小雨も舞ったが、全然気にならない程楽しめた。

いい釣行だった。

Hanebixメタルブレードの50mm、60mmは様々な魚がターゲットになるかと思います。発売開始までお待ち下さい。




最後にお知らせ。

BlueBlueのイメージガールが登場♪

その名は「MEGU」。

BlueBlueの求めるイメージを一緒に作っていきます。








皆様応援してあげて下さいね。




Tackle Date

ROD :Daiwa MORETHAN 　　　　　　　BRANZINO 87ML URBAN SIDE 　　　　　CUSTOM O3

REEL: SHIMANO 14STELLA　C3000

LINE :DUEL HARDCORE X8 1.2号

LEADER :Daiwa MORETHAN
X’treme TYPE F25lb

HIT LURES

BlueBlue TRACY25
(Color グリーンゴールド)



LITTLE JACK
LIKE BRINKS 86mm
(Colorケイムラクリアブルー)



HANEBIX メタルブレード50mm(サンプル)
(Color )