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小型ミノーの不思議




 

先ほど浦戸湾のスーパーガイド、やまひろキャプテンから電話が入り日曜日に和のネイティブ、アカメのグッドサイズが出たとのこと。

フライでの釣果だったそうですが、今年は何やら小さいベイトに反応がいいという話しでした。

ここ最近は雨も多く、水温が低い高知。

先週の高知遠征でも
ウェーディングしててあまりに寒いので水温を計ってみたのですが宿毛湾でなんと13℃・・・

驚きました。

浦戸湾でも20℃前後、流入河川でも16℃でしたから、異常と言っても過言ではないでしょう。


日曜日に地元の渓流で水温計測したら14℃でしたので、山より低い?ってこと??

特に高知は気温も水温も低いようで、アカメどころかシーバスも活性が低くて当たり前ですよね。


その低水温に関連して気づいたのがベイトフィッシュのサイズ。

これも釣りをしている中で感じることですが、やはりサイズの小さいルアーに魚が反応する傾向が強いように思います。

これ、あくまで自分個人の感想ですけどね。

岡ちゃんからの情報でも水温に関する似たような話しがあって、最近は九頭竜でも20℃を境に釣果が変わる傾向があるようです。

20℃を超えて「水が温かいな」と感じた場所では入れ食い状態になるみたいで、自分もここ1ヶ月くらいは水温系と睨めっこをしながらルアー選択を行うようなケースが多いですね。

そういう厳しい状況で結果がでるのが、実は小型のミノーで、当社で言うところのGiulia 60 Sあたりになります。

この商品はすでに生産中止になっており、来年の再リリースに向けてデザインをリニューアルしているところなのですが、このルアーはこういう渋い状況では効くんですよね。

どのくらい効くかというと「Giuliaに変えると釣れるのわかってるから使わない。嘘だと思う?じゃ交換してみようか・・・はい、釣れた」

このくらい釣れるんです。

1年のうちでも高確立でデイゲームが通用する初夏ですから、どうせ釣るならエキサイティングな釣りがしたいと思うのですが、今年はどうもそれがカレンダー通りではない感じなんです。

そうなれば、最終的には魚の顔を見て帰りたい、ということで最後にはコイツを使ってしまうのですが、これで釣れると自分の中では「終了〜」という気分になってしまうのです。

非常に贅沢な話しですけどね。


先日の高知遠征で、最後の日にグレイゴーストに乗った時もそうでした。

ライトの灯るストラクチャー絡み。

シーバスがボイルして、船の横までベイトを追いかけるシーバス。

しかし、何を投げても食いません。

やまひろキャプテンに「これ、たぶん食うよ」と宣言してキャストすると、一発でした。

だめ押しにもう1回・・・

次は3投目に画像のグッドサイズ。




やまひろキャプテンも唖然でしたが、このサイズとバイブレーションが、この状況にマッチしていることは一目瞭然でした。

ただこれは、決してGiulia じゃなければならないという話しではなく、春先に有効な小型ミノーのパターンを今の季節まで引っ張ってきていることに大きな「不思議」を感じているというお話しです。


こういう低水温の続く時、魚がいても食わないという状況では小型でバイブレーションの強いミノーであれば同様の効果があると思います。

早くシーバスのエキサイティングなゲームが楽しめるよう、海が暖かい南の風を運んできて欲しいものですね。


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