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ロシア遠征その2



 


極東ロシアの沿海州に位置する、トゥムニン川。

日本を出発して3日目の朝から、いよいよ釣りがスタートしました。


ここでは朝から夕方までの丸一日を5日間フルに釣りができる予定になっており、久しぶりに誰からも邪魔されず(笑)釣り三昧の日々が始まります。

と思いきや、ロッジから下流域は携帯電話が繋がるエリアがあり、ローミングによって3つのキャリアは全て通話が可能。

iphoneの定額設定となっているキャリアに接続はされましたが、幸いなことに?かなり電波は弱し(笑)

回線の速度が極端に遅く、画像を送るには何度もトライする必要があったのでtwitterでのつぶやきも一苦労でした。

海外でもソフトバンクは繋がりにくいなという印象でしたが、日本国内でも頑張って早く繋がりやすい環境にして欲しいものですよね。



海外での釣りで大切なのはガイドさんとのコミュニケーションで、ここがダメだと釣りが楽しくないばかりか、良い釣りができません。

もちろん、ガイドさんは魚のいる場所に連れていってくれる訳ですから、そこで素直に釣りをすればいいのですが、ゲストである自分達がどんな釣りがしたいかを伝えることが大事で、例えば今回などはシーマを狙いたいのかタイメンを狙いたいのか?、数が釣りたいのかサイズを狙いたいのか?、とか。

ガイドさんの指示通りに釣りをするという選択肢もありますが、特にミノーイングでトラウトを狙う場合は深場に行っても歯が立たない場合が多く、スプーンはやらないとか、ある程度の釣りのスタイルを理解してもらう必要があるということです。



 

 

↑ ロッジオーナーでもありガイドもこなすウラジミールさん。

挨拶程度の言葉は覚えて行くくらいの努力もゲスト側には必要で、それでずいぶんと向こうの態度が変わるものですし、ある程度の単語を知っていれば多少の希望を伝えることも可能です。

「書いてみ」と言われると困りますが、話すくらいであれば、自己紹介、おはよう、ありがとう、上下、浅い深い、大きい小さい、それと魚の名前程度はいけるようになったかな?

遠征の度に本を見たり、通訳さんに教えてもらったり、メモを取りながら覚えてきました。

久しぶりのロシアだったのですっかり言葉も忘れていましたが、しばらくすると徐々に思い出し、ウラジミールさんとも息ピッタリ。

勉強した甲斐がありました(笑)








釣りは基本的にウェーディングスタイルですが、場所の移動はこのような細長いボートで行います。

ロシアではラフティングの時以外はほとんどがこの形状のボートで、鉄板と木の板を組み合わせた手作りです。

増水した場合や、どうしてもショアから狙えない場所など、まれにボートの上から釣りをする場合もありますが、それ以外は移動のためだけにボートは使用されます。

川の流れに強く安定しており、細長いので乗降がラクです。


9人のメンバーが3人づつに別れ、自分は九頭竜の名手本岡さんと、今回初ロシアとなるルアマガ元編集長の水口さんのチームで5日間を共にしました。





最初に入った場所は分流が本流に合流する出会いがコーナーに繋がる一級ポイント。

 



 
ここで1投目からシーマがヒット!

そのファイトをしている最中に、同行の本岡さんにもヒットし、幸先の良いスタートとなりました。


 


 
 
 


 


レッドとグリーンが薄っすら混じった婚姻色が映る美しい魚体。

本州では時期的に色がついたサクラマスを釣る機会は少ないため、かなり新鮮な気持ちで魚体を眺めます。

コッピ川でも河口に近いところで釣りをするので魚はフレッシュな状態ですから、婚姻色は出ていません。


 

 

銀ピカの魚体も美しいですが、色が出ているサクラマスもまた違った魅力があります。

トラウトには他の魚と違って、こういう楽しみもあります。

どういう順で魚体が変わって行くのかは不明で、同じ場所でもサイズが大きいのに銀ピカのフレッシュだったり、サイズが小さくても成熟している魚もいたり・・・

ここは特に海から離れているためこういう現象が顕著なのだと思いますが、どういうことが要因で体が変わっていくかは謎、ですね。


 



 
その3に続きます。



 

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