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▼ ロシア遠征その1
- ジャンル:日記/一般
- (トラウト, サクラマス, 海外遠征, AVION, ノースクラフト, イトウ, モンスターフィッシュ, NORTHCRAFT)
今回で丁度、通算10回目の訪問となった極東ロシア遠征。
コッピ、サマルガ、ホール、クフトゥイ、ウーリビエア、ワヒールといろいろな川で、様々な種類のトラウトと出会ってきました。
キヅチ(シルバーサーモン)
アムールタイメン(イトウ)
サハリンタイメン(日本に生息するイトウとほぼ同種)
シーマ(サクラマス)
ケタ(シロザケ)
ガラブーシャ(カラフトマス)
クンジャ(アメマス)
ガリエツ(アークティクチャー)
ハリウス(グレーリング)
レノック(コクチマス)
この他、キングサーモン、レッドサーモン、スチールヘッド、パイクなど、我々が見たこともない未知の魚も含め、実に多彩な魚が生息する極東ロシア。
まさに「トラウト天国」です。
コッピ、サマルガ、ホール、クフトゥイ、ウーリビエア、ワヒールといろいろな川で、様々な種類のトラウトと出会ってきました。
キヅチ(シルバーサーモン)
アムールタイメン(イトウ)
サハリンタイメン(日本に生息するイトウとほぼ同種)
シーマ(サクラマス)
ケタ(シロザケ)
ガラブーシャ(カラフトマス)
クンジャ(アメマス)
ガリエツ(アークティクチャー)
ハリウス(グレーリング)
レノック(コクチマス)
この他、キングサーモン、レッドサーモン、スチールヘッド、パイクなど、我々が見たこともない未知の魚も含め、実に多彩な魚が生息する極東ロシア。
まさに「トラウト天国」です。
9月から翌年の5月まで冬に閉ざされ、マイナス30度〜40度になるため水面は全面結氷。
春は6月から始まり7月、8月の間に夏、秋が通り過ぎる。
この3ヶ月の間に様々な魚達が産卵のため順番に川を遡上するのですから、賑わしいことこのうえなし(笑)
但し、ターゲットを絞って釣りをする場合は、その遡上時期が短いため、ピッタリ合わせるのは想像以上に困難なのです。
相手は自然ですし、近年の地球規模の天候不順により魚のハイシーズンを予測することは年々難しくなっていることは間違いありません。
極東ロシアと一口に言っても、緯度や水源、河口の海域によって生息する魚は様々で、特に遡上魚を狙う場合はその河川の詳しい情報を収集することから始まります。
つい最近までは、河川ごとのカレンダーを把握する旅行会社があったのですが、近年は日本の景気低迷に加え、海外からの訪問客の減少というマイナス要素が加わり旅行会社も斜陽の一途。
ビザの取得はもちろん、共産国である現地で釣りをすることすら難しくなってきており、数年前に比べるとずいぶん状況が変わってきたように思います。
その中でこうやってロシアで釣りが楽しめるのも、西村師匠が長年培ってきた人脈や経験による情報の蓄積によって成り立つもので、自分も今までのロシア遠征はほぼ全て師匠に同行させてもらっての釣行です。
今回釣りをした場所はロシア沿海州に注ぐトゥムニン川。
初めて釣りをする川です。
ターゲットは日本ではめったにお目にかかれない70オーバーの大型シーマとメーターオーバーのタイメン。
特に80cmに迫る巨大シーマは西村師匠も長年追いかけてきた魚で、今回メインとなるターゲットです。
トゥムニンは北海道の湿原に見られるようなタンニンの強い水で、通常でも茶色く透明度が低い水質が特徴。
いかにもイトウが棲む川というイメージで、ロッジは河口部から約150km上流部に位置します。
成田空港からハバロフスクまでは約2時間半のフライト。
時差は日本より2時間遅れです。
緯度が高いため夜の9時頃にならないと日は沈みません。
ハバロフスクに到着し、インツーリストホテルで一泊。
移動の拠点となるハバロフスクやウラジオストックから釣り場へのアクセス方法はいろいろあります。
・国内線の飛行機
・ヘリコプター
・列車
・自動車
川下りをするラフティングの場合はヘリを使用しなければ現地まで行くことができませんが、近年はヘリのチャージ料金が高騰し必要がない場合は使用するケースが減っています。
オホーツクやカムチャッカ半島の場合は国内線で移動し、それ以降は車や戦車、船など最善の方法を模索する訳ですが、今回のような沿海州周辺の場合は列車や車をうまく組み合わせてスケジュールを組まなければなりません。
但しロシアの列車は速度が極端に遅く、今回のように約600kmの道程を20時間で移動することになりますので、うまく段取りをしないと相当な時間ロスになってしまいます。
車での移動という手段もあるのですが、道路の整備状態が悪く乗り心地は最悪(笑)
しかも結構ドライバーさんが飛ばすので首や腰の悪い人は要注意です。
個人的には時間がかかっても列車の方がラク(横になっって寝るだけなので・・・)なのですが、小さな駅にはホームがなく乗り降りがちょっと大変(笑)
停車する位置も適当ですが、タラップからの高低差が凄くて乗り降りには一苦労します。
何でも便利に慣れている日本人は笑うしかないのですが、これがロシアの常識。
考え方の違い、暮らし方の違い、気候の違い、文化の違い、etc
・・・
その国に行けば、その国のルールに従わざるを得ないのは遠征の宿命です。
ま、それをも楽しんじゃう、というのが遠征釣行の醍醐味でもありますがね。
・国内線の飛行機
・ヘリコプター
・列車
・自動車
川下りをするラフティングの場合はヘリを使用しなければ現地まで行くことができませんが、近年はヘリのチャージ料金が高騰し必要がない場合は使用するケースが減っています。
オホーツクやカムチャッカ半島の場合は国内線で移動し、それ以降は車や戦車、船など最善の方法を模索する訳ですが、今回のような沿海州周辺の場合は列車や車をうまく組み合わせてスケジュールを組まなければなりません。
但しロシアの列車は速度が極端に遅く、今回のように約600kmの道程を20時間で移動することになりますので、うまく段取りをしないと相当な時間ロスになってしまいます。
車での移動という手段もあるのですが、道路の整備状態が悪く乗り心地は最悪(笑)
しかも結構ドライバーさんが飛ばすので首や腰の悪い人は要注意です。
個人的には時間がかかっても列車の方がラク(横になっって寝るだけなので・・・)なのですが、小さな駅にはホームがなく乗り降りがちょっと大変(笑)
停車する位置も適当ですが、タラップからの高低差が凄くて乗り降りには一苦労します。
何でも便利に慣れている日本人は笑うしかないのですが、これがロシアの常識。
考え方の違い、暮らし方の違い、気候の違い、文化の違い、etc
・・・
その国に行けば、その国のルールに従わざるを得ないのは遠征の宿命です。
ま、それをも楽しんじゃう、というのが遠征釣行の醍醐味でもありますがね。
列車にはいろいろな等級があり値段もピンキリですが、我々が乗った車両は中級クラス。
一部屋にベットが4台あり荷物も収納可能ですが、その分通路は狭いです。
隣には食堂車があって、ここは別世界。
幸い夕食はこの食堂車で頂くことができました。
豚肉のソテーにボルシチのセット。
シンプルですが、なかなか美味しかったです。
朝の8時頃にハバロフスク駅を出発し、ロッジのあるコト駅に着いたのは翌日の早朝。実に20時間の列車の旅でした。
ロッジに到着したら準備をして早速1日目のスタートです。
ロッジはゲスト用やガイド用、食堂など大小10棟ほどのログハウスが立ち並び、トイレ、バーニャ(ロシア式サウナ)も完備された、さしずめ釣りやハンティングのための基地。
こんなロッドスタンドも嬉しいですね。
ゲストハウスはワンルームでベッドがいくつか並び、談話用のテーブルが1セット。
必要にして十分な広さです。
布団や毛布、枕もあるのでシュラフは不要。
コックさんのおばちゃんもちゃんとした食事を作ってくれて、長期間でも快適に滞在することができます。
お昼は河原でランチ。
パンやチーズ、ソーセージにカップラーメンという組み合わせ。
パンやチーズ、ソーセージにカップラーメンという組み合わせ。
これは大好物のグレチカ。
蕎麦の実を炊いたものです。
大粒でしっかり蕎麦の味がします。
これはムース(ヘラジカ)のユッケ。
鹿のバーベキューは一度コッピで食べたことがあり、とても美味しかったのですが、これはさらに絶品!
ニンニクやタマネギに漬け込まれているせいもあってか、全く癖もなく柔らかい食感でとても美味しかったです。
ロシアの郷土料理であるボルシチはもちろん、やはりその場でしか食べられない料理は格別ですね。
釣りの模様は、その2へと続きます。
- 2011年7月17日
- コメント(6)
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