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北出弘紀 KD

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ミニオグル



 

先日、久しぶりに香港で釣りに行ってきました。

大阪と横浜のフィッシングショーやその他の展示会など、年末から4月までは準備や出張続きでなかなか釣りに行く時間がありません。

そんな状況を察してか、香港の釣友であるジェリルから度々釣りのお誘いがありました。

「KD(海外の友達からはこう呼ばれてます)、釣りをしないと良いルアーはできないよ!」

おっしゃる通りでございます(笑)





よやくタイミングがあって行ってきたのは、前々から開拓しようと話しをしていた香港の湾奥の釣り。

今回はチームLPM(Lure Paradise Magazine)フルメンバーでのセッション。

香港にはこれと言った目立った河川がないので、日本のようなリバー絡みの釣りは難しいのですが、運河から枝分かれする水路があり(いわゆる湾奥)、そこにもシーバスがいるに違いないということでフィールド開拓中なのであります。

香港をよく知る人でさえあまり馴染みのないフィールドなのですが、日本ではこの感じ、どっかで見たことある風景でしょ?(笑)




 

タイミング的に干潮からの上げ狙いとなりましたが、ちょうどフィールドに到着した時は潮が全く動かない状態。

魚は橋脚などのストラクチャーに付いているようですが、これがまた香港シーバス。

アクティブな時とそうでない時の差がハンパじゃない(笑)

別の魚なんじゃね?と思うくらい性格がバラバラでパターンが掴み辛く、シーズンや場所によって反応の良いルアーやアプローチが違ってくる。

まあ、気まぐれなのはどこの魚も同じでしょうが、場合によっては激スレの日本より難しいさを感じるほどですからよほどです。

香港でも東京湾のようにボートでの釣りであれば、ある程度釣果は安定しているのですが、おかっぱりとなるとかなり難しさを感じますね。

まあ、それだけに1匹の価値は大きいです。




 

とうことで、何を投入しても反応無し(笑)

メンバー全員で橋脚回りを絨毯爆撃しますが、魚からの答えは得られません。

時折ベイトを追いかけてボイルはしているのでシーバスはいるようです。

ジェリルによると、あまりサイズは出ないが数は釣れるよ!とのことでしたが…

チーバスの群れ??(笑)

ここはとりあえず魚の顔を見たいので、ルアーのサイズを下げる作戦で…

と言うことで、この春発売予定のAIR OGREのダウンサイズモデル、58mmを投入します。





 
最終的な調整をしなければならず、今回はルアーケースにしっかり忍ばせてきました(笑)

現在、販売を予定しているのはシンキングとスラロームの2機種。

58mmというサイズを開発した目的は、シーズン初頭のマイクロベイトパターン対応ということと、最近益々増加中のチヌ、マダイでの使用です。

アクションは70、85と同じく、シンキングは頭を軸にテールを振るアクション。ボリュームがあるのでシンペンとは少し違いますが、種類としては近いアクションですね。

頭を振るクランクベイトやミノーに比べると、動きが手に伝わるしっかりしたアクションでありながら、水を後ろに逃がすので魚に与えるインパクトはナチュラルな方向だと思います。


スラロームはボディー全体で水を受け、その名の通りS字軌道で泳ぎます。

スイミングではロッドや手に伝わる振動は感じられませんが、リフト&フォールからのリフト時、歴代オグルと同じく少し強めに持ち上げると、あの独特の「ブルブルンッ」という強烈なバイブレーションを感じることができると思います。

これがネガティブな魚にスイッチを入れる、いわゆるコールアップ的なアクションにあたります。

スラロームの発売はもう少し後になる予定ですが、シンキングの最終調整を兼ねて、こいつを投入。

シンキングとスラロームではフォールスピードもかなり違い、ドリフト時の流速の違いで使い分けするのもありです。





流れの上流側の橋脚にアップで投げて落とし込み。

水深も2m程度で潮の流れもほとんどないのでシンキングでゆっくりめのフォールです。

ニミオグルに交換し、なんと一投目でバイトがありましたがフックアップせず…

次もバイトはありましたが乗らず…

4投目にバイトがあり、今度はアワセを入れず送り込んでからのフッキング。

で、ようやくフッキング成功です。




 

サイズはそれほどではありませんが、マッスルボディーのグッドコンディション!

新しいフィールドでは嬉しい一本ですね。

しっかり送り込んだせいか、ルアー丸飲み…




 

ルアーのサイズが小さいだけにテールフックのバーブを潰していたのですが、これが正解でした。



 

3時間ほどの釣行でしたが、あとはエリックが極小サイズと自分と同サイズを釣って終了。

もう少し数を出したいところでしたが、タイドの状況もよくなかったので次に期待です。

湾奥では、なかなかタイドグラフに準じた潮の動きにならないので短時間勝負は難しいですが、いろいろ開拓しながら香港シーバスの謎を解き明かしていきたいと思います。



 

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