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ビッグベイトプロト



 

大阪、横浜ショーで展示させて頂いたソルト専用ビッグベイト、まだまだプロトの初期段階ですがこんな感じで開発を進めております。

開発コードネーム、5RDN …

こう書いてサーディン
(SARDINEのアルファベットの略)と読ませます。

全長は160mm。

今までのビッグベイトと何が違うのか?

まずはアカメ、モンスターシーバスをターゲットにしているのでジョイントベイトの弱点とされる連結部の強化。

アクションを犠牲にせずに、どこまで自由度を維持できるか。

もうひとつはフッキングの確実性とバレの軽減。

この手のルアーはミスフッキングと、魚を掛けてからのやり取りでバレが多く、せっかく魚が反応しても確実にランディングまで持ち込めないという問題点があります。

今のところ、掛けてからのやり取りと魚へのダメージ軽減を優先してシングルフックを装着しています。


トリプルフックの場合、フックが大きいと針の軸も太くなるため外掛かりした場合の魚へのダメージが思いのほか大きくなります。

このフックは同じラパラグループのVMCが開発しているオフショア用のシングルフックですが、プロトタイプながらロングポイントで非常に刺さりが良く、現在ルアーと共に検証中であります。

もちろん、トリプルフックの装着も想定しあらゆる可能性は追求して行きますが、この辺はじっくりと時間をかけてブラッシュアップしていくつもりです。


タイプはフローティング、シンキング、サスペンドモデルの3機種。

テストをやりながら、どのモデルからリリースするかを決めていきたいと思いますが、このモデルに関してはスピニングのシーバスタックル(ミディアムクラス)でなんとか「ヨイショ」とかついでキャストができる程度に納めたいと考えています。

以前、サロンドノースクラフトで展示したことのある「獣飯」に関しては、全長290mm、100g近い重量でしたので、これはなかなか通常シーバスで使用しているタックルではキャストが難しいこともあり、まずは普段の釣りの延長線上で実践投入できるアイテムからスタート。

そこから徐々に深いところに入って行くイメージで、普段のゲームにパターンとしてのビッグベイトをどうやって組み込んで行けるかをテーマに考えております。


 

当然、これだけ大きさが違ってくると使用する季節やパターンが違ってくるのですが、160mmとなれば確実に使えるシチュエーションは広がってきます。

まずは160mmを仕上げ、将来的にはこの上と下、140mm、220mmあたりのサイズも検討していきたいと思っております。

何せ実戦での検証が必要になるアイテムですから、いつ発売できるかは全く未定です。

今年一年はしっかりとテストを重ね、2014年あたりに発売ができれば御の字かな、なんて思っておりますので首を長くして待っいてください。

ちなみに北陸フィッシングショーにもプロトを展示しますので、ご来場される方は会場で実物をご覧下さい。



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