昨年の年末は久しぶりに、普段は手の入らないところの掃除をしました。

いろいろ面白いものが次から次へと出現し、なかなか掃除が進まないというお約束の事態。

誘惑と戦いながら掃除を続けていたら、ついに凄いものを発見！

小学生の時に親父に買ってもらった、初めてのマイリール。

ダイワのスピンスター１０００。



これで近所の清流域から渓流まで、スピナーやスプーンが中心でしたが、ルアーフィッシングとしてスタートした最初のリール。

忘れようとしても忘れられない思い出の品です。



そっと回してみると、長年の酷使を物語るように、決してスムーズとは言えない状態でしたが、不思議なものでハンドルを回す度に数々の思い出がフラッシュバック・・・・

あの頃の情景が、走馬灯のように駆け巡りました。



「よく顔を見せてくれたね。ありがとう」

十分奇麗な状態ではありましたが、感謝を込めてウエスで磨き元の場所に。


思えばルアーを始めたのが11歳。

あれから実に37年の月日が流れています。

ルアーで初めて釣った魚はウグイでしたが、その時の感動は今でも忘れることはありません。

１人の釣り人として、ルアーデザイナーとして、少しでも多くの人に、この感動を伝えていきたいと思います。